<コロラドズプリングスのホテル>
ロッキー山脈紀行(7):第1日目(3):コロラドスプリングスへ
(アルパインツアー)
10年8月19日(木)~28日(土)
第1日目:2010年8月19日(木) (つづき)
<コロラド州の位置>
<デンバー国際空港>
■デンバー国際空港に着陸
ソルトレークシティ国際空港でトランシットした私たちは,ソルトレークシティ13時40分発DL3308便でデンバーに向かう.デンバー行の飛行機は,中央の通路を挟んで2列,2列の客席が並ぶ小さな飛行機である.私の席は18B.後ろの方の通路側の席である.
国内線の機内は,国際線と違った雰囲気がある.国際線では日本語の雰囲気もあったが,国内線は英語だけの世界である.機内のアナウンスは皆目分からなくなる.どうやら安全プロセジャの説明もなかったように思える.それとも聞き漏らしたのかな.
14時38分,私たちの飛行機はソルトレークシティを離陸する.辺りから乗客の話し声は全く聞こえてこない,飛行機のエンジン音だけがゴウゴウと連続的に続いている.機内の気温は少し低くて寒い.
機内サービスは,お水だけ.一寸寂しい.
13時15分に機内アナウンス.
「・・・あと,25分で・・・ムニャムニャ」
多分,あと25分で着陸するので,ベルトを締めろとでも言っているのだろう.
15時28分,無事,デンバー空港に着陸する.
15時50分,ディセンバーグ.
16時02分,空港内シャトルに乗車.
16時12分,バゲージクレイムを終える.
■マウンテンウエストトラベル会社の専用車に分乗
到着口には,現地の観光会社マウンテンウエストトラベル会社(日本語の愛称は“山西観光”)の若い男性2人が私たちを出迎える.二人ともビックリするほど日本語が上手である.そして,正真正銘のインテリであることが,二言三言会話する内に分かる.二人の内,リーダーがネイトアンダートン(Nathan(Nate) Anderton)さん(以下ネイトさんとよぶ),助手がジョッシュメライン(Josh Meline)さん(以下ジョシュさんとよぶ).
私たちは,この二人が運転する2台のバン(以下専用車と呼ぶ)に分乗する.
私は何となくネイトさんが運転する車に乗車する.
16時25分,私たちを乗せた専用車は,デンバー国際空港を出発する.これから,今日の宿泊地,コロラドスプリングスまで,約1時間半のドライブが始まる.
<宿泊地のコロラドスプリングスへ>
■デンバーから
さすがに自動車王国のアメリカである.私たちを乗せた専用車は,立派な道路を滑るように走り始める.
サービス精神が旺盛なネイトさんは,専用車を運転しながら物静かな口調で,説明を始める.
「・・・デンバーの標高は約1000メートルです.今日の宿泊ホテルのあるところの標高は約1800メートルです・・・デンバーは元々鉱山の町です.今は農業が主体の町ですが・・」
16時38分,私たちを乗せた専用車は,高速道路ルート25号線に入り,南に向けて走り出す.
暫く進むと,自動車が増え出して,少し渋滞しはじめる.ネイトさんの説明によると,コロラドスプリングス地区の発展が著しいのに道路整備が追いついていないという.
「・・・デンバーとコロラドスプリングスはライバル関係なんです・・デンバーは緑の谷(Green Valley) という意味です・・コロラドはスペイン語で赤という意味です・・」
■SAFEWAYで買い物
17時15分,大きなマーケット「SAFEWAY」に到着する.ジョッシュさんから,
「・・・レジで“XXX-XXX-XXX”(勿論,ブログではこの番号を明らかにできない)という会員番号を言って下さい・・・割引になります・・」
店内に入る.
広々とした通路.全体にユッタリとした印象を受ける.入口付近には様々な果物が山盛りに並んでいる.日本の大型マーケットと同じように,生鮮食料品,魚介類,飲料,菓子,日用雑貨など豊富な品々が並んでいる.ただ,日本のマーケットに比較すると,プラスティックトレーに入れて包装されている商品は殆ど見当たらない.全体として大雑把な感じはするが,これもお国柄だろう.
さらに感心させられたのはバナナ売り場である.ここではバナナの房から欲しいバナナを1本だけ千切って買うことができるという.スバラシイ.
私も何となく果物が欲しくなり,リンゴ,トマト,ジュースなどを購入する.
<買い物を終えて>
<私の購入したもの>
■冷戦の遺物
17時42分頃,買い物を終えた私たちは専用車に戻り,すぐ発車.
やがて進行方向右手(つまり西側)に山頂が平らな山が見え出す.ネイトさんの説明によると,冷戦の真っ最中に,ソ連の核攻撃に備えて.この山の中に大きな施設が作られていたという.
そういえば,私も現役時代,アメリカの某大手保険会社が岩塩の採掘鉱跡に作った巨大な地下事務所を見学したことがあった.あの施設もトルネードや原爆にも耐えられると言っていた.確か,地理的にはこの辺りに近かったような気がする.日本へ帰ったら,あのときの資料を調べてみようと思う(9月2日現在,何も調べていない).
<コロラドスプリングのホテル>
■チェイエンマンテンリゾートに到着
18時42分,私たちは今夜の宿泊地チェイエンマンテンリゾート(Cheyenne Mountain Resort)に到着する.私は東京にお住まいのSさんと同室.5階の508号室である.ポーターは居ないので,自分たちで自分の荷物を運ぶ.チップの心配はしなくても良いので,実に気楽である.
広いロビーの中央付近にある階段を降りる.そして20~30メートルほどの渡り廊下を進む.左手には青い水が張ってあるプールが見下ろせる.私たちの客室は渡り廊下先の別棟にある.
部屋に入る.なかなか広い部屋である.入口左手にユーティリティ.その奥に大きなダブルベッドが2基並んでいる.とりあえず初日の今日は,廊下に近い方のベッドを私,窓側のベッドをSさんが使うことにする.明日から交互に窓側,通路側と交代することにする.まずは荷物の整理をする.
そして,交代でバスルームを利用する.さすがにアメリカである.バスの湯は十分に出るのが嬉しい.
■初めて夕食
19時30から,ホテルのレストランで夕食.
山西観光のネイトさんが,サラダ3種類,メインディッシュ4種類,デザート3種類をの中から,そえぞれ1品ずつ選べという.何だか良く分からないので,野菜のサラダ,エビ料理,プリンを注文する.
■サインをおねだり
私は旅先で出会った方から,なるべくサインをして貰うようにしている.
夕食の合間を見て,ネイトさんとジョッシュさんのサインを頂戴する.
■やれやれ,やっと初日が終わった
夕食後,ツアーリーダーから,明日の行動予定と注意がある.明日は,6時00分,モーニングコール,6時30分,朝食(バイキング方式),7時出発.コグ鉄道に乗ってパイクスピーク(標高4301m)を往復.その後,グレートサンドデューン国立公園を観光.パコサスプリングで宿泊の予定とのこと.
21時40分お開き.すぐに部屋に戻る.
22時35分,就寝.
こうして,アメリカでの第1日目は無事終わった.
(つづく)
「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d9ce7cca8ec41cf498ae096a3e61456d
「ロッキー山脈紀行」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/383c3e77f07d32f99465b7438f4173b9
ロッキー山脈紀行(7):第1日目(3):コロラドスプリングスへ
(アルパインツアー)
10年8月19日(木)~28日(土)
第1日目:2010年8月19日(木) (つづき)
<コロラド州の位置>
<デンバー国際空港>
■デンバー国際空港に着陸
ソルトレークシティ国際空港でトランシットした私たちは,ソルトレークシティ13時40分発DL3308便でデンバーに向かう.デンバー行の飛行機は,中央の通路を挟んで2列,2列の客席が並ぶ小さな飛行機である.私の席は18B.後ろの方の通路側の席である.
国内線の機内は,国際線と違った雰囲気がある.国際線では日本語の雰囲気もあったが,国内線は英語だけの世界である.機内のアナウンスは皆目分からなくなる.どうやら安全プロセジャの説明もなかったように思える.それとも聞き漏らしたのかな.
14時38分,私たちの飛行機はソルトレークシティを離陸する.辺りから乗客の話し声は全く聞こえてこない,飛行機のエンジン音だけがゴウゴウと連続的に続いている.機内の気温は少し低くて寒い.
機内サービスは,お水だけ.一寸寂しい.
13時15分に機内アナウンス.
「・・・あと,25分で・・・ムニャムニャ」
多分,あと25分で着陸するので,ベルトを締めろとでも言っているのだろう.
15時28分,無事,デンバー空港に着陸する.
15時50分,ディセンバーグ.
16時02分,空港内シャトルに乗車.
16時12分,バゲージクレイムを終える.
■マウンテンウエストトラベル会社の専用車に分乗
到着口には,現地の観光会社マウンテンウエストトラベル会社(日本語の愛称は“山西観光”)の若い男性2人が私たちを出迎える.二人ともビックリするほど日本語が上手である.そして,正真正銘のインテリであることが,二言三言会話する内に分かる.二人の内,リーダーがネイトアンダートン(Nathan(Nate) Anderton)さん(以下ネイトさんとよぶ),助手がジョッシュメライン(Josh Meline)さん(以下ジョシュさんとよぶ).
私たちは,この二人が運転する2台のバン(以下専用車と呼ぶ)に分乗する.
私は何となくネイトさんが運転する車に乗車する.
16時25分,私たちを乗せた専用車は,デンバー国際空港を出発する.これから,今日の宿泊地,コロラドスプリングスまで,約1時間半のドライブが始まる.
<宿泊地のコロラドスプリングスへ>
■デンバーから
さすがに自動車王国のアメリカである.私たちを乗せた専用車は,立派な道路を滑るように走り始める.
サービス精神が旺盛なネイトさんは,専用車を運転しながら物静かな口調で,説明を始める.
「・・・デンバーの標高は約1000メートルです.今日の宿泊ホテルのあるところの標高は約1800メートルです・・・デンバーは元々鉱山の町です.今は農業が主体の町ですが・・」
16時38分,私たちを乗せた専用車は,高速道路ルート25号線に入り,南に向けて走り出す.
暫く進むと,自動車が増え出して,少し渋滞しはじめる.ネイトさんの説明によると,コロラドスプリングス地区の発展が著しいのに道路整備が追いついていないという.
「・・・デンバーとコロラドスプリングスはライバル関係なんです・・デンバーは緑の谷(Green Valley) という意味です・・コロラドはスペイン語で赤という意味です・・」
■SAFEWAYで買い物
17時15分,大きなマーケット「SAFEWAY」に到着する.ジョッシュさんから,
「・・・レジで“XXX-XXX-XXX”(勿論,ブログではこの番号を明らかにできない)という会員番号を言って下さい・・・割引になります・・」
店内に入る.
広々とした通路.全体にユッタリとした印象を受ける.入口付近には様々な果物が山盛りに並んでいる.日本の大型マーケットと同じように,生鮮食料品,魚介類,飲料,菓子,日用雑貨など豊富な品々が並んでいる.ただ,日本のマーケットに比較すると,プラスティックトレーに入れて包装されている商品は殆ど見当たらない.全体として大雑把な感じはするが,これもお国柄だろう.
さらに感心させられたのはバナナ売り場である.ここではバナナの房から欲しいバナナを1本だけ千切って買うことができるという.スバラシイ.
私も何となく果物が欲しくなり,リンゴ,トマト,ジュースなどを購入する.
<買い物を終えて>
<私の購入したもの>
■冷戦の遺物
17時42分頃,買い物を終えた私たちは専用車に戻り,すぐ発車.
やがて進行方向右手(つまり西側)に山頂が平らな山が見え出す.ネイトさんの説明によると,冷戦の真っ最中に,ソ連の核攻撃に備えて.この山の中に大きな施設が作られていたという.
そういえば,私も現役時代,アメリカの某大手保険会社が岩塩の採掘鉱跡に作った巨大な地下事務所を見学したことがあった.あの施設もトルネードや原爆にも耐えられると言っていた.確か,地理的にはこの辺りに近かったような気がする.日本へ帰ったら,あのときの資料を調べてみようと思う(9月2日現在,何も調べていない).
<コロラドスプリングのホテル>
■チェイエンマンテンリゾートに到着
18時42分,私たちは今夜の宿泊地チェイエンマンテンリゾート(Cheyenne Mountain Resort)に到着する.私は東京にお住まいのSさんと同室.5階の508号室である.ポーターは居ないので,自分たちで自分の荷物を運ぶ.チップの心配はしなくても良いので,実に気楽である.
広いロビーの中央付近にある階段を降りる.そして20~30メートルほどの渡り廊下を進む.左手には青い水が張ってあるプールが見下ろせる.私たちの客室は渡り廊下先の別棟にある.
部屋に入る.なかなか広い部屋である.入口左手にユーティリティ.その奥に大きなダブルベッドが2基並んでいる.とりあえず初日の今日は,廊下に近い方のベッドを私,窓側のベッドをSさんが使うことにする.明日から交互に窓側,通路側と交代することにする.まずは荷物の整理をする.
そして,交代でバスルームを利用する.さすがにアメリカである.バスの湯は十分に出るのが嬉しい.
■初めて夕食
19時30から,ホテルのレストランで夕食.
山西観光のネイトさんが,サラダ3種類,メインディッシュ4種類,デザート3種類をの中から,そえぞれ1品ずつ選べという.何だか良く分からないので,野菜のサラダ,エビ料理,プリンを注文する.
■サインをおねだり
私は旅先で出会った方から,なるべくサインをして貰うようにしている.
夕食の合間を見て,ネイトさんとジョッシュさんのサインを頂戴する.
■やれやれ,やっと初日が終わった
夕食後,ツアーリーダーから,明日の行動予定と注意がある.明日は,6時00分,モーニングコール,6時30分,朝食(バイキング方式),7時出発.コグ鉄道に乗ってパイクスピーク(標高4301m)を往復.その後,グレートサンドデューン国立公園を観光.パコサスプリングで宿泊の予定とのこと.
21時40分お開き.すぐに部屋に戻る.
22時35分,就寝.
こうして,アメリカでの第1日目は無事終わった.
(つづく)
「ロッキー山脈紀行」の前回の記事
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「ロッキー山脈紀行」の次回の記事
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ネイトさんのホスピタビリティには,私も大変感謝しています.
また,当ブログをお尋ね下さい.