子どもたちが、してはいけないこと、してほしくないことをしたとき、いけないことはいけないと伝えなければなりませんが、「そんなことをするあなたが悪い!!」と決めつけるのではなく、「そんなことをするあなたを見てると、悲しいわ。」「こんなふうにしてくれるとうれしいけどなあ・・・」というように、愛(I<あい>・・・英語で「わたし」)、すなわち、わたしと愛とのかけことばで、「愛メッセージ」を子どもたちに伝えることで、自尊感情が高まっていきます。今、子どもたちの日々の言動を見聞きしていますと、「どうせ、わたしなんか・・・ぼくなんか・・・」と、投げやりだったり、友だちの気持ちを考える前に、傷つける言葉を言ってしまったりする場面が気にかかります。一朝一夕にはいきませんが、根気強く、丁寧に教え、ひとりひとり、だれも大切な大切な宝物であるというメッセージを送り続けたいと思います。どうぞ、ご家庭におきましても、かけがえのないたったひとつの命を持ったたいせつな大切な宝物であることを、伝え続けて頂きたいと思います。
あすは、「府中元気塾 第4弾!」(19:30~、於:府中小学校ミーティングルーム、主催:府中PTA)スクールカウンセラーの阿部昇先生をお迎えして、『こんな子どもに育てるには・・』を中心に、お話をお聞きします。秋の夜長に、ちょっとほっと子育てについて、ふり返ったり元気をもらったりしませんか?皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。