たまには堅い話も……
日本は自由な国で情報統制もそれほどされていない国だと思っていたが、大きな間違いだった。
国境なき記者団が発表した世界報道自由ランキングによると日本は年々ランクを下げていて
2010年には11位だったのが、台湾や韓国にも抜かれ現在(2015年)61位なのだという。
どうやら原発問題や特定秘密保護法の制定などが指標を下げる要因になったらしい。
テレビでは日本礼賛番組が垂れ流され、「ああ私たちは、こんな素晴らしい国に生きているんだ」と
少しは思っていた(思わされていた)のに、それも情報統制の一環だったのだろうか。
(閑話休題)
HPの見ごろ情報につられ森林公園に遊んできた。梅はやや見ごろを過ぎてはいたが、
日和がよく一足早く春の気分を満喫できた。
淡い紅で八重咲き、花弁の裏の赤色が少し濃い「開運」、眺めているだけで運が開けていくようで良い名前だ。
「内裏」は淡紅色で一重と八重と咲き分ける。
濃い赤で八重咲きの鹿児島紅はやや旬を過ぎたか。
幕末のころ金沢で作られたという「八重西王」は遅咲きの梅。
こちらは一重咲きの「西王母」。尚西王母とは中国の神話に登場する仙女。
京都御所に伝わった「梅花名品集」に初見される「御所紅」は、天皇をはじめとする貴族の
邸宅に植えられた品種だという(立札による)
花弁のグラデーションが美しい「守の関」は江戸時代から生き残っている梅の名品種。
「滄溟の月」は移り白(蕾は紅で、咲くと白色に代わる)の品種。滄溟とは青海原のこと。
これも移り白の品種で「鴇の羽重」(ときのはがさね)。花が小ぶりで可愛らしい。
「蓬莱」は中国神仙思想の中で説かれる、東方の海上にある仙境のこと。
「幾夜寝覚」は紫紅色八重咲きの梅。花弁が波打つのが特徴
玉簾(たますだれ)、蕊の根元の明るい橙色が美しい。
枝垂れ梅を2品種。「淡路枝垂れ」
「養老枝垂れ」
「春日野」は紅白咲き分けの梅
中国から伝来したともいわれる梅の名花「月影」
水戸偕楽園の六名木のひとつ「烈公梅」。なお烈公とは水戸藩9代藩主徳川斉昭の別称。
この辺で。