FU0M1の修行記録「打つべし!」

好きな事の上達のために…個人的な覚え書きです。
なおリンクフリーではありませんので、一声おかけ下さい。
暫く工事中。

手の内

2010年10月06日 | 弓 修行
巻き藁を引いた。

弓手の手の内について、弓は握らない。
掌根で外竹の角を支えるように掬い上げるようにし、虎口を当てる。
指を使って持とうとすると、背中や脇からくる下筋の張りが弱くなって腕だけで支えるようになる。
弓を支えるのはあくまでも縦線。つまり背筋や腰ではないか。


などと、剣道の師匠に話を聞いて貰ったら、「なるほど。手の内は人に見せないというが、教えてくれてありがとう」と言われた。
勿体ないお言葉m(_ _)m

私自身が実践していることは聞かれれば答える。
が、やるやらないは相手の自由…基本的なことを指導してもやらない人もいる。
たった一度で分かった気になって、「○○先生が言ってたから」と鵜呑みにする人もいる。

経験の深さや長さにもよるだろうが、まずは受け止めて、「なぜ?本当にそうなのか?」と吟味し、よくも悪くも納得できるまで実践してみる。

そして初めて「手の内を見せる」ことができる。
大切なことは、中身があること。
等身大の自分自身を晒しても恥ずかしくない今までがあること。

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