週末、とある集まりに誘われた。
内容は、JAL整備場見学&火力発電所見学
どちらも、個人的な写真撮影は許していただけたのだが、インターネットへの掲載はご法度ときっちり言われたもので、今回写真は無し。
【JAL機体整備場】
羽田空港行きモノレールの「新整備場」を下りるとそこは滑走路からターミナルへの誘導路のすぐ脇。短い間隔で通り過ぎる着陸機を横目に、目の前のJAL機体整備場に入る。
もちろん事前の予約が必要だが、年間で見学を受け付けているとのこと。
まず、担当方から機体のミニチュア模型やら、実物大コクピット、さらにはエンジンの小型模型が並ぶレクチャールームで、飛行機の飛ぶ仕組みなどについて30分ほど説明を受ける。
その後、廊下に出て扉を開けると、既にそこは広大な空間が広がる整備工場
機体の名前は忘れたが、一機が内部のパーツやエンジンを取り外されて「定期点検中」。もちろん屋内で、大きな扉の向こうには、滑走路があり航空機が着陸している。
渡り廊下を渡り、隣のもうひとつの整備工場へ。そこはエマージェンシーの整備が主な目的とかで、2機が整備を受けていた。タイヤ、ブレーキ交換などが主に行われているらしく、新品(といっても航空機の場合、表面を張り替えた再生タイヤだそうだが)タイヤが並んでいた。
大きな機体を間近で見るスケール感は、行ってみないとわからないもの。ANAでもやっているようなので、是非一度どうぞ。
【発電所】
この後、中華街でのランチの後向かった先が、「トゥイニーヨコハマ」という東京電力の最新の発電施設。大黒ふ頭の横にあり、高速を走ると海とは反対側に大きな2本の煙突、いや、昨今は煙が出ないので、排気塔と呼ぶ2本の塔が見えるが、そこである。
ガスタービンと、その廃熱で沸かした蒸気をダブルで発電機を回す最新の発電施設だそうである。見学コースがかなり整備されており、最初は専用のシアターで、発電の原理、燃料のLNG(液化天然ガス)を調低温で輸入運搬する原理などを専門の担当者が説明してくれる。
その後、2本ある排気塔の片方にある展望室(地上180m)に上り周囲を見渡す。会談なら1000段だそうだが、排気塔の中を貫通するエレベーターで展望室に向かう。
360度の景色は爽快で、天気がよければ、富士山、房総半島まで望めるとか。
その後、いよいよメインの発電施設に。中に入れば、タービンなど見えるはずも無く、薄暗い広大な部屋の中に、カバーで覆われた巨大な何かがうなっている(3000回転/分だそうだ。100km巡航のときのDSか)景色をガラス越しに見るだけである。しかし、雰囲気は十分怪しく、ミッションインポッシブルの匂いがぷんぷんで、爆破したくなること請け合いか
オペレーションルームは、わずか数名が壁面の巨大なスクリーンを見ているだけ。ハイテクな感じがひしひしと伝わる。
と、見学はこれで終わり。帰りに記念のボールペンなどをいただき解散となった。
最近この手の社会見学が流行っているのもうなづける内容だった。ちょっと病みつきなるかも。次は、やっぱ自動車組み立てラインか?
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