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クローバー 匍匐(ほふく) 福福

13.光トポグラフィー検査って知っていますか?

2月19日に退院しました。事情があって早目の退院となりました。16日間の入院でした。

お陰様で入院当初に起こった金縛りはその後一度もなく、めまいも2、3日前からほとんど感じなくなりました。

入院患者さんの中に金縛りを何度も経験されている方がいて、話が盛り上がりました。
その方は「金縛りになりそうになったらそのまま自然に任せて寝たらよい。」と教えてくださいました。

私にはどう考えても出来そうもないと思っていましたら、その晩、金縛りになって自然に任せて寝てみたら、うまく行った夢を見ました😁実際にもうまくいくといいのですが…。

耳石の方は退院したら耳鼻科に行くつもりでした。入院した病院には耳鼻科がなかったからです。

耳石について調べてみたら、2、3週間で耳石が吸収されて、自然に治ることが多い病気だそうです。でも、再発することもあるようです。





光トポグラフィー検査

光トポグラフィー検査を受けました。光トポグラフィー検査は脳の血流の変化を測定し、そのパターンからうつ病と双極性障害、統合失調症を鑑別するものです。精度は6~8割と言われています。

精神疾患の有無を確定したり、診断名を証明するものではなく、「診断の補助」として使われています。問診などによる臨床診断を基本とした上、他の検査と合わせて総合的に診断されます。

これが私の今回のパターンです。



以下は健常者、うつ病、双極性障害、統合失調症のパターンです。



健常者と比べてみると波形が全く違うのに驚きました。それに、双極性障害とも。





主治医は「うつと双極性障害の間のようなパターンだが海外旅行に年に5回行くなど今まで聞いたことから考えて、やはり、双極性障害と言えるだろう。」とのことでした。

私は7年前にも近畿大学病院で光トポグラフィー検査を受けたことがあります。検査結果は見せてもらいませんでしたが、やはり、典型の双極性障害のパターンではなかったようで鑑別に迷っておられるようでした。

私が「学生時代、血湧き肉踊るような感覚があった。」と話すと「それだ!」というように納得して双極性障害だと診断されました。その時も「健常者のパターンではない。」とはっきりと言われていました。

もしかしたら、その当時とあまり波形は変わっていないのかも知れません。

近大の主治医に結果を見せるとうつが強い時だったので、そのような波形になったのだろうとのことでした。




このグラフを見て思った事があります。私は辛い時、自分の障害が周りの人にあまり分かってもらえないことに悩んできました。精神疾患が外から見えにくいものだからです。

でも、考えようによっては私は私なりに頑張って、健常者と同じように普段過ごせているので周りの人は気が付かないのかも知れません。そんな自分を褒めてあげようと思いました。

もともと、双極性障害Ⅱ型はとくに外から見えにくい疾患ですが…。


光トポグラフィーについて興味のある方はお読みください。

うつ病の客観的な診断を目指す光トポグラフィー検査|医学・医療最前線|先進医療.net




入院中、仲良くなった患者のOさんに私のパターンを見てもらい、少し双極性障害のことを話しました。

「入院している人を見てもみんな元気そうに見え、自分だけがしんどいと思っていたけど、ほかの人もいろいろ大変やったんやね。その事に気づかせてくれてありがとう。」と言ってくださいました。



19日の午前中に午後からの退院を申し出たのですが、その方がご自身で色をぬった塗り絵をくださいました。右側の絵は退院の直前に描いて、「中の仏様がココを守ってくれるよ!」と言って、しっかり手を握りながら手渡してくださいました。


ぬり絵やひっかき絵などは作業療法として、精神安定のために使われているようでした。これは私の作品ですが最初から下に色が塗ってあり、その上を黒のコーティングがしてありました。しかも、椿や葉やバックの模様もすでに線が引かれていました。
どこを削るかどこを残すかで個性が出るようです。





入院患者さんの中に双極性障害II型の方が何人かおられました。その中のお一人と病気について話しましたが、症状で同じものもありましたし、違うものもありました。

もともとの性格や生育歴なども影響しているのかも知れません。




心理検査を自ら申し出て、受けることにしました。自分のこと、自分の病気のことを知って、病気の改善につなげたいと思います。

心理検査はいろいろ種類があるようです。主治医が私に合うものを選んでくれているようです。これは退院後、外来で受けます。



主治医は若い先生でした。患者の立場にたって考え、私との共通点、例えば、同じ薬で金縛りになったことや私が読んでた本を自分も読んだと中身について触れられるなど、とても話しやすい先生です。

でも、お忙しいので難しいのだと思いますが、もう少しお話が出来れば…と思いました。


家に帰ってからのココです。今まで以上に甘えん坊です。


アイスランド



コメント一覧

fourleavedclover
@lovelovekirara 遅くなってしまってすみませんでした。

金縛りはもうこのまま死んでしまうのではないかと思ってしまって、じたばたするので余計に苦しくなっているようです。でも、そのまま力を抜いて寝ることができるのかどうか・・・

横向きになったらいいというのは知っているのですが、予兆のある時には気をつけることが出来るのですが、突然なる時は横向きになることはできません。
入院中はナースコールを握って寝ていました😅

ココが可愛くて可愛くて癒されるのですが、うつ状態は退院して酷くなっています。日光を浴びたり、マインドフルネスをしたりしますが思うように良くなりません。人と話をしている間はいくらか忘れることはできます。

近畿大学病院にもありますが、入院したのは阪南病院です。
高いので、大きな病院にしか置いていないのかも知れません。
fourleavedclover
@kogetagaku 素敵なお医者さん、看護師さん、そして、患者さんに恵まれ、いい入院生活でした。

ココのことが気になって、早めに退院しましたが、パラダイス🤗から下界に降りたからか、苦しくて苦しくてなりません。

光トポグラフィー検査の装置は結構な値段がするそうで、どこにでも置いてあるものではないらしいです。
lovelovekirara
こんにちは。りぼんです。

私は、少女時代に、金縛りによく合っていました。
そういう時は、横向きに寝ると良いと、Twitterに書いてありました。お医者さんの話ですけど・・・。
最近は、金縛りになっていないので、私は試していないのですが。

光トポグラフィー、聞いたことはありますが、私は受けたことが無いですね。
心理検査も受けられるんですね。
私は、一度も受けたこと無いです。
色々検査してくださる病院のようで、うらやましいです。

ココちゃんも、楽しみにしていたでしょうね。
動画観ましたよ。可愛いですね。
kogetagaku
四つ葉さん( ゚▽゚)/コンニチハ

光トポグラフィー検査…
全く知りませんでした。
しかも…
心理検査に種類があることも知りませんでした。
爺がイヤだと転院した病院、上司には今の時代の医療と言われて行かされましたが、いかにずさんな病院だったか、改めて分かりました。

本当に良い先生と巡り会いましたね。
そして…良い患者さんとも巡り会いましたね。
素敵なことだと思います(*^^*)
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