連休が終わったところで、北海道は札幌に飛び近辺の野山を歩いてきた。
札幌に着いたのは昼前。、午後からは北大植物園を訪ねた。
赤煉瓦の建物は旧北海道庁舎。
その裏手にあるのが北大植物園。いつもながら東西南北が整然とした札幌は歩きやすい。
植物園入口。入園料は大人420円。
古びた園内案内図。「キタキツネに注意しましょう」の看板には驚かされる。
入り口すぐ右手にあるのは北方民族資料室。
植物園の初代園長である宮部金吾の記念館。
ビル街を通り抜けたばかりの目には新緑がやけに眩しい。
散策路脇に多く咲いていたのはキバナノアマナとエゾエンゴサク
灌木園にやってきた。
黒船ツツジが見事に咲いていた。
この花はエゾノウワミズザクラ。雄蕊が花弁より長いのがウワミズザクラとの見分けポイントなのだとか……。
オオバクロモジ
都心の中とは思えない巨木が多い。
ミドリザクラ。またの名は緑萼桜。花弁の中央に緑色の五芒星が見られる。
ライラック並木に面した広場。ここで昼食を兼ねて休憩。
この緑色の桜?はウコン桜なのだろうか
カジカエデの花
こちらはエゾイタヤ(カエデ)の花
オオカメノキ
眼鏡橋を渡って樹木園に入るところでシラネアオイの群生を見かけた。
オオバナノエンレイソウは北海道で早春よく見かける花だ。
ヒトリシズカは名前と違って大勢で咲く
キクザキマイチゲ
北方民族植物標本園ではアイヌ民族などが生活上に利用した200種の植物が栽培展示されている。
重要文化財群には博物館やバチェラー記念館の建物がある。
この後、ロックガーデン、高山植物園なども回ったのだが、花が本格的にみられるのは
もうすこし先のようだった。
結局植物園には2時間以上いて、その後は円山公園に向かった。
円山公園は動物園や球場、隣接している北海道神宮が有名だが、
私の目的は丸山原始林。地下鉄を降りてすぐに北海道神宮の大鳥居が目につく
北西にある大師堂が丸山への登山口となっている。登山といっても標高226m 、
ゆっくり上っても一時間足らずのハイキング。
途中の山道には円山八十八か所として八十八個の観音像が建てられている。
山道には自然が良く残されていて、登っていても飽きなかった。
頂上からの札幌市街。
下山は動物園の裏手の道を行ったのだが、麓からは高校野球の応援がずっと聞こえていた。
とりあえずこのへんで。