弓道（継続）

「胴造りは三重十文字」
「残身(心)は大切だ」
「顔向けはしっかり、頬付はしっかり」
「早気は安定しない」
「離れは縦横しっかり伸びて」
何度指導しても、直らないのは何故か。
ひとつには、「本気で直すことが必要だと思わないから」
もうひとつ、「自分の楽な方に流されるから。」

改善点について指導を受けたら、まず自分自身納得し研究しなければならない。
鵜呑みではそのうちぶれが出て続かず、できないことを自分以外の責任にしがちである。
また、自分の楽に引くことが必ずしも正しくはない。
日常生活の歪みやバランス、癖、筋肉のつき方、骨格に応じた筋肉しかないのを、弓道に適した筋肉も育てることが大切である。

そして、指導にあたる側は、説得力をもっている必要がある。
自分がよく学び「なぜそうすることが必要か」何度でも具体的な説明ができること。
修練し「やってみせる」こと。
更に指導者は個人的な感情に左右されず、段位やその人の取組み方、目的や目標、筋力や理解力など、個人個人に見合った、必要なことを的確に指導することが大切である。