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先日書いた、以下のブログの続きになります。
鍼灸師をしている手前、つい脈を診てしまいます。
あれは亡くなる2日前だったでしょうか、いつも通り元気そうな脈だったのに、その次の日は脉がほとんど触れなくて、、
あれを死脉というのかなぁ?
呼吸はいつもと変わらず深かったんだけど、、、
脈が本当に触れにくくなってて、、
看護師さんに聞いてみたら、血圧の上の方が50を切ったからかも、と、、
そして、ここのところ水を飲めず、尿量も30ccくらい
それで管も外させてもらったと、、
でも、ほんとスヤスヤと気持ちよさそうに眠ってて、、
「上手に歩まれてますよ」
と看護師さんが素敵な言葉をかけてくれました。
おばちゃんですが、親戚とはいえ姉の旦那の母親なのでちょと遠いんです。
そして広島に帰る機会があっても、住んでる場所が少し遠いのもあり、会う機会は冠婚葬祭くらいしかありませんでした。
今回ですが、子どもたちだけでなく、親戚もほとんどの方が県外です。
だから時間ができたらお見舞いに行くようにしていました。
でも向洋の病院はうちからだとアクセスが悪く、実際のところ、週に一回程度しか行けていませんでした。
だけどほぼ寝たきりになってからはちょっと心配になり、、
そして、会う機会が増えるにつれて、なんだか愛着もわいてきて、
で、転院した先の広島駅近くのホスピスがお見舞いしやすい場所だったのもあり、お見舞いの頻度は増えました。
そういえば、ホスピスに入る前の病院、
まだ会話が成立していたりしていなかったりしていた頃の話、、
昔の話はよく覚えていて、、、
特に子どもの頃の話を振ると、いっぱい話をしてくれることもありました。
とはいえ、自分の名前を名乗ったところで私自身を認識できるとは思ってなかったし、おまけにマスクを外すこともなかったので、フラッと行ってフラッと帰る毎日でした。
でもある日、ちょうど娘さんが東京から来ていた時のことです。
「府中のよっちゃん(界隈ではそう呼ばれている)が来てくれたよ!」
って紹介された時、、
おばちゃんのどこかのスイッチが入っちゃって、、
眉間に皺をよせて、
「絶対お酒呑んじゃだめよ!わかった!」
って、とうとうと叱咤されちゃって、、
若いころのね、、
私の思い出したくない話(^◇^;)
家宅侵入に暴れん坊等、酒の席での失敗は数知れず、、
挙句の果てに、酔っ払って2階の部屋から落っこっちゃって、背骨を骨折。
幸い今も元気に生きながらえてはいますが、打ちどころが悪ければ ^^;
私の黒歴史を知る親戚はめっきり少なくなり、またそのことで叱ってくれる人なんて、ほんと何年ぶりなんだろう。
だから少し恥ずかしかったけど、とっても新鮮だったのです。
うん、ただただ嬉しかった!
一緒に歴史を生きてくれた方が亡くなる、、
自分の昔を知っていた方が亡くなる、、
やはり寂しいものです。
そういえばおばちゃん、浄土真宗を学んでいたとか。
私もちょい頑張って学んでるんで、生きているうちに仏教の話もしたかったな、って。
で、お通夜に告別式に、、
こういう機会でもないと、皆と会う機会もないよね。
久しぶりに、おばちゃん家族と話ができたのもよかった!
どれもこれも、おばちゃんが引き合わせてくれたのね。
ご縁を大切に、正しく生きていく!
頑張るぅ!
いろいろありがとーー!
感謝です!
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