ある時期の釣り部卒業生たちは、
65T=海のルアー、
というイメージが非常に強いようです。
立花学園高校釣り部顧問です。
今日は秋休み最終日、「K」と「M」の希望で海へ出ました。
狙いはイナダ(ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ:のイナダです。)
釣り部卒業生の淳と司也も一緒です。(2人とも有給休暇とって参加です。)
船宿は平塚庄治郎丸、20年ぐらい前、足しげく通った船宿です。
ご無沙汰してます専務。あぁ、専務全然変わらないですね。今も専務なの?あっ、氷もください。
6時出船、小田原・茅ヶ崎・片瀬江の島、
湘南から西湘の船がみんな大磯沖に集まっています。
ここのところルアーはちょっと厳しくなってますが、
これだけの船が毎日コマセ撒いていたら、コマセしか食べなくなっちゃいますよね。
でも、1日のうちどこかでスイッチが入るだろうと信じてジグをしゃくります。
餌釣りの人と同船なので、コマセが効いてくるとぽつぽつサバがかかります。
「M」のロッドにもサバがヒット!
今日は大潮、ど干潮の11時、「K」に強いあたり、魚の抵抗がロッドに伝わります。
「サバと全然違います。」
上がってきたのは1.5kgくらいありそうな立派なイナダ。顔見れてよかったね。
卒業生2人は私が船上でルアーしゃくっているのを見て、嬉しそうな顔してます。
「65T、もっと海行きましょうよ。」
「行ってるよ、カワハギ!」
「そうじゃなくてルアーですよ。」
2人は私の釣りを軌道修正しようと思っているようです。
そのために有休までとって来てくれたのかな?
「そうだなぁ、こんど太刀魚行こうか」
「行きましょう、行きましょう。」
そんな話をしていると、携帯に着信あり、
「もしもし、」
「六郷さん?後ろ見て、後ろ、後ろ。」
「お~、どうも~、」
2人の卒業生が見つめる中、後ろを振り返って手を振る私の視線の先には
見覚えのある「大山神社」の旗がなびく船
土曜日と昨日お世話になった「おおもり丸」が、すぐ隣にいるのでした。
「あっ、船長!!」
「昨日はありがとう、またカワハギやりに来てね。」
「ハイよ!!」
卒業生、「・・・」
軌道修正は失敗のようです
私もジグをしゃくり続けて、なんとかイナダをキャッチ。
「M」もサバを追加し、楽しい釣行になりました。
海のルアーも楽しいよ、「K」「M」「淳」「司也」、
また一緒に海へ出ましょう。
わかってるって。