私達人間は年がら年中発情期ですが、鳥さんたちには今が年に一度の恋の季節でござる♪。
野生の生き物たちの生活と私達人間の生活、その大きな違いは何か。
最も大きな違いは(自分たちが、生きたまま喰われる可能性が日常に有るか無いか)ではないのかと考えました。
生きたまま喰われるという事は全ての動物にとって、確かに凄まじいまでの恐怖でござる。
しかし、野生の世界ではそれが常に有り得る日常の一側面に過ぎません。
…ですが、毎朝川辺に通い始めて約二年。鳥さんに注目し始めて約半年の間に、私達が(弱肉強食)だの(自然の掟)だの(食物連鎖)だのと思い込んでいるそうした捕食シーンを、私は見たことがありません。
それどころか、水鳥さんたちがお魚を捕るところ、小鳥たちが虫を食べるところ以外に、異種動物間の争いや、捕食シーンを見たことが無い事に改めて気がつきました。
鳥さんたちは各々で食べられる物が結構違います。
そして各々に十分な食べ物、十分な広さの自然が有れば異種間での争いなどは滅多に起こらないのではないか?との考えにイタリアン…ゲフン!ゲフン!‥至ります。
例えばカラス殿。カラスは私達人間にとって、かなりイメージが悪い動物の代表選手でござる。
とても高い学習能力、適応力、応用力を持ち、時折私達人間を小馬鹿にするような振る舞いも見せることがありますが、私達が思い込んでいる程に狡猾、凶悪ではありません。
子猫を襲って食べたり、人間に襲いかかったりはしていません。(‥まあ、飼い猫は時々無益な殺生しますけどね)
もし襲いかかったように見えることがあったとしても、それは彼らからすれば防衛する為、守る為の行動だと見受けられます。
小さな動物さんたちは大きな動物から襲われた時は逃げるしか術がありませんが、カラス殿には高度な知性と強い体が備わっています。
外敵に襲われた時、カラスには逃げる以外の行動選択肢がとれる生き物だという事ですね。
それを強く感じたのが、トンビ殿とのドッグファイトを見た時でござる。
普通、自分よりも大きく強い相手に立ち向かうという事は野生の世界ではなかなかありません。(もちろん人の世でもなかなかねー)
しかしカラス達はそれをやってのけます。
私の知る限り、この目で見た限りではカラスが子猫を襲って食べたり、雛を狙って食べたりするようなことは…よほど空腹でも無い限り、あるいはよほどのヘマがない限り、先ずは有り得ない事だと見受けられます。
ただ、カラス殿は動物さんの死体ならば(我々人間のように一々料理せずとも)おいしく生で頂いていますので、そうしたシーンを見た私達が勘違いして悪いイメージばかりが定着しているものと考えます。
少し話がズレました。
この二年ほど、川辺で見た野生の生き物たちの営みは私達人間が余計なチョッカイさえ出さなければ、私達が思っているよりも全然平和で穏やかな営みを送っているように見えました。
争いはむしろ異種間よりも同種間で頻繁に起こります。
これは主に集団の中でワガママをする個体への制裁というケースが多いようです。
しかしこれも見た目は派手ではあっても、よほどのアクシデントでも無い限りは命のやり取りにまでは決してなりませんね。
せいぜいワガママ放題な個体が集団から追い出される程度でござる。(人間のように加減も判らず、おもしろ半分で殺しにかかることなど有り得ません)
…しかし、‥そして、残念なことに私達人間が関わると異種動物間での争いが多発する状況が生まれます。
バードフィーダー(野鳥へのエサやり台)です。
鳥さんたちにとって、狭ーい場所への、過剰な量の、簡単にとれるエサの山‥。
自然界に有り得ない環境は、自然界で有り得ない争い事の火種になります。
その一つが異種間でのテリトリー争いの頻繁です。
…いやね、野鳥に魅せられた人ならば‥いろいろな鳥さんを自分んチの近くで見たい!見れたら見れたでちょーハッピー!!だからもっと!もっと!…とかね。
そうなってしまう気持ちは私もタップリと味わいました。
しかし、やはり、不自然は不自然です。
私達人間同士でも、言葉が違い、生活様式が違い、肌の色が違う人々が、狭い土地でひしめき合い生活するストレスがどれほどのモノか?私は私なりによく知っています。
そして、やはり鳥さんと仲良くしたいという気持ちも消せません。
‥と、なると…やはり、ない知恵を絞って絞りまくって無益な争いを起こさないような環境を整えるしかありませんねー。
今年の冬は単なるバードフィーダーから一工夫凝らしてみたいと今から考えています。マジ楽しみでござる♪。
それでは今朝の無益はこれまでに御座います。
よい一日を~♪
230 拝
野生の生き物たちの生活と私達人間の生活、その大きな違いは何か。
最も大きな違いは(自分たちが、生きたまま喰われる可能性が日常に有るか無いか)ではないのかと考えました。
生きたまま喰われるという事は全ての動物にとって、確かに凄まじいまでの恐怖でござる。
しかし、野生の世界ではそれが常に有り得る日常の一側面に過ぎません。
…ですが、毎朝川辺に通い始めて約二年。鳥さんに注目し始めて約半年の間に、私達が(弱肉強食)だの(自然の掟)だの(食物連鎖)だのと思い込んでいるそうした捕食シーンを、私は見たことがありません。
それどころか、水鳥さんたちがお魚を捕るところ、小鳥たちが虫を食べるところ以外に、異種動物間の争いや、捕食シーンを見たことが無い事に改めて気がつきました。
鳥さんたちは各々で食べられる物が結構違います。
そして各々に十分な食べ物、十分な広さの自然が有れば異種間での争いなどは滅多に起こらないのではないか?との考えにイタリアン…ゲフン!ゲフン!‥至ります。
例えばカラス殿。カラスは私達人間にとって、かなりイメージが悪い動物の代表選手でござる。
とても高い学習能力、適応力、応用力を持ち、時折私達人間を小馬鹿にするような振る舞いも見せることがありますが、私達が思い込んでいる程に狡猾、凶悪ではありません。
子猫を襲って食べたり、人間に襲いかかったりはしていません。(‥まあ、飼い猫は時々無益な殺生しますけどね)
もし襲いかかったように見えることがあったとしても、それは彼らからすれば防衛する為、守る為の行動だと見受けられます。
小さな動物さんたちは大きな動物から襲われた時は逃げるしか術がありませんが、カラス殿には高度な知性と強い体が備わっています。
外敵に襲われた時、カラスには逃げる以外の行動選択肢がとれる生き物だという事ですね。
それを強く感じたのが、トンビ殿とのドッグファイトを見た時でござる。
普通、自分よりも大きく強い相手に立ち向かうという事は野生の世界ではなかなかありません。(もちろん人の世でもなかなかねー)
しかしカラス達はそれをやってのけます。
私の知る限り、この目で見た限りではカラスが子猫を襲って食べたり、雛を狙って食べたりするようなことは…よほど空腹でも無い限り、あるいはよほどのヘマがない限り、先ずは有り得ない事だと見受けられます。
ただ、カラス殿は動物さんの死体ならば(我々人間のように一々料理せずとも)おいしく生で頂いていますので、そうしたシーンを見た私達が勘違いして悪いイメージばかりが定着しているものと考えます。
少し話がズレました。
この二年ほど、川辺で見た野生の生き物たちの営みは私達人間が余計なチョッカイさえ出さなければ、私達が思っているよりも全然平和で穏やかな営みを送っているように見えました。
争いはむしろ異種間よりも同種間で頻繁に起こります。
これは主に集団の中でワガママをする個体への制裁というケースが多いようです。
しかしこれも見た目は派手ではあっても、よほどのアクシデントでも無い限りは命のやり取りにまでは決してなりませんね。
せいぜいワガママ放題な個体が集団から追い出される程度でござる。(人間のように加減も判らず、おもしろ半分で殺しにかかることなど有り得ません)
…しかし、‥そして、残念なことに私達人間が関わると異種動物間での争いが多発する状況が生まれます。
バードフィーダー(野鳥へのエサやり台)です。
鳥さんたちにとって、狭ーい場所への、過剰な量の、簡単にとれるエサの山‥。
自然界に有り得ない環境は、自然界で有り得ない争い事の火種になります。
その一つが異種間でのテリトリー争いの頻繁です。
…いやね、野鳥に魅せられた人ならば‥いろいろな鳥さんを自分んチの近くで見たい!見れたら見れたでちょーハッピー!!だからもっと!もっと!…とかね。
そうなってしまう気持ちは私もタップリと味わいました。
しかし、やはり、不自然は不自然です。
私達人間同士でも、言葉が違い、生活様式が違い、肌の色が違う人々が、狭い土地でひしめき合い生活するストレスがどれほどのモノか?私は私なりによく知っています。
そして、やはり鳥さんと仲良くしたいという気持ちも消せません。
‥と、なると…やはり、ない知恵を絞って絞りまくって無益な争いを起こさないような環境を整えるしかありませんねー。
今年の冬は単なるバードフィーダーから一工夫凝らしてみたいと今から考えています。マジ楽しみでござる♪。
それでは今朝の無益はこれまでに御座います。
よい一日を~♪
230 拝