おおした鍼灸院、逆子治療のホームページです!
「逆子治療について」
妊娠期および逆子の言い聞かせについて
こんにちは。
やっと時間ができました。
今日は逆子の話です。
またまた治療についての質問TELが多くなってきたので、こちらのブログへきてもらうことにしました。
逆子に鍼灸が良いっていうのは色々な角度から検証されています。
ただ比較実証が難しいので経験的なところからの議論が主にはなりますが、ツボにうまくハマればその場でよく動くようになりますし、大きく動こうとします。
やってて思うのですが、確かにお灸は逆子にいいですね。
そりゃあそうですよね、お腹の赤ちゃんも居心地がよくなりますから。
ではどうして居心地がよくなるのか。
私の考えですが、腹腔の深い所の温度が上がり内蔵全体の動きが良くなるからではないかと思っています。
三陰交にお灸をすると骨盤内腔付近の血液の流れが早くなる、とどこだかにありました。
これはもう一度調べないといけませんね。
時間をみつけて探しておきます。
ところでこの三陰交の「三陰」ですが、足経絡である厥陰肝経、少陰腎経、太陰脾経が交わる、という意味です。
それだけパワーが強いのですね。
でも三陰交はあくまでも脾経上にあります。
脾経とは水穀の気を取り込む働きがある、すなわち消化吸収にとても大切な経絡です。
ということは内蔵でも消化器系との関連が非常に強いわけです。
脾経に作用するということは消化器系を元気にするということにつながり、消化器系が元気になればそれによる婦人科系への圧迫が少なくなる、そして赤ちゃんも動きやすくなるわけです。
至陰にいたっては陰のつきるところ、つまり陰陽の境ということ。
上下がわからない赤ちゃんに下がの方がらくだよ!って教えるツボでもあります。
三陰交で赤ちゃんが動きやすい状態にしてあげて、至陰で下を教えてあげる…という感じでしょうか?
ですからこの2つのツボは重要なんです。
でもこのツボ前後にずれると腎経や肝経を刺激することになり、出産時に出血が多くなることがあるかもしれません。
チャンとツボを確認してもらってお灸をしたいところです。
でもそれだけでは不十分。
私は日々どのように過ごすかも重要なポイントだと思っています。
そこで大切なのが「温める」「睡眠」「体操」「気持ち」をどのようにコントロールするかです。
2012年12月に書いた逆子治療で言っている4つのことをご覧いただければ大体のことはわかると思いますのでそちらのほうで…
どれもこれも、その意味を理解してやらないと全く効果がないですからね。
逆子体操もなぜそれが有効なのか、何を狙ってそれをするのかちゃんと理解してやるんですよ~
患者さんからのお便りにも色々ヒントが…
あとはこんなところをよんでもらえばいいかな?
(9)睡眠は神の掟 2012年12月
妊婦さんと睡眠の質について 2010年11月
体内時計の誤差50分について… 2010年11月
外回転について 2011年2月
その妊娠期のあり方間違ってるかも(&ほとんど逆子直しの間違いについてだけど…)2013年1月
こんな感じです。
ではでは、もしもこれで思うところがあれば、気軽に連絡くださいね。
おおした
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます