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クローバー 匍匐(ほふく) 福福

ココの異変


10日ほど前から、ココが突然吠えまくるようになりました。
尻尾を振りながら・・・

いくら話しかけても鳴き止みません。

ココはいつも「おとなしいね。」「お利口やね。」と周りの人に言われていますし、
家でも聞き分けがよく、本当に賢い子だなといつも思っています。




抱っこをすると鳴き止みます。

そして、今まで以上にペロペロ攻撃?が始まります。
伸び上がって、嫌がる私(衛生上)をモノともせず、強烈にしつこく迫ってきます。

抱っこをしても下ろすとすぐに鳴き始めるので、時々スリング(抱っこ紐)に入れます。そうすると私が下ろすまでずっと静かにしています。
スリングなら、用事もできます。




分かりにくいかもしれませんが、左側の白っぽい布を肩からかけて、お腹の辺りの袋にココを入れます。



7月10日に動物病院に行き、ココの吠えている動画を見せました。

獣医さんは「分離不安症かなあ!」と言われるので「安定剤のようなものはないですか?」と聞くと「胃薬の中にも少しだけど含まれている。」とのことでした。

分離不安症で思い当たるのは、この頃、母の病院にしょっちゅうに行くので一人(一匹)で留守番することが増えたことでしょうか?


ココは犬3匹、猫15匹のところから我が家にやって来ました。
ご両親が亡くなった後、息子さんが仕事をしながら世話をしていたそうです。

ココが以前どんな様子だったか知りたくて、ご近所の方お二人に話を聞いたことがあります。

3匹は窓のところからずっと吠えていたそうです。寂しかったのでしょう。
その当時のことを思い出したのでしょうか?


もう一つあります。
ココの後ろ足がおかしいのです。




ふらふらして、よろけて転ぶことがあります。

この動画も見せたのですが、獣医師は「なるべく、歩かせないようにして、様子を見ましょう。」と言われました。

ココは散歩をしながら、来る人来る人に尻尾を振って近づいていきます。

いつも可愛がってくれる方がおられるかどうか、チェックしているところも何軒かあります。





そうして出会った人とコミュニケーションを取るのがココの日課なのです。

ココの好き好きモードにメロメロになってしまう人はとても多いです。
そうして可愛がってもらうことが何よりも嬉しいココです。

その散歩が少しだけなので、ほとんど人に出会うことがなく、ココにとってはフラストレーションが溜まるのでしょう。


18日の診察の時に「前回獣医臨床センターでMRI を撮って結果を聞いた時、後ろ足のことは聞いていないので確認していただけませんか?」とお願いしました。

保険が効かないので、MRIだけで15万円するのです。できるだけの情報は聞かせてもらいたいです。

参考のためですが、去年の呼吸や心臓がが止まっているように見える検査や切断した右前足の検査や手術費用で約60万円近くかかっています。合わせて75万円位かかりました。(ルルもナナも結構かかっています。)


先ほど(21日)獣医臨床センターから『MRIの検査を調べてみたところ、後ろ足の変化について、とくに問題はない。』と報告を受けたと獣医師から電話がありました。

『腰と胸の辺りに加齢性の変化があり、3本足なのでさらに負担がかかっているのかもしれない。』とのことでした。

ホッとしました。

吠えることについては抱っこして、少し遠くに行ってはどうかとのことでした。





いつも一緒に静かに寝ているココですが、7月19日の夜はベットに来ても落ち着かず、うろうろして、時々けたたましく鳴きました。

何度もギューと抱いているうちにココも私も寝てしまいました。

その日は弟家族が来ていたのですが、母の見舞いや用事があり、2回は家に戻りましが、人の大好きなココは一緒に行きたかったのでしょう。寂しかったのだと思います。

次の日の予定はキャンセルして、ずっとココと一緒にいました。

でも、昼間はおとなしかったのですが、夕方、一番上の動画のように吠え出してしまいました。





ブログを書いている間、2時間以上ずっと抱っこしたら、その後は吠えなくなりました。

要求吠えや不安吠えは吠えるのを我慢できたら褒めて、我慢できるのを少しずつ増やしたらよいと聞いていますが、我が家の周辺はとても静かなところで猛烈に吠えているのを放っておくことは難しいです。

母が以前、よく「この辺りの人は息をしているのだろうか?」というほど静かなのです。





ピアノの先生が私を励まそうとわざわざ我が家に来て演奏してくださいました。

「見上げてごらん夜の星を」 「上を向いて歩こう」「荒城の月」「涙そうそう」「琵琶湖周航の歌」の5曲です。

気持ちがなだめられて、どんよりとした重い心が爽やかな風で吹きとばされ、少し軽くなったような気がしました。

先生の温かい心が胸に沁みました。

一緒にピアノを聴いてくださった方も、とても良い時間が過ごせたと喜んでおられました。涙を流された方もおられました。




ココは抱っこしてもらいながら静かにピアノの演奏を聴いていました。

コメント一覧

fourleavedclover
@oyo さん、ご心配ありがとうございます。

朱里ちゃんにも同じようなことがあったのですね。

そして、気付いた時には末期癌とはお辛かったでしょうね。

ココの後ろ足は大阪公立大学の獣医臨床センターで判断してもらいました。

以前は上半身についての説明を受けただけでしたので、近くの動物病院から下半身の検査の結果を聞いてもらいました。

そこからの報告は加齢によるものだろうとのことで、悪性腫瘍の転移ではなさそうなので、少し安心しました。

吠えることについてはココができるだけ安定できるようにしてあげようと思います。
oyo
私の家の朱里も同じようなことがありました。おかしいなと思いつつでしたが、結果は末期癌。症状が強くなってから3日で逝きました。アピールしている場合考えられる事はした方がと思います。病院をセカンドオピニオン的に変えてみると変わるかも。
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