函館は今まで何回も行きましたが,
今回は初めて訪れた所について述べてみます。
土方歳三最後の地、四稜郭、北海道東照宮、函館市立博物館です。
まず、土方歳三の最期の地です。
函館駅の近く若松町福祉総合センター内にあります。
函館駅から徒歩15分のところです。
ここで銃撃戦が展開され土方が倒れたとは、
今の町の様子からは信じられません。
函館市街地が戦場だったことを改めて認識しました。
学生時代青函連絡船で初めて着いた函館駅。
ここから石川啄木の銅像がある大森浜まで徒歩で往復したのが函館での第一歩でした。
それから何回も函館を訪れましたが、
本当にここに来たのは初めてです。
ここから四稜郭へタクシーで向かいますが、
運転手さんに何回も
「五稜郭ではないんですよね」と確認されました。
城の勉強するまでその存在を知らなかった四稜郭です。
四稜郭の解説です。五稜郭を守るために建設されました。
東照宮を守るためとも言われています。
蝶が羽を広げた形に土塁なっている四稜郭。四隅に砲台がありました。
虎口です。
虎口から土塁に上り眺めてみました。右奥が砲台があった場所かもしれません。
土塁に囲まれた中は広々としています。建物はありませんでした。
正面奥が蝶の羽でしょうか。
300名で数日がかりでこれを造ったと言います。
次は北海道東照宮です。
四稜郭の近くのはずですが、運転手さんが道に迷いました。
会社に連絡し、無線で誘導したもらいやっと着きました。
初めここにあり、場所を何度も替え、また、ここに戻ってきました。
旧幕府の人たちには、東照宮は心のよりどころだったにちがいありません。
最後は函館市立博物館です。
ここで見たかったものは、志苔館近くの道路から発見された古銭です。
越前焼きの壺に入っていたといいます。
ブラタモリでもやっていましたが、
越前焼きの壺に入っていた古銭の発見は、
北前船の日本海航路を通じて交流があったことを
示しているそうです。
他にもこの博物館には函館の歴史に関する資料があります。
時間をかけて資料に浸るのも一興かと思います。
(2021.11.25訪問)