去年は8月に入ってから訪ね、オオムラサキには少し遅く残念な思いをした。
去年の記事はこちら。
今年は6月下旬に訪ねたのだが、今度は少し早かったようだ。
自然のものは時期を合わせるのが難しい。でも望外の嬉しい出来事に出会えたりも
するから、それはそれで良いのかもしれない。
さっそくタマムシに遭遇。
生きている個体に出会ったのは久しぶりだ。
30cmまでの接近を許してもらい感激だ。
鹿の子模様の羽がきれいなカノコガ
ここはいつ来てもハグロトンボが多い。まるでハンミョウのように道案内をしてくれる。
少し黄色味がかったモンシロチョウ
蛍も見られるようだ。
つぶらな瞳が可愛いチャバネセセリ
これもよく見かけるが、もっと可愛いベニシジミ
アサギマダラの好きなヒヨドリバナも間もなく咲こうとしている。
クヌギの幹にはカブトムシ
樹液の出ているところにはクワガタ
近くには都幾川が流れている。
草地に分け入るとバッタが次々と飛び去っていく。
色づき始めたホタルブクロ
最後にセンターの近くに来た。
ジャコウアゲハの幼虫
ヤママユの幼虫は見えるだろうか(ほとんど中央にいる)
これは何かの蛹。色大きさからするとジャコウアゲハのように見える。
この青い袋はオオムラサキの幼虫を保護している袋。
網越しに何とかオオムラサキの幼虫を観察できる。
葉の陰に羽化したばかり(センターの人の話では3時間)のオオムラサキがいた。
見物人が多かった(10人位)ので、特別に小枝を切り取って羽根を見せてくれることになった。
一瞬確かに紫色の羽を広げたのだが、残念なことに撮り逃してしまった。2度目のチャンスはなく、
乾いた羽根でふわふわと飛び去ってしまった。
この辺で。