予報と違って天気が思わしくない。休日なのだが、予定を変えて陣馬山に登ることにした。
こんな天気でも結構人が多い。
小さな山だが、頂上付近は広く、高原のようになっていて意外と花や虫が多い。
ムコナの異名も持つシラヤマギク
まだ咲いていたタマガワアジサイ
これも花期が長いウツボグサ
コオニユリも見つけた。いかにも夏の高原の花といった感じで艶やかに咲いていた。
セセリチョウが吸蜜にやってきた
ツリガネニンジンもあちらこちらで咲いている。ツリガネニンジンはキキョウ科の花。
日本全土に分布し、花が背が高く1mに達するものもある。
白い株
丈高い草に隠れて咲いているのはオトギリソウ。
シシウドはセリ科の花。8月から咲きはじめ、10月を過ぎて秋になっても咲いている。
草丈は1mから2mにも達する大型の花で、高原の沢山の虫を集める。。
名の由来はウドに似ているが食用にはできないことからとか。
三つ仲良く並んだホタルブクロ
イヌゴマ
オトコエシ
この山には何度も来ているがいつも何かしらの発見がある。今回はコバノカモメヅル、
ガガイモ科の多年草の蔓性の花で7月から9月にかけて山麓に生える。
花は暗紫色で1cmに満たない小さな花だ。花の色も地味なので今までは見過ごしていたのだろう。
もう一つ見つけたのはバアソブ。ちょっと花が撚れているが見つけた時は嬉しかった。
バアソブはツルニンジンの仲間。8月に日本全国の山野で見られるがやはり見つけにくい。
似た花のツルニンジンはこれより一回り大きくジイソブといわれる。
晴れていれば頂上からは大きな富士山が望めるのだが、今日はあきらめるとしよう。
この辺で。