春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

平野官房長官、イラク派兵は違憲で無かったと発言

2009年11月22日 07時44分52秒 | 政治
天木直人のブログを見て
11月20日の朝刊を見て、平野官房長官が自衛隊の活動は違憲であると考えていない、イラクは非戦闘地域だ、と述べたことを知った。
と言う事を知った。
此れは民主党としての考え方なのだろうか?
平野官房長官個人の考え方なのだろうか?
「何処が非戦闘地域かなんて、私に聞かれても分る訳が無い。」と言い放ちながら、小泉元首相が自衛隊を派遣したイラク派兵も、間違いでは無かったと言うのだろうか、
バクダッドへの空輸は違憲だという歴史的判決が昨年四月名古屋高裁で下されたと言うのに、イラクへ自衛隊を派遣したのは非戦闘地域だから違憲では無いと言うのだろうか?
前政権が犯した憲法違反を、裁判で違憲と決まったものを、違憲で無いと言いくるめるとは!
こう言う事を聞くために、私達は政権交代を待ち望んだのだろうか?

内閣機密費のことにしても、自民党政権の時には散々論っておきながら、いざ政権についたら、前政権と同じ事をして、恬として恥じないこの態度・・・・・

民主党は早くも国民を裏切り始めていると、疑われるような事を次々に繰り出してきている現状を見ると、やるせない気持ちになってしまう。
勿論自民党時代の、酷いを通り越した位に酷い政治のままで良かったとは思わないけれど・・・・・

亀井静香新党結成を模索中

2009年11月16日 15時54分33秒 | 政治
今日発売の週刊現代(11・28号)に、鳩山総理の後は亀井静香が総理になるだろうとの予測が出ていたのを見て、「まさか」と思っていたら、
今度は亀井静香が平沼グループや新党日本と合流して新党を作る動きに出ていると言うニュースである。(国民新党:新党日本と平沼グループに新党結成呼びかけ)
又しても「まさか」と思う様な話である。
幾らなんでも、国民新党が平沼グループと合併するなんて・・・・・

今朝「気まぐれな日々」平沼赳夫「保守再興へわが闘争は続く」で吼えたで、
平沼が深く関わっている右翼の雑誌に「八つ場ダムは本当に無駄なのか?」とか「地球温暖化の原因は炭酸ガスにあらず。」とか言う事を専門外の学者に書かせていたと言う話を読んだばかりの事であった。

亀井静香や新党日本の田中康夫は脱ダム派だから、平沼グループと結ぶとは思いも掛けない事であった。
平沼グループと結んで、右翼色の強い政党になるとしたら、亀井静香への応援はどうしたものだろうと戸惑ってしまう。
それに平沼グループを含んだ新党が此れまでどおりに、民主党政権の一角をになわせてもらえるかどうか?

鳩山総理は故人献金問題くらいの事で、職を辞さねばならない事になるのだろうか?
鳩山総理の抜けた民主党にどれ程の期待が持てるのだろう?
尤も政治は一人の力ではどうしようもないのかも知れないが・・・・・

日米関係を対等の関係に戻す為の軋轢

2009年10月24日 17時13分26秒 | 政治

米、日韓で違い浮き彫り=普天間移設が影-国防長官歴訪
 【ブラチスラバ時事】ゲーツ米国防長官は日韓歴訪を終え、23日にスロバキアの首都ブラチスラバで開かれる北大西洋条約機構(NATO)の国防相会議に出席後、帰国の途に就く。今回の日韓訪問は同盟の基盤を支える安全保障政策で、オバマ政権とのきずなを深める狙いがあったが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に揺れる日本に対しては、ゲーツ長官の厳しい態度だけが目立った。「拡大抑止」強化の共同声明を出し、具体的な同盟強化を打ち出した米韓関係との違いが浮き彫りとなった。
 「米国は核の傘を含む抑止力を供与し続ける」-。ゲーツ長官は22日の米韓安全保障協議で、韓国の金泰栄国防相とがっちりと握手を交わした。日米防衛首脳会談で入室するなり席に向かい、カメラマンから注文を付けられて、慌てて北沢俊美防衛相と握手した光景とは対照的だった。米韓共同声明には拡大抑止の手段として、核の傘、通常戦力、ミサイル防衛が明記され、ゲーツ長官は「米韓は緊密に連携し、21世紀の安全保障の課題に立ち向かう」と高らかに宣言した。
 一方、日本でのゲーツ長官の態度は、普天間飛行場移設問題で不信感が渦巻く国防総省を象徴したものだった。
 日本に向かう機上、時事通信社などに移設問題について「再交渉する選択肢はない」と言い切ったゲーツ長官は、日米防衛首脳会談後の記者会見でも「クリントン国務長官は在沖縄海兵隊のグアム移転協定に署名した。われわれの意見ははっきりしている」と、対応が定まらない日本政府に苦言を呈した。
 米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)に建設予定の代替施設に不満がある米議会は、移設とパッケージになっている海兵隊のグアム移転にもろ手を挙げて賛成していない。ホワイトハウスは「予算を計上しなければ、日米合意に支障が生じる」と議会を説き伏せた経緯もあり、オバマ大統領のメンツをつぶしかねない日本政府の対応に危機感を強めている。
 来年、日米安保条約改定50年を迎えるが「50年に向けた具体的な取り組みを日米で話し合える雰囲気ではない」(米政府筋)のが現実だ。(2009/10/23-16:16)


ゲーツ米国防長官は、日本の担当者が、言う事を素直に聞かないから日本に対してお怒りで、韓国の担当者は素直だから、韓国の国防相とは意気投合された。
「日本人よ、民主党に用心せよ。彼らに任せていたらアメリカから見放されるかも知れないぞ。」とマスコミは言いたげである。
此れまでの自公政権がアメリカの言いなりだったから、
アメリカにしたら最初は少々勝手が違うかもしれないけれど、独立国の政府なら此れくらいの事は当たり前のことなのでは無いだろうか。

日本の思いやり予算がどれ位のものだったのかを検索してみた。

負担額の推移 [編集]
(数値は防衛省公式サイトより)
年 合計金額
1978年 62億円
1979年 280億円
1980年 374億円
1985年 807億円
1990年 1680億円
1995年 2714億円
2000年 2567億円
2001年 2573億円
2002年 2500億円
2003年 2460億円
2004年 2441億円
2005年 2378億円
2006年 2326億円
2007年 2173億円
2008年(予算) 2083億円


合計すると3兆円超だそうである。
この思いやり予算で、日本は世界一気前の良い国と言われているそうである。
普天間基地の移転が日本の国内事情で、はかばかしく結論を得る事ができないからと言って、
その事が、この数字に表れているような、日本のアメリカに対する協力的態度を、即座に無かったことにせねばならないほどの事であろうか?
日本はもっと自信を持ってアメリカに対しても良いのではないだろうか?
この思いやり予算の金額を見れば、日本の誠意はアメリカに充分通じているはずである。

自公政権が此れまで余りに自分を殺した対米従属を続けてきた為に、アメリカの要人の感覚が少々ずれてきておられただけで、
日本政府担当者が普通になったら、アメリカの要人の感覚も、普通に戻ってこられるのではないだろうか?

永住外国人地方参政権

2009年10月23日 14時02分58秒 | 政治

近い将来の法案提出も視野=永住外国人地方参政権-鳩山首相 
鳩山由紀夫首相は22日夕、永住外国人への地方参政権付与について「近い将来の課題として、こういった法案の提出も視野に入れることはあると思う」と語った。公明党が26日召集の臨時国会への法案提出を検討していることに関しては、「うちの方から(法案を)出すのは現時点では難しい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。 
 これに先立ち、政府・民主党は官邸で開催した首脳会議で、参政権付与問題をめぐる議論を推進することで一致。同党の山岡賢次国対委員長は「公明党が(法案提出を)検討しているので、わが党の対応も検討いただきたい」と求めた。(2009/10/22-19:21)


初歩的疑問で呆れられるかもしれないのだけれど、
永住外国人(主に韓国朝鮮人)を、日本人として帰化させる事はできないのだろうか?
戦前から強制的に日本につれてこられ、終戦後も帰国する積りの無い人たちは、
政治的事情から言っても、希望したら日本人の戸籍を与えてもよいのではないかと私は思うのだが、
彼等在日の人達が、帰化を拒むから、今日まで実現できないのだろうか?
それとも他に何か出来ない理由があるのだろうか?

もし日本に帰化できるのに帰化したくないと言うのであれば、
例え地方選挙であっても、参政権を外国人に与える必要は無いのではないだろうか?
もし彼等の本国が帰化を許さないのであれば、彼等と本国との問題なのだから、
交渉するべき相手は彼等の本国であると思う。
日本は国民主権で国民が主人と言う建前になっているのだから、
外国人に参政権を許すと言うのはどうも違うような気がするのだけれど・・・・・
同じ国民であって初めて、運命共同体と言う連帯感も生まれてくるのではないだろうか?

東アジア共同体構想の岡田外相発言で紛糾

2009年10月08日 16時31分44秒 | 政治

岡田外相:米国は加えず 東アジア共同体構想
 岡田克也外相は7日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、鳩山由紀夫首相が提唱する東アジア共同体構想について、「日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、インド、オーストラリア、ニュージーランドという範囲で考えている」と述べ、構想には米国が入らない考えを明らかにした。

 外相は、米国との関係については「(共同体構想に)入らない国を排除するつもりはない」とも語り、配慮を示した。その上で「鳩山首相がアメリカに対して否定的で距離を置く考え方を示したわけではない」と、日米同盟は重要との考えを改めて強調した。


岡田首相のこの発言で、オバマ政権が不信感を持ったと時事ドットコムは心配している。
東アジア共同体構想に懸念=米排除に不信感-オバマ政権

しかしよく考えてみたら。EUにアメリカは入っていないし、
アメリカ・カナダ・メキシコで計画されていると言う北アメリカ機構に、日本が入れてもらえるわけはないのだから、
東アジアでないアメリカを、東アジア共同体に入れると言うのもおかしな話である。

オバマ大統領が本当に、日本はアメリカを排除しようとしていると非難しておられるのだろうか?
日本の中の対米従属派の勝手な思い込みなのではないだろうか?
勿論日本の対米従属で甘い汁を吸っていたアメリカの要人も、
鳩山政権を何とか対米従属路線に引き戻す為に、発言しているかもしれないけれど・・・・・

東アジア共同体というのは、東アジアと言う地域の共同体なのだから、
日本がアメリカを軽視しているから、アメリカの参加を求めないと言うのとは全然意味が違うと言う事を、ちゃんとオバマ大統領に伝えれば了解してもらえる事案なのではないだろうか?

しかしながら岡田外相は、中国などと相談の上でとか何とか言って、
日本の立場をぼやかしていても良かったのではないかと言う気もするが・・・・・
新政権は多事多難のようである。

鳩山・胡錦濤会談

2009年09月22日 17時46分46秒 | 政治
鳩山総理の外交デビューはまずまずの出足と言えるのだろうか?
21日夜(日本時間22日午前)中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席との会談も、一応の成果を上げたと言えるのではなかろうか?
尤も、アジア重視の立場から提唱している「東アジア共同体」構想について「日中両国が違いを乗り越えて信頼を築き、それを軸に構築したい」と鳩山総理が提案したのに対して、胡錦濤主席は東アジア共同体について、特に言及されなかったそうである。(時事通信

東アジア共同体なんて言い出したら、アメリカがどんな反応をするか分からないから、胡錦濤主席は用心されたのではないだろうか?
鳩山首相は張り切りすぎて、外交の怖さをこれから知らされることになるので無ければよいのだけれど・・・・・

日中首脳会談の要旨 
 【ニューヨーク共同】日中首脳会談の要旨は次の通り。

 【東アジア共同体】

 鳩山由紀夫首相 互いの違いを認めながら信頼関係を構築し、東アジア共同体を構想したい。

 【歴史認識問題】

 首相 基本的に「村山談話」を踏襲する。お互いの立場の違いを乗り越えられるような外交、違いを認め合える関係が「友愛」だ。

 【日中関係】

 胡錦濤国家主席 首脳レベルの往来、民間レベルの交流を活発化させる必要がある。経済貿易関係を強化する。アジアや世界規模の問題で協力を進める。両国間で食い違う問題は大所高所から解決する。

 首相 日中間の戦略的互恵関係をもっと中身のあるものにしたい。

 【ガス田開発】

 首相 東シナ海を友愛の海にすべきだ。最近は中国の動きの真意が見えない。

 胡主席 平和友好協力の海にしたい。大局の枠組みの中で正しい処理が必要だ。両国国民の敏感な問題。日中の大局の枠組みの中で正しい処理が必要。関係の構築のため近く事務レベルで接触し、意見交換したい。

 【気候変動】

 主席 温室効果ガス25%削減を打ち出した鳩山首相の中期目標積極的な態度を評価する。

 【チベット問題】

 胡主席 問題を理解してほしい。

 首相 チベットの地位は国内の問題だが、もし可能なら対話による解決を祈念する。

 【北朝鮮問題】

 両首脳 日中双方が朝鮮半島非核化に向け、努力する。

 主席 北朝鮮の6カ国協議復帰へ努力している。

 【食の安全】

 両首脳 日中相互の信頼関係をつくっていきたい。

2009/09/22 13:27 [共同通信]


資源獲得競争と戦争

2009年08月02日 15時00分31秒 | 政治
「一知半解なれど一筆言上」ブログ主一知半解さんが、資源問題についての記事を書いておられる。
この記事を読んで初めて、頭も気立ても悪くない若者で、右翼にかぶれる人が何故大勢出るのかの、理由が分かったような気がした。
要するに「日本は戦争をしてでも、資源を確保する覚悟を持たなかったら、そのうち資源不足になったとき泣きを見るに違いない。」と言う思いからなのではないかと気付いたのだった。

一知半解さんは山本七平マンセーブログと名乗っておられるように、
昔別名イザヤベンダサンと言う名のユダヤ人を名乗って、ものを書いていた人の支持者として、
山本七平の文章を題材に、ブログに記事を書いておられる人である。

この資源問題の記事も、山本七平が書いたものを題材にしてあるが、
ユダヤ人を名乗っていた人だけに、ユダヤの古事を題材にしたもので、
モーセの出エジプト記にのっている、血なまぐさい逸話を題材にしてある。

エジプトを逃れたモーセ一行は、オアシスを手に入れるために《でなかったら砂漠で死ぬしかない絶体絶命の時であったので》 オアシスに既に住んでいたアマレク人と死闘を繰り返して、
遂にアマレク人を絶滅させて、そのオアシスを手に入れることが出来、モーセ一行は生き延びる事ができたと言う逸話である。
此れがユダヤの聖書と呼ばれる書物に書いてあるらしい。

一知半解さんは、この逸話を元に、世界は厳しいのだから日本人もその厳しさを、見習わねばならないと考えられたのであろうと思う。
しかしライバルを皆殺しにしなければ生き残れないから、皆殺しにしたと何の恥じらいも無く書いた様な聖典を持っている民族が、他にどれ程あるだろうか?
アジアの農耕民族では考えられない記述であると思う。

ejnewsさんがその記事のコメント欄に書いておられるように、
仏陀が『“生き残り”と言う理由等で野蛮な行為をすると結局は将来のもっと大きい問題の原因を造っているだけだから論理的ではないよ!』と言われたように、足りない資源を取り合って死闘を繰り返すしかないと考えるのは、少々早計過ぎるのではないだろうか?
此れでは狭い日本では日本人を養いきれないと言う理由で大陸に進出して、
他国の人々に色々と迷惑をかけた、あの戦争の時の動機とそっくりではないかという気がする。
戦後敗戦したにもかかわらず、日本人はこの狭い日本で、
一時は世界がうらやむような豊かな、一億総中流を謳歌する事さえ成し遂げたのである。
そんな事をあの戦争前に誰が想像し得ただろうか?
相手を殺すしかないなどと言う考え方は、考え物であると思う。

ほかにもejnewsさんのコメントには素晴らしい事、がたくさん書かれていたが、道は何とうりもあるかもしれない。

百歩譲って、資源獲得の為に戦争を覚悟せねばならない切羽詰った状態になったとして、
現在右翼が目論んでいるような事で、日本に未来があると思っておられるのだろうか?
戦争の大部分は情報戦であると聞いたことがあるが、
西洋列強には、世界に張り巡らした情報網が有り、謀略も煽動も自由自在に操る能力を、
長い年月を使って培い鍛えぬいているらしい。

一方の日本は海外の情報網もほとんど無いから、もし狙われたら謀略のされ放題になるだろう。
その上アメリカ軍が日米安保条約の下、常時駐留しているのだから、
もし日本の軍隊(憲法改正をして軍隊になったとして)が、敵と見なす相手に攻撃をかけようとするとき、その相手がアメリカにとって撃たせたくない相手だった場合、日本の行動はどんな手を使ってでも阻止されることだろう。
と言うことは、駐留軍の意にかなった敵にしか、攻撃が出来ないという事になるのである。
何故なら、世界が資源問題で死闘をせねばならない程の厳しい状態にあるときに、
日本の為にはなるがアメリカのためにはならない戦争を、アメリカが邪魔しない事は有り得ないはずだからである。
と言うことは実際問題として、日本の国益を図る戦争をすることなど、不可能であると言うことである。
許される戦争は、アメリカの国益にかなう戦争だけになるであろう。
日本はアメリカ等の謀略に載せられて、彼らのための戦争に嵌められ、
この前の戦争の時と同じ結末を迎えさせられるのが、落ちであろうと私には思えるのである。

だからいざと言うときの資源確保の為に、戦力を持とうと言うのは、有害無益な事であると思う。

資源が絶対的に足りなくなったときには、日本がどうあがいても戦力で資源を確保する事など、
不可能な事なのであるから、その時にはあらゆる知恵を使って、生き残る道を模索するしかないと、
腹を括るべきであろう。(戦後の日本の繁栄と言う前例もあることだし・・・・・)

特に戦争に勝とうと思うなら、隣近所の国々とはどんな事が有っても、もめないよう仲良くする様に、あらゆる手を打つべきであるはずなのに、
現在の右翼は、逆に、ことさら近隣を敵視し敵対する事に励んでいる様に見える。
中韓の品性が気に入らないからと言って憎んでいるようであるが、
現在日本はアメリカのような独断専横な国とさえ、
必要に駆られてとは言え、うまく遣っているではないか!
それに現在の右翼は、アメリカ兵の無体な行いさえ見とがめる事無く、許す事ができるのだから、
地域の協力のために我慢できない事は、ないはずであるはずなのに、
敢えて右翼は中韓を敵視しているように見受けられる。
(此れを見て、某国の謀略を疑わないでいられようか!)
このような右翼が本気で日本の為に、運動している人々と言えるだろうか?

国のためなら仲良くするほうが得策だと言うのに、中韓の事となると小さなことにまでこだわって、ひたすら敵意をむき出しにしていながら、
国益の為に戦争も辞さない覚悟などと、主張の首尾が一貫していなさ過ぎると私には思えるのである。

やっぱり日本は国益の為にこそ憲法9条を守って、悪辣などこかの国の策に嵌って戦争に巻き込まれる事のないように用心するのが一番であると、私は改めて確信したのだった。

やっと来た、衆議院解散の日

2009年07月21日 15時48分58秒 | 政治
衆議院の解散が正式に決まった。
衆議院:本会議で解散 8月30日投開票へ
これから40日に及ぶ死のロードが始まる。
鳩山民主党代表がちょっと高揚しておられるようだったけれど、
体を大事にされないと、民主党が勝っても、肝心の時健康を害していたら、今心に描いておられる諸改革も、行う事ができなくなるかのも知れない。
そんな事が気にかかるような最悪の季節の総選挙である。
自民党の高齢の議員には、今度の選挙に出ないことに決めている人が大勢有るそうである。
若返りの為には、暑いさなかの選挙にも、メリットもあったのかもしれない。

此れが麻生総理のしかるべき時だったようだが、麻生総理のしかるべき時とは、どういう基準によって選ばれた日だったのだろうか?

鳩山邦夫総務相が、郵政社長再任拒否のことで頑張っておられるうちに、
西川社長の方を断罪していれば、自民党も今ほどの苦境にはならなかったかもしれないのに、
以前に、郵政改革の見直しが、念願だったと言っていながら、
反対派に簡単に屈して国民を失望させた麻生総理。
中川氏達は麻生総理に圧力をかけて、自民党にとって唯一の起死回生のチャンスを潰していながら、今の自民党の不人気を、麻生総理一人の所為にして、何とか誤魔化そうと企んでいたようだけれど、今回は総理の決心の前に、力技で捻じ伏せられたようである。

今回は、麻生総理は万難を排して、遂に信念を貫き通された。
しかしながら日本で一番暑い時期に、40日間もの日程の選挙期間を設定し、
誰がなんと言っても頑として変えず、自分の意志を貫き通すとは!
人の迷惑というものに対する想像力が、全然無い人なのだろうか?

麻生総理の今回の頑張りにだけは、ほとほと感心するけれど、
完全に頑張る場所を間違えておられるような気がする。

麻生総理にもう少しの判断力があったなら、あの不惜身命の粘り強さも生きてきて、
もしかしたら日本の為に働くことも出来られたかもしれないのにと思うと、ちょっと残念な気もする。

時期的な問題、周囲の反対もものともしない、稀有なくらいの?力を総理就任以来初めて発揮されて、
麻生内閣は今日解散総選挙に打って出られたのだった。

北朝鮮情勢の危険性

2009年06月09日 17時06分02秒 | 政治
今日は皇太子殿下のご成婚16周年記念の日である。
最近は雅子様も、大分お元気になられたようなので何よりである。
 又今日は九州から四国中国近畿東海まで、一気に梅雨に入った模様である。
午前中は強い日差しであったのが、お昼を過ぎた頃からどんよりとして雲が垂れ込めて来た。
インフルエンザウイルスは、湿気に弱いそうだからこれでインフルエンザは一段落と言う事になるのだろうか?
大した風邪でもないらしかったのに、日本中が引っ掻き回されてしまったが・・・・・

今日の天木さんのメルマガと、田中宇さんのメールの記事に、
決定的というわけではないけれど、北朝鮮との戦争の危険性が高まったことについて書いておられた。
天木さんの言葉
米国が強硬姿勢に転じたとすればそれは米国外交の失敗を意味する。そして米国外交の失敗は、それに追従するしかない日本外交の大失敗ということだ。
 しかも今回の米国の対北朝鮮外交の失敗は深刻だ。他のどの国よりも圧倒的に深刻な被害を受けるのが日本だからだ。
 これ以上日本外交は失敗を許されない。日本外交の失敗は今度こそ日本国民に大きな不幸をもたらす。
 私はこのまま米国が北朝鮮への軍事攻撃に突き進むとは思わない。しかし、それも北朝鮮の対応次第だ。
 おろかなサダムフセインがそうであったように、北朝鮮が米国の意図を読み間違えば軍事攻撃の可能性は常にある。それが米国という国だ。

麻生総理などは危機となると顔を曇らせている振りをしながら、どこか待ち望んでおられるように見えるのが気がかりでならない。

今朝の白川さんの永田町徒然草
金正日体制の崩壊訴え=拉致被害者救出に必要-自民・細田氏が引用されていた。
麻生総理のみならず、細田幹事長までもが、とんでもない発言をしていたようである。
(一部引用)
発言は、東京都議選(7月12日投開票)に向け党の政策をアピールするために開いた街頭演説会でのもの。細田氏に続き、麻生太郎首相も演説し、北朝鮮への対応について発言は、東京都議選(7月12日投開票)に向け党の政策をアピールするために開いた街頭演説会でのもの。細田氏に続き、麻生太郎首相も演説し、北朝鮮への対応について「戦うべき時には戦う覚悟を持たなければ国の安全は守れない」と、厳しい姿勢で臨む方針を示した。(引用終わり)
というのである。
金正日も大病をして気が短くなっているかもしれないし、以前ほどには頭も回転しないかもしれない。
つまらない事で切れてしまって自暴自棄になってしまわれたらどうなるだろう。
一触即発の情勢にあるというのに、関係国の責任者の麻生総理が、慎重に戦争にならないように気をつけなければならないと言う時に、
まるで戦争を待ち望んでいるかのようなこの発言である。
大変なことにならなければ良いのだけれど・・・・・

政府や関係省庁の方々には、最悪の事態だけは避けられるように、細心の注意を払って、事に当って頂きたいものである。

パキスタン支援国会合 日本で開催

2009年04月17日 21時31分43秒 | 政治

日本でパキスタン支援国会合開催、ザルダリ大統領が訪日
 日本政府は17日、東京で世界銀行との共催でパキスタン支援国会合を開催した。また、同日、パキスタン政府の主催によるパキスタン・フレンズ閣僚会合が開催された。

 パキスタン支援国会合には日本、パキスタン、世界銀行の他、パキスタン・フレンズ会合参加国やパキスタンに支援を行ってきている諸国や国際機関が参加した。

 パキスタン・フレンズ閣僚会合においては、ザルダリ・パキスタン大統領が議長を勤め、麻生内閣総理大臣がスピーチを行った。ザルダリ大統領は、「民主的パキスタン・フレンズ」に対するスピーチで、テロ及び武装勢力を打倒するとのパキスタン政府及び国民のコミットメントを改めて強調した。

 また同大統領は、過激主義の拡散を阻止し、自国が直面する政治的、経済的、安全保障面での課題に対処するためにパキスタン政府が取る措置を説明している。さらに、パキスタン政府と国際社会はテロ、武装勢力及び過激主義と対決し、撲滅する上での確固たるパートナーであり続けることなどを強調した。(インド新聞)


支援額は当初、総額40億ドルが見込まれたが、新たにサウジアラビアやイランの支援表明で大幅に積み上がって
パキスタン支援国会合閉幕 支援額は目標額を大きく上回る総額52億8,000万ドルに膨らんだようである。
日本は2年間で10億ドル(1000億円)の支援をすると言っているそうである。
テロの温床とされる貧困の改善や教育・開発援助を通じ、経済難に陥っている同国の立て直しを図るためという名目であるそうだけれど、
紛争で疲れた一般のパキスタン人の生活を、立て直す為に支援するといううより、
アメリカの手先となって働くパキスタン政府を応援する為の援助であるという説もある。
この援助によってパキスタン政府に力をつけさせて、パキスタン国民を抑えこませるのが、真の目的で、
アフガニスタンを討つアメリカの協力させる為の資金となるだけだから、
結局アメリカがアフガニスタンやパキスタンから手を引くのが、先に延びる働きをするだけになるのかもしれない。
結局戦火に消えてなくなるかもしれない事のために、日本は1000億円も出させられ、世界で52億8000万ドルも拠出させられるということなのかもしれない。

このお金が本当の意味の援助として使われるならば、どれだけの人々を苦しみから救う事ができる事かと思うと、勿体無い限りである。

今こそ麻生政権にとって、千載一遇の解散総選挙のチャンスでは?

2009年03月30日 15時02分35秒 | 政治
千葉知事に森田氏が初当選 民主推薦候補ら破る
私にはこのニュースは、良いニュースなのではないかという気がする。
麻生政権の重い腰が、このニュースによって上がって近いうちに解散総選挙をしてくれるかもしれない。
自民党にしたら、小沢代表を叩きのめして、千葉県知事選に勝利したと見える今しか、勝機は無いと読むだろうから、麻生さんも何時までも粘っているわけには行かないのではないだろうか・・・・・

今の自民党がここまでやりたい放題が出来るのは、衆議院議席3/2以上をを持っているからなのだから、解散総選挙を一刻も早くやってもらうのが、国民にとって一番必要な事なのではないだろうか?
小沢叩き以前のままで、民主党が3/2以上の議席を得ていたら、
民主党もアメリカの要求に抗しかねて、やっぱり今と同じような弊害が生じたかも知れない。
だからこの度の事で少々痛手を負わされた今総選挙になるのは、私たち国民にとっても民主党にとっても、決して悪いことではないのではないだろうか?

 それに森田候補は自民党員である事を隠して当選したのだから、民主党が自民党に負けたということにはならない筈である。
民主党は迷ってなどいないで、予定通り堂々と小沢代表を立てて、総選挙に臨んでもらいたい。
最初の皮算用ほどには勝てなかったとしても、自民党に負ける事はないのではなかろうか?

北朝鮮問題の裏に有るもの

2009年03月29日 15時24分41秒 | 政治

北ミサイル迎撃 『現実は試験と違う』 米専門家も疑問の声2009年3月29日 朝刊

 【ワシントン=嶋田昭浩】北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射準備が進む中、米議会では軍司令官らが相次ぎ迎撃への自信を強調。その一方で、米有力シンクタンクの識者からは海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦に加え地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配置する日本などの迎撃方針を疑問視する声も出ている。

 米上院軍事委員会で十七日、北米航空宇宙防衛司令部のレニュアート司令官がミサイル防衛システムで「効果的に対処できる」と発言。二十四日の下院軍事委員会でもキーティング太平洋軍司令官が日米の協力関係に触れ「ハワイ北方での試験で日本のイージス艦は迎撃能力を持つことを示した」と述べた。

 一方、米国の戦略国際問題研究所のガイ・ベンアリ氏は本紙に、「ミサイルの弾道さえ正確な情報はつかめていないと思う」と作戦の難しさを指摘。「日本のPAC3は最新装備に更新されていると思うが、どれだけ厳格な試験がなされているのか」と迎撃能力にも疑問を投げかける。たとえ迎撃ミサイルが命中しても破片の落下で日本国内に被害が出る恐れもあるという。
 防衛情報センターのフィリップ・コイル上級顧問も「現実に起きる事態は(事前に想定した)筋書きのある試験とは違う」と米国防総省の「自信」に首をかしげ「もし(迎撃ミサイルが)外れたら、北朝鮮にばかにされるだけ」とする。日米が迎撃を試みるのは得策でないとの立場だ。

 パトリオットやイージス艦を使ったミサイル防衛について「パトリオットやイージス艦が防衛できる範囲は広くない。日本の国民が依存するのは無理と思う」と語った。


先日から北朝鮮のミサイル発射予告の事について、日本のマスコミがかしましく騒いでいる。
国民に必要な事でも、秘密にしたい事は報道しなかったり、新聞に書いても極小さな記事にして、
大部分の国民が気づかないように工夫した記事を書くのが、最近の日本の報道のやり口である事を考えると、この報道ラッシュは異常な気がする。

政府内でも事情を知らされていなかった者が、
日本の迎撃ミサイルには、北朝鮮のミサイルを打ち落とす能力がない事を心配して、その事を言ったら、
不謹慎極まりない発言と国防委員会なるものから抗議を受けたそうである。

アメリカの民間の軍事の専門家も同じように、(アメリカが売りつけた)日本のの迎撃ミサイルにミサイルを打ち落とす能力は無いと言っているそうである。

其れなのに日本政府(マスコミを含む)も、アメリカ政府も、北朝鮮が人工衛星と言っているのだから、、無視して国民の耳にととくような報道をさせないという事も出来るのに、
どうしてこんなに大騒ぎして見せるのだろうか?
1ヶ月も前から、大げさに報道しているところを見ていると、
発射されるのはミサイルではないとか、又はその他の何かについて打ち合わせ済みだから、安心して大々的に報道させているのではないだろうか?
だから今有る迎撃ミサイルでは打ち落とす能力は無い事を知っていても、
少しもあわてず、その事をを指摘する者を不謹慎呼ばわりしたりするのではないだろうか?

北朝鮮ミサイル発射問題は、日本国民(もしかしたら中韓政府も)の危機感を煽る事が、このたびの真の目的であり、
北朝鮮はその役回りを担っている、アメリカ政府と日本の軍国化切望組みとの、”お仲間”であるということなのではないかという疑いがわいてきた。

こうやって日本人に危機感を植えつける事によって、少しづつ戦争に加担する事を容認する風土を培っていこうという、遠大な計画の一部として、この北朝鮮のミサイル問題も、事前に米朝両国によって計画が練られて来た事なのではないだろうか?

国民あやつり新聞を、買わされている私達

2009年03月28日 14時17分48秒 | 政治
今日「日本が危ない」さんの記事に、次のような記載があった。
小沢代表の公設第1秘書と久保隆規(たかのり)被告(47)=政治資金規正法違反(虚偽記載など)の罪で起訴=の弁護人が27日、報道機関に対するコメントを公表した。コメント全文は以下の通り。

 「大久保隆規氏の起訴後、新聞、テレビ等において、同氏が政治資金規正法違反に係る起訴事実について、その大筋を認めている等の報道がなされているところですが、同氏の弁護人らの認識は全く異なっております。この点について、検察庁が前記の報道内容に沿った事実を公表することなどあり得ないことから、誤解に基づく報道ではないかと考えております。公判に向けて予断を排除するためにも、今後は、十分な取材に基づき、客観的かつ公正な報道を行っていただきますよう申し入れます」<朝日新聞27日

これを読んだとき、朝日新聞にも、起訴されたすぐ後の新聞で、秘書が違法献金を認める供述を始めたという記事を見た記憶があったので、我が家の古新聞を探してみた。
3月26日の夕刊1面トップ、太い字ででかでかと、「違法献金認める供述」という記事が載っていた。
この事件の弁護士によると、大久保秘書は全然認めていないという事なのに、
朝日新聞ともあろう者が、例え夕刊と言っても、はっきりとした根拠も無い事を、1面トップにでかでかと載せるというのはどういうことなのだろうか?
夕刊を手にしたすべての人が、はっきりと印象深く認識する事を狙って書いたとしか思えないような記事が、全くの嘘であるという事はどういうことなのだろう?
「日本が危ない」さんが引用された記事に私は気づかないでいたので、
朝日新聞の27日朝刊、夕刊の全ページをざっとめくってみた。
しかし大久保秘書の弁護士から訂正を求められた事についての記事を、見つける事はできなかった。
嘘っぱちの記事はデカデカと1面トップに載せるけれど、
真実は載せるとしても、少々の注意力では見えないような小さな記事に仕立てるとしたら・・・・・
朝日新聞も、こんなにもあからさまに、どこかの利益を代弁する為の新聞であったのか!
先年読売新聞が、只にするから取って欲しいと、しつこく何度も何度も勧誘に来ていたのを、きっぱりと断り続けていたのは、
例え無料でも「あやつり新聞」と分かっている新聞を取りたくないと思ったからなのに、
私達はお金を出して「あやつり新聞」を買わされていたのだった。

テレビは政府広報か(金賢姫と田口さんの対面報道に思う)

2009年03月11日 20時05分05秒 | 政治
田口さん家族・金賢姫元死刑囚対面 日本の拉致被害者家族らが心境語る
今日のニュースはこの話で持ちきりで、お昼前から繰り返し繰り返し、どのチャンネルでも詳しく詳しく報道していた。
まだ1歳の時にお母さんを拉致された田口さんの息子さんの気持を思うと、お母さんを知っている人に会えただけで、どんなにか嬉しかっただろうと、私もちょっと涙を催しはしたけれど、他にニュースが無い時なら兎も角、
現在のような多事多難のご時勢にこの扱いは、ちょっと大げさすぎるのではないかという気がした。

今日の天木さんの記事でミサイル戦争の危険性を心配しておられたけれど、北朝鮮がテポドンの発射実験をすると言っているが、其れが人工衛星であってたとしも、(日本の)迎撃ミサイルで打ち落とすとアメリカが言っらどうなるか。
もしミサイル戦争にでもなってしまったら・・・・・  (以下引用)

テポドン2号は日本列島のはるか上空の大気圏外を通過して太平洋上に落下する可能性が高い。現行法上は、日本に被害が及ぶ場合のみ、自衛隊は警察権に基づいて危険を除去することができる・・・このため、今回の北朝鮮のミサイルに対して(出来ることは)・・・発射された弾道ミサイルの航跡を追尾し、落下地点などを割り出すことだ(だけ)・・・(しかも)日本が導入したMDシステムの能力で迎撃できるのはノドン級まで(で)、ノドンの最高高度は地上150キロ前後。テポドン2が正常に飛行すれば最高速度は地上600キロに達し、速度もノドンにくらべればはるかに速い。SM3(イージス艦からの迎撃)を発射してもミサイルの高度まで届かず、速さにも対応することはできない・・・

それなのに政府もメディアも、そして右翼世論も、やれ安保理決議違反を許すな、人工衛星でもミサイルでも同じだ、日本に飛来したらアメリカから導入したばかりのミサイル迎撃システムで撃ち落すのは当然だ、などと勇ましい発言を繰り返している。嘘から出た真ということにでもなったら、日本は高価なだけで、機能的には優れているとはいえないミサイルで、戦争を始めることにもなりかねないと言うのに・・・・・

14日にはソマリアの海賊退治に自衛隊が出動することになっている。
かんぽの宿の疑惑もまだまだ晴らせたとはいえない状態である。
世界金融危機の影響を受けた未曾有の不景気、
検察の選挙妨害目的としか思えない小沢民主党代表の秘書逮捕と、内外に問題は山積している。
そんな中での、金賢姫と田口さんの家族との面会報道は異常に長かったような気がしたのだった。

アメリカは日本に核兵器を売り込むために北朝鮮を唆している?

2009年02月28日 17時14分54秒 | 政治
雨の日のやたらと多い二月だったけれど、二月最後の日の今日は、一日中爽やかに晴れて暖かく穏やかなお日和だった。

オルタナティブ通信に米国の対日・核兵器販売「促進戦略」という記事が載っているのを初めて知った。
これは日本人にアメリカは頼りにならないと感じ始めるように仕向け、
また一方、北朝鮮には核兵器で日本を脅迫させ続けることによって、
日本の世論を、日本も核兵器を持つべきだと言うように仕向けて、
核兵器販売を成功させようと、今アメリカは企んでいるというものである。

昨日の私のブログに引用した田中宇さんの記事の、
米国の保守系シンクタンク「ケイトー研究所」(Cato Institute、リバタリアン)の上席研究員であるダグ・バンドウ(元レーガン大統領特別顧問)が、外交政策雑誌ナショナル・インテレストに「アジアの世紀が来た」 の論文を、オルタナティブ通信の記事を見た後に見ると、
ダグ・バンドー氏の記事は、まさにこの目的の下に書かれたと見ることができる。

バンドー氏は日本が自発性を持つように仕向けている善意の助言者の振りをして、日本人が北朝鮮の脅威に恐れをなして、核兵器を欲しがるように仕向けて、
アメリカの経済を立て直すために、高額で核兵器を日本に売りつけようと言うのだとの説は、吟味してみる値打ちが十分にあると思える。
核兵器と言っても、ピンからキリまであるだろうから、
米軍には古い型で、捨てるにも処理費がかかるし、置いておくにも維持費がかかる、開発途上に作った核爆弾が、多数あるのではないだろうか?
それらを、日本に引き取らせる、しかも莫大な代金を払わせて引き取らせることができたら、そのメリットは現在のアメリカにとってはどんなにか魅惑的な商売であろう。
日本を驚かすための役目は、日本に含むところが有り、しかも今経済的に困りきっている北朝鮮なら、アメリカに注文してもらったら、喜んで引き受けることだろう。(これまで何度もやってきたように・・・・)
北朝鮮はきっとどんな役回りでも演じて見せることだろうから、
この核兵器売り込み計画はかなり手ごわいことになるかもしれない。

やっぱり日本は、平和憲法一途に行くのが一番なのではないだろうか?
北朝鮮が核を撃ち込んで来たらどうするのだと心配する前に、
核兵器でなくても、日本の原子力発電所にミサイルを撃ち込まれたら、
核兵器を打ち込まれたのと同じことになるのだから、
私たちは原子力発電所は即刻閉鎖すべきであると主張することのほうが、先決ではないだろうか?

そして北朝鮮にしてもどこの国にしても、
日本に核兵器を打ち込んでくる国が有った時には、
地震に襲われた時諦めざるを得ないのと同じように、
観念して身の不運とあきらめることにして、
成り行きに任せる方がましなのではないだろうか?

日本が例え核兵器を持っていても、原子力発電所をミサイル攻撃されたら、放射能被害は避けられないだろう。
それで報復にミサイルを撃ち込んだ国に向けて、核爆弾を打ち込んだりしたら、
国際世論は何と言うだろう?
運悪く原子力発電所に当たったとは言え、相手はただのミサイル攻撃だったのに、
すぐに核爆弾を打ち込むなど、日本人はやっぱり乱暴者だと非難されかねない。

そしてアメリカは日本を制裁すると称して、徹底的に打ちのめしを図ってくるかもしれないではないか。(多分その時点では、日本の富はもう吸い尽くされている事だろうから、徹底的に再起不能にしようとするのではないだろうか?)

こんなシナリオを考えてくると、
日本は今まで通り、諸国民の公正と信義に信頼して、武力を持たないという立場に徹するのが一番ではないかと、改めて思えてきた。

日本は産業を盛んにしていたら、外国はそれを焼き滅ぼすのは惜しいと思うだろうから、
核爆弾を打ち込むのは全部吸い尽くしてからにしようと、
すぐに攻撃することは、控えるのではないだろうか?
だからアメリカから全部吸い取らせないことが、日本の生き残る唯一の道ではないかと思うのである。

バブルがはじけて、銀行が貸し渋りをして、次々に優良企業を倒産させた頃、
銀行の使った手は、それまでの借金を、後でまた貸すからとほのめかして油断させ、企業に全額返済させ、
その後は融資の依頼に一切応じないで当座の資金繰りもできなくさせて、担保物件はいくらでもあり、赤字でもない企業を次々に倒産させたという話を聞いたことがある。
私の住んでいる団地を造成した業者も、そういう経緯で倒産してしまったということであった。
社長は程なく病気になられて、「銀行に騙された」と言って亡くなられたそうであった。

心置きなく潰させる様な状態には、日本を持っていかないように、気をつけねばならないのではないだろうか。