お盆が終わり少しまとまった休みが取れたので、2泊3日の予定で日光に出かけてきた。
今回は車を使わず、使いでのよい東武線の日光フリーパスを足とした。朝9時に家を出て昼ごろには日光東武駅に着いた。
初日は大好きな高校野球を聞きながら(この日は決勝戦だった)雨の中の日光植物園を訪ねた。
赤い屋根の建物は実験室。
ヨツバヒヨドリを見るとついアサギマダラを探してしまう。この雨では出会えそうもないが……。
アジサイやハナショウブのようにレンゲショウマにも雨はよく似合う。
こちらは雨はあまり似合わないマツムシソウ
コバギボウシ
オオマルバノホロシはヤマホロシやヒヨドリジョウゴと同じナス科の花。
この花を撮っていた時、6回裏仙台育英が6対6に追いついた。大変な盛り上がりようだ。
これだけは金網に囲われて群生していたキレンゲショウマ(ユキノシタ科)。
紀伊半島、四国、九州の限られた深山に咲く1属1種の花。
レンゲショウマ(キンポウゲ科)とは一字違いなのだが、花色も姿かたちもまるっきり違う。
ワレモコウの穂先で争うアキアカネ
ミソハギ
珍しい白色のアザミ、どうやらノアザミの変種のようだ。
ホツツジ
ナデシコ科のフシグロセンノウもたくさん見かけた
雨の中ひときわ色鮮やかに咲いていたオタカラコウ
池の中で群生していたサワギキョウ
9回表粘っていた仙台育英が東海大相模に10対6と離され、そのまま敗戦となってしまった。アぁ残念。
花火のような形をしたシシウドは高原に咲くセリ科の花。
暗紫色の細かい花を咲かせているのはノダケ。奥多摩の山でもよく見かける。
図鑑によると実はカレーのような香りがあるのだという。
以前は珍しいと思っていたが、どういうわけか最近このコバノカモメヅルにはよく出会う。
ツルボは山野だけではなく、街中でも公園の芝生などで群生している。
雨が降っているせいかアカガエルは至る所にいて、何度も危うく踏みそうになった。
ちょっと細長い陸貝、図鑑を調べるとオカモノアラガイに似ているようだ。
折れた枝の先端でじっと雨を耐えているコガネムシ
虫たちには可愛そうだが、雨は一向に止まずだんだんと激しさを増していった。
甲子園の決勝でまたも敗れた東北勢への涙雨でもあったのだろうか。
この辺で。