一言メモ:
経済の底入れを目的とした量的緩和策の場合、市場に供給される資金のプレミアムは政府債券プレミアムより高くなければならない。この際、資金の「量」はプレミアムのレベルの影響を一切受けない。
つまり、資金を供給するときの金利は、国債の金利以上に高くなければならない。国債の金利レベルより低い場合、資金は低リスクの国債へのみ流入し、市場には回らない。
また、たとえば供給資金額を10兆円から20兆円に引上げるような場合でも、金利水準は一定レベルに保つ。
量的緩和策は、財政政策であって金融政策ではない。
経済の底入れを目的とした量的緩和策の場合、市場に供給される資金のプレミアムは政府債券プレミアムより高くなければならない。この際、資金の「量」はプレミアムのレベルの影響を一切受けない。
つまり、資金を供給するときの金利は、国債の金利以上に高くなければならない。国債の金利レベルより低い場合、資金は低リスクの国債へのみ流入し、市場には回らない。
また、たとえば供給資金額を10兆円から20兆円に引上げるような場合でも、金利水準は一定レベルに保つ。
量的緩和策は、財政政策であって金融政策ではない。