Look at the Dawn Sky (^^)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

「餌やり」について

2017-02-07 11:22:46 | 日記


佛暦2561年 2月7日








 じわりと冷え込む今朝の川っペリであります。






























 (^^)みんなおはよ。




























































































































































































 カルガモ達の上陸採食が当たり前と化してもう久しい事から、すでに水底には草も藻も、彼らの食べものが既に無くなってしまっている事はもう自明であります。




 そこで私は最近コブハクチョウ等……私を頼りとする鳥たちに、餌をあげるようになりました。




 しかし、一般的な定説では野生動物への「餌付け」や「餌やり」は、悪い事として語られています。




 その根拠として、観光地等で観光客が無闇に放り投げる餌を巡って様々な動物達と人間が起こすトラブルが各地で多発している事実が挙げられます。

 そしてもう一つ、生態系への悪影響を「懸念」する意見も大勢を占めています。

 そうした一見して意識の高そうな意見のまとめとして「野生動物とはなるべく直接的には関わらず、野生動物が生きやすい環境を整えるべきである」という主旨の意見が本当に多いようですね。




 しかし私は、こうした意識の高そうな意見を現実的に考えた場合、ちょっと具体性に欠けているように思えるのです。

 野生動物が生きやすい環境を整える……とは、個人的な生活の中で行動する場合、一体どんな行動を意味しているのでしょうか。

 単純に野生の動物達をガン無視していれば、全て自然に上手く解決出来るとでも言うつもりなのでしょうか。

 もし私が知らん顔をしていれば水草や藻や苔がモリモリ生えてくるとでも……(笑)。

 まあそんな事は有り得ませんので、私としてはやはり、無理なく出来る範囲で餌を支援しております。




 そうしていて幾つか分かった事もあります。

 本当に良くないのは、まるで撒き散らすような無秩序な餌のバラ撒きだと、私はそう考えています。

 鳥類は基本的に少食です。

 食べ過ぎて身体が重くなり過ぎると、いざという時に飛べなくなってしまうため、基本的に少食に為らざるを得ないのではないか、と考えられます。

 そして小鳥ともなると、もし丸一日餌にありつけなかったりすると即、絶命の危機に容易く瀕してしまいます。




 それ故に、鳥たちは一食を得る事に必死になっているように思えるのです。




 だから無闇な餌のバラ撒きによって生じるものは、人間とのトラブルは元より、鳥同士の間でも血眼となった同士討ちが発生してしまいます。

 これは確かに良くない事です。

 だから私は、私を頼って近づいて来る鳥の一羽一羽に、それぞれが一口で食べられるようなサイズの餌を手渡すようにしながら餌をあげています。

 そして、横取りや図々しい催促を仕出かす鳥には「こら!」と、説教をかましています(笑)。

 (^^)これが結構ホントに通じているみたいでしてね(笑)……私に怒られたコが、しおらしくショボーンとなってしまった後、又順番通りにそのコにも餌をあげるととても嬉しそうに啄んだりしてね……本当に、かわええものなのであります(笑)。




 と、まあ私はこんな感じの餌支援を春先までは続けるつもりでいます。




 今朝は、自分に出来る範囲の支援を適切にと……肝に銘じる川っペリはこれまでに御座います。




生きとし生けるものが幸せでありますように。




230 拝