学生時代から何度も訪れたことのある城。
それは長野県の小諸城です。
懐古園の額(第徳川家達著)がかかっている三の丸門です。
城への入り口です。
カメラの位置から目線が低くなっているのわかると思います。
学生時代から何回も訪ねたと言いましたが、
城を訪ねる目的は時代とともに変わってきます。
まず、初めはこれです。
千曲川です。
島崎藤村の千曲川旅情の歌です。
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
ここに歌われている情景に惹かれてやってきたのです。
わたしの同学年で、この歌を歌曲風なテノールで歌うのが上手な信州出身の美術の先生がいました。
今、わたしも真似して口ずさんでみることがありますが上手く歌えません。
この旅情の歌の一節に
歌かなし佐久の草笛が出てきます。
わたしの学生の頃には横山さんご本人がこの場所で草笛を吹いていました。
次の目的は、城めぐりです。
天守の石垣は見事です。
歴史の舞台としては、表舞台に立つのは、
徳川家康が第一次上田合戦で
徳川秀忠が第二次上田合戦で
真田昌幸と戦った徳川方の陣地がここ小諸城二の丸にあったからでしょう。
小諸城次回に続く