耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

コスモスと風車

2020年10月25日 17時45分14秒 | 郊外

 晴天に誘われて、久し振りにドライブに出かけた。

 

 湾岸エリアから、外環道に抜ける新しい道が出来て

いるので、通ってみた。

 外環(東京外郭環状道路)は、都心から半径約15km

を環状に連絡する全長約85kmの幹線道路の構想で、

今回新しく、高谷インターから外環三郷までが開通した。

並行して一般道路も新しくできているので、今回は

そちらを利用することにした。

 浦安から常磐道に出るには、これまでは首都高

中央環状線で葛西から三郷経由だったが、これからは

高谷からのルートを使うことが出来るようになった。

 今回は三郷まで行かず、途中の松戸から国道6号線

で柏に向かった。

 

 道中、昼飯に千葉のGo To Eatが使える店を探したが、

中々見つからない。仕方が無いので、国道沿いの

「かつや」でヒレカツ丼を食った。コロナのせいか

店内は半分ほどの入りだったが、客層は作業着姿の

おじさんが多く、出てきたかつ丼もボリューム満点で、

如何にも労働者のエネルギー補給処と言う感じ。

コロナ対策は感じられるが、3-4人連れの席では話が

弾んでいて、昼でもこれだから酒が入ったらコロナ

どころではないな、と思われた。

 

 柏市の、手賀沼と利根川に挟まれた真ん中あたりに

ある「あけぼの山農業公園」が本日の目的地。折からの

晴天の下、満開のコスモスが鮮やかだった。オレンジ色

のキバナコスモスだけの畑と、色んな色が混ざって

鮮やかな畑、いずれも咲き出したばかり。

驚いたことに、コスモスの花が全部見事に太陽の方を

向いて咲いている。向日葵だけではないんだ、と

感心した。

コスモス畑のはずれには見事なメタセコイアの林と大きな

風車。コスモス畑の背景に丁度良い構図だ。

 近くの農家のナスやインゲン、オクラなどの畑の周りには、

たわわに実を付けた柿の木が多い。そばに野菜の直売所が

有るだけで、愛想が無い所だが、カメラやスマホで撮影

する人で一杯だった。

 駐車場の反対側には、「紅龍山布施弁天東海寺」と

言う、弁財天のお寺。久し振りに御朱印をいただいてきた。

関東三大弁天のひとつだとかで、なかなか立派な造りで、

四天王像が祀られている大きな山門や、ユニークな構造の

古びた鐘楼が有った。

     コスモスが顔を揃えて陽に向けて

     秋空に風車とメタセコイアなり   蛙蝉

 

 片道38km、約80kmのドライブだった.。

 

 


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