鴻巣市に所用があり出かけたところ、今日12月4日は鴻巣の総鎮守 鴻神社で鴻酉の市が開かれる日でした。
旧中山道に面した鴻神社は昔から酉の日に関係なく12月4日に開かれます。
立ち寄ったのは午後2時ころだったので露店はまだ開店しておらず準備している最中で参拝者もまばらでした。
夕方からはきっとにぎやかな酉の市になると思います。(先日の浅草や新宿のそれとは規模が違いますが)
<鴻神社とは>
最近は子授けにご利益のあるパワースポットとして人気があるそうです。
明治6年に近辺の3つの神社(氷川社、熊野社、雷電社)を合わせて合祀され鴻三社となり、その後社号を改めて鴻神社となりました。
名前の由来のひとつに氷川社の ”こうのとり伝説” からといわれています。氷川社は1500年以上の歴史がある神社で日本書紀にも登場しています。
この神社の周りは昔は湿地帯だったためコウノトリが沢山いたそうです。ある時、大蛇が現れ人々に災いをもたらし困っていましたが、こうのとりが大蛇を撃退し平和な生活を取り戻してくれたという伝説に元づいた説です。
このことから諸々の災難除けや交通安全、子授けや安産などにご利益がある神社として崇拝され、中でもこうのとりが神様の使いとして祀られていることから子授けを願う方が大勢参拝するそうです。
神殿でお祓いを受けると「こうのとり」を拝むことが出来るということです。
機会が有ったら夜出かけてみたいです。
<子授けのお守りと夫婦銀杏>
こうのとり伝説にちなんだ「幸運のたまご」がお守りとして販売されています。絵馬と同じように名前を書いたりして奉納されているものもありました。
夫婦銀杏は社殿の横に聳え立つ2本のイチョウの大木で樹齢は500年を超えているそうです。右が雄木、左が雌木です。夫婦円満、子授け、安産の神木として親しまれ、この木にタッチいたすればパワーをいただけるそうです。
<その他の神社など>
境内には他にも三狐稲荷神社、幸の宮弁天、なんじゃもんじゃ稲荷があります。
二狐稲荷はあちこちにありますが三狐稲荷はここだけの様です。また、なんじゃもんじゃ稲荷は何でも願いが叶うようなので一緒にお参りしてはどうでしょうか。
舞台もあります。ここでは神様に捧げる能や演舞をしていたのかもしれません。
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