21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

Next to the United States,

2007年05月14日 12時18分20秒 | Weblog
「アメリカの次は?」と言う事で。
未曾有の繁栄を謳歌しているアメリカの経済は移民に強く依存している。人口そのものは移民の流入で増加しているが,「裕福者層」だけを見れば、他の先進国と同様に,人口の減少が止まらない。これが何を意味しているかと言うと、アメリカの「教育の質の低下」だ。義務教育の国庫負担は大きいと言っても、今のアメリカの経済を支えているのは,親の金で大学院まで出たようなやつらだ。ここの人口減少が進む限り、アメリカの競争力の低下は防げない。ヒスパニック系の移民のほとんどは高等教育に興味がない。と言っても、優秀な研究者達も次々にアメリカに渡っている。実際にアメリカが力を失うのは2050年以降になると思う。
 そこで2050年以降,「アメリカの次は?」
はっきり言って、どこの国でもありえる。日本は明治維新後約30年で近代化を果たした。要はそれを見習えば良いだけだ。。。先進国にさらに先を見通して,それを目指して最短距離で経済/政治システムを発展させるのである。

 アメリカの次ぎに来る国に必要な要素としては。
移民に対する寛容性とその子供達への質の高い教育の提供。
安定した政治,明確な経済発展目標に、科学技術開発の資金的・制度的自由度が含まれるだろう。さて2060年、日本は世界のどこにいるのかね??

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