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21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

日本の経済規模・日本人の豊かさ

2010年03月12日 13時36分46秒 | Weblog
日本の経済規模は、GDP基準で中国に抜かれた。過去20年以上「世界第二の経済大国」だったが、「世界第三位」に滑り落ちた。

ドイツ・フランス・イギリスをEUとしてまとめると、4位になる。経済大国とは言えない。かな?

それでも、日本人の豊かさ「1人当たりのGDP」「労働生産性」は中国を上回る。

「中国を上回る」と言っても、日本の順位は世界で20位前後。とてもじゃないけれど、豊かとはいえない。でしょ?



日本経済新聞が「韓国の労働生産性が日本に追いつきつつある」と指摘し始めた。日本は先進国で日本人は豊か、韓国は発展途上国で韓国人は貧しい。って考えは間違っている。らしい。

正確には「日本は衰退途上国で日本人は貧しくなっていく。韓国は発展途上国で韓国人は豊かになっていく。」ってのが的確だろう。

民主党「子ども手当」

2010年03月12日 13時28分31秒 | Weblog
「子ども手当」の目的って何なんだろうね?

「日本に住む外国籍の子供にも給付するのか?」が引っかかっているようだけども。

目的が「国内消費の喚起」であれば、日本国内に住む青少年全員を対象にすればよい。逆に、海外に住む日本国籍の子供は対象外になる。

「少子化対策」だとしても、国籍を問わず、子どもを持ち日本に住む両親をすべて対象にすればよい。

「養育費の補助」だとしても、収入が低くなりがちな外国人労働者には手厚く分配するべきだろう。


つまり、外国籍の子供を給付対象から除外しようとする考えは理解できない。


まったく同じ理論が「高校教育費無料化」にも当てはまる。
私立・公立で分けるのではなく、生徒一人当たりの金額を決め、自治体や教育機関に給付するのではなく、生徒個人・保護者に直接給付するべきだろう。