「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

動画に頼りすぎる子育ては危険すぎる

2023年01月21日 | 子育て
孫ちゃん
家の中で雪遊び中( ´∀`)
いろんなものに触れて触って五感を育てまくってる
それを大切にしているお嫁ちゃん、すごすぎ(^。^)


「視覚と聴覚、触覚は大脳新皮質に直接入るから分断してはいけない」とは山際先生の言葉である。



大人が動画に依存している時代だから仕方ないかもしれないが、小さい時に「見る事ができても触れられないもの」に依存した生活を送ると、現実世界から離れた場所に居場所を探すようになる。

実は赤ちゃんは他者と自分との区別がつかない。お母さんの肌に触れ、おっぱいを吸い、自分は母親とは違う存在なのだと認識していく。その認識がないまま視覚や聴覚に手を出すと、自己形成に歪つさが残る。だから大人は子どもにたくさん触れて欲しいのだが、どこでも動画を見ることができる時代である、大人の忙しさも相まって、つい動画に子守りをさせてしまう。

五感はを育むのは近くから遠くが基本。触れる、舐める、匂うといった体に近いところの感覚をしっかり育てれば、子どもの情緒は安定する。視覚や聴覚にのみ頼る情操教育なんてどうでもいい、子どもに触れ続ける方がはるかに心は発達する。この体に近い感覚をしっかり養った上で見るとか聞くといった、体から遠く離れた感覚を養えば、子育ては絶対大丈夫。

ハミ出すことを極端に嫌がるこの日本で、相手の機微を咄嗟に感じる能力を養っていなければ、本当に地獄だ。そのための肌感覚、とにかくこれでもかというほどお母さんの五感全てを総動員して触れて触ってあげて欲しい。それだけで子どもは生きやすくなる。


子どもの伴走者としてだけいれば、親も子も生きやすいと思うのですがどうでしょう?

問題なく生まれたとしても育てにくい子 かもしれないし、大切に育てても事故や病気で死ぬかもしれない し。

コロナ禍以前から触れる機会が極端に少なくってるこの社会、視覚や聴覚に頼り過ぎることによる危険、触れる事だけが大切だと言っても過言ではない「子育て」、それが難しい時代だからこそ意識的に触れる事に注目してもらいたいんだけど、お父さんお母さんアップアップ過ぎるのかな、活躍してもらいたくないタブレットさんに頼り過ぎる嫌いあり。

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