妊婦さんと風疹の話に…
なんでも世代によっては風疹の予防接種を受けていない人が多い時期があるんだとか。
Wikiで調べてみると「谷間世代」としてそのことが書いてありました。
として、日本の予防接種法が1994年に改正されたことが挙げられる。これ以前は女子のみが中学校期において風疹の集団予防接種を受けることになっていたが、改正後は男女とも1歳~7歳半の間までに定期接種する方法に変更された。このため、1979年~1987年生まれの世代は風疹の予防接種を受けていない可能性が高い。
年代的に合っている!!
あとは男性の方が風疹にかかっています。
患者の7割以上は男性で、うち20代~40代が8割
谷間世代の男性は予防接種を受けましょう!とくにご結婚されている男性はね!!
ということで8ヶ月過ぎてるから大丈夫ですよ~、とはいったものの、もう一度調べておいたほうが良いと思ったしだい。
あとにも書いておりますが…
妊娠後半の罹患では、胎児に感染は起こっても、先天異常は出現しません。
とのことです。
気を付けないといけないのは
妊娠1か月以内に風疹にかかると、約50%、妊娠3か月以内の場合は約20%の確率で先天性風疹症候群の子どもが生まれるということ
それはおいておいて…
~~ 都内でも「先天性風疹症候群」の赤ちゃん ~~なるニュースが…(テレビ朝日系(ANN) 4月4日(木)6時14分配信)
ウイルス性感染症の風疹の患者が増え続けているなか、妊娠中の母親を経由して赤ちゃんに障害が出る「先天性風疹症候群」が3月、東京都内でも確認されていたことが分かりました。
とのことです。
風疹は妊娠中の女性が感染すると胎児に影響が出る恐れがあります。
赤ちゃんが罹る先天性風疹症候群ですが、心臓や目などに障害が出る恐れがあるとのことです。
去年10月以降、全国で7人の赤ちゃんに確認されていて、都内では初めて。
【先天性風疹症候群】
※妊婦が妊娠前半期に風しんウイルスに感染すると、胎芽、胎児も感染し、そのことにより出生児に起きる障害を先天性風しん症候群といいます。白内障または緑内障、心疾患、感音性難聴(3主症状)、精神運動性発達遅滞などが見られます。先天性風しん症候群の発生頻度は、妊婦が風しんに感染した時期により異なり、妊娠4週までは50%以上、5~8週は35%、9~12週は15%、13~16週は8%とされています。妊娠8週までの罹患では、白内障、心疾患、難聴の2つ以上の疾病が出現し、それ以降20週までの罹患では難聴のみのものが多く、妊娠後半の罹患では、胎児に感染は起こっても、先天異常は出現しません。
先天性風しん症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について 厚生労働省健康局結核感染症課長 PDF
この文書によると、2005年以降患者発生は0ないし多くて2人だったものが、昨年は5名(暫定値)もの赤ちゃんの報告があったそうです。
先天性風しん症候群に対する特異的な治療法は無いので、妊娠前にワクチンによって風しんに対する免疫を獲得することが大切だとのことです。
気になることはコツコツ調べる。その積み重ねって大切だなぁ。今回も勉強になりました。ありがと(^O^)
おおした
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