昨夜は今年一番の寝苦しい夜でした。
あまりの蒸し暑さに何度も目を覚まし、たまりかねた挙げ句、少し夜風に当たろうとバイクで走ったりしていました。
あまりの蒸し暑さに何度も目を覚まし、たまりかねた挙げ句、少し夜風に当たろうとバイクで走ったりしていました。
そして普段なら静かで人気のない幹線道路の暗がりに、恐らくは私と同じく涼を求めた人がひっそりと佇んでいたりしたのですが。
やはり真夜中に朧な人影を不意に見かけると、どうしても反射的にビクッ! っとしてしまいます。
そうして夜明けを迎えた川っぺりですが、今朝もまた鳥たちの活性は低く、ぼんやりと空を眺めていると、これまた不意にクマバチが私の手の甲に触れ、またしてもビクッ!!! っとしていました。
そうこうしていると鳥影も疎らな、薄暗い川っぺりの空に一羽の。
ハヤブサことブサさんがお出ましになります。
ここ数日、毎日このぐらいの日の出前にお見かけするブサさんは、どうやらこの付近を朝の狩り場としているみたいだなと、推測していましたが、今朝はやっとその証拠写真が一枚だけ撮れました。
ちょっとヒドい写真ではありますけれど、ブサさんがツバメくんを完全にロックオンしている様子がハッキリと見て取れます。
ブサさんとツバメくんはこの雑木林の中に飛び込み、その後、私が帰るまでの小一時間の間、この雑木林から飛び立つ姿は見られませんでした。
望遠でブサさんの姿を追っている途中で、ブサさんがツバメくんを見つけ、ツバメくんがブサに目を付けられたことに気づき、その瞬間、私のビクッ! どころではない生死を賭した緊張感に包まれたツバメくんが、果たしてその後どうなったのか、それはわかりません。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝