今朝のニュースはテレビも新聞も都議選の自民党と藤井4段の
二つの敗戦でほぼ埋め尽くされていた。
ところで先月30日、防衛大臣が記者会見で「誤解を招きかねない」と35回も
繰り返していたのをテレビで唖然としながら見ていた。
ネット辞書によると「誤解を招きかねない」の類語としては「誤解を与える」、
「必ずしも適切でない」、「誤った印象を持たれる」などがあるという。
日本語の曖昧さを利用し、己の意図を何とかぼかそうとしたのだろうが、
どう考えても誰が考えてもおかしい。
発言は自民党都議会議員の応援演説の場でされたものであり、
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」という言葉は
意図がはっきりとしており、誤解しようがないほど明快だ。
一体どうやったら誤解することができるというのだろうか。
もともとこの大臣は右翼的傾向が強いようで、つい本音が出てしまったのだろう。その意味では
「誤解を招きかねない」は、「正解を与えてしまった」と変換するのが正しいのだろう。
この防衛大臣が守ろうとしているのは一体何なのか、一般国民でないことだけは確かだ。
見沼自然公園は見沼用水路に隣接し、周囲を自然豊かな田んぼに囲まれた公園だ。
梅雨の時期には池に紅白のスイレンが咲く。
この日も周囲をゆっくりと散策しながら、トンボ観察をした。
繊細なベニイトトンボ
番も見つけた
こちらはアオモンイトトンボ
ここの池でも一番よく見かけるのはやはりシオカラトンボだ。
♀のムギワラトンボもいる
ミヤマアカネ
真っ赤な顔のトンボはショウジョウトンボだ
トンボたちは紅白のスイレンの上を縄張り争いをしながら
忙しなく飛び回っている。
コシアキトンボの♂
こちらは♀
産卵をしているのだろうか
ハグロトンボもここではおなじみだ。
睡蓮の上で日向ぼっこをしているのはミシシッピアカミミガメ
すっかりおなじみの風景だ。
前回羽生水郷公園で見れなかったチョウトンボに会うのが、この日の一番の目的だった。
チョウトンボとはいうもののチョウではなく立派なトンボの仲間。
チョウの字はひらひらと優雅に飛ぶ様子から名づけられたものだ。
分布域は北海道を除き、本州から、奄美大島まで。平地のガマやマコモが生える
池や沼などで見られる。
ものの本によると羽根の色の違いによって雌雄の判別ができるのだという。♀の羽色は
近緑色、♂の青紫色とはいうものの光線の具合もありなかなか私には難しい。
番を見つけた
一旦番になったのが離れたのだから、下にいたのが♀だったのだろうか。
水面の上を強い風が吹くと、必死で葉っぱに縋り付いている。
何とか飛んでいる姿を撮りたくて挑戦してみた。ゆっくり飛んでいたかと思うと
ある時はホバリングして、別の時はさっと飛び去ってしまう。
飛び方が一定ではないので、なかなか私には難しい。
何とか撮れたのがこの三枚。
今日はこの辺で。