コバギボウシはキジカクシ科ギボウシ属の多年生植物で、本州から九州の山野に生育し7~8月の湿原付近に花を咲かせ夏の湿原を彩る植物の一つです。
葉の形や大きさには変異が大きく、生育地や場所により様々な名称があるようです。
ツリガネニンジンはキキョウ科ツリガネニンジン属で、夏から秋にかけての山野を代表する花の一つです。
花が釣り鐘状で根茎が太くて人参の様に肥大するためこの名 . . . 本文を読む
ナツズイセン、キツネノカミソリどちらもヒガンバナ科の多年性草木です。彼岸花とは違って春に葉が展開し、夏になると枯れてその後花茎を伸ばして花が咲きます。武蔵丘陵森林公園で見ることが出来ます。
ナツズイセン
スイセンの名前がついていますがスイセンというよりもユリに花が似ているので裸水仙とも呼ばれています。
キツネノカミソリ
どちらかと言え . . . 本文を読む
フシグロセンノウ(節黒仙翁)はナデシコ科センノウ属の一年草です。
野草では珍しい朱赤色の花を分岐した茎の先にまばらに数個つける日本固有の種で、本州(関東以西)、四国、九州の山地の林下などに自生します。
田中澄江の著書「花の百名山」で雲取山を代表する高山植物の一つとして紹介されています。
埼玉県では純絶滅危惧種に指定されています。
. . . 本文を読む
武蔵丘陵森林公園の野草コースに数は少ないですがレンゲショウマが咲いています。
花の盛りは過ぎてしまい間もなく終わりを迎えます。
花が蓮に、葉がサラシナショウマに似ていることからからレンゲショウマと呼ばれ、キンポウゲ科の多年草です。
関東地方では奥多摩の御岳山や赤城自然園で群生が見られます。
田中澄江の著書「新・花の百名山」でも甲武信岳を代表する花の一つとして紹介されています。
  . . . 本文を読む
オモダカ
2018-08-02 | 自然
オモダカ(面高)はオモダカ科オモダカ属の水生植物です。名前の由来ははっきりわからない様です。
8月から9月にかけて白い3枚羽の花を咲かせる全国どこでも見られるごく普通の雑草です。
暑さに強いらしくこの熱暑の中に生き生きとしています。農家の人たちには田んぼの栄養分をとってしまうので嫌われている植物です。
別名をハナクワイといいますが、オモダカの球根を食用に改良したのが東北地方で . . . 本文を読む