風まかせ~

自分で歩いて得た季節のきまぐれ情報です。気が向いたときに写真付きで時々出します。

ママチャリでいく旧中山道 鴻巣から熊谷へ(2)

2018-01-24 | ぶらぶら散歩

氷川八幡神社のある箕田地区を過ぎると前砂地区になります。

池田英泉が「吹上富士」を書いた場所でそのあたりを示す新しい標識が立てられています。

 

 

ここは当時は前砂村と言って日本橋から13里目になる前砂一里塚跡があります。左右に榎が植えてあったそうですが今は道端に細い標識があるだけです。

 

 

前砂交差点に設置された案内標識に従いJR高崎線に沿って進むと高崎線の踏切に出ます。ここにも標識があります。これに従い踏切を越えてすぐ左折し高崎線の東側を進むことになります。

 

吹上駅前交差点から吹上本町交差点にかけてが「間の宿 吹上」で、かつては道の両側に茶屋、本陣、立場などがあったらしいですが今はその面影はありません。

わずかに残っている古い商店と旧家の佇まいが昔の街道を忍ばせる程度でした。

間の宿(あいのしゅく)とは宿場間の距離が長い場合や峠越えなどの難路の場合に宿場と宿場の間に自然発生的に成立した休憩用の町場です。公的には宿場とは認められていないので旅行者の宿泊は禁止されていました。間の宿よりも小規模なものを立場とも言うようです。

 

 

本町交差点を左折すると東曜寺の門前に出ます。その先を案内の矢印に従って右折すると吹上神社の鳥居があります。

吹上神社は日枝神社(山王社)を勧進した吹上の鎮守です。

 

先ほどの東曜寺とは境内の右奥で敷地が繋がっていて自由に往来ができます。

 

 

 

 

 



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