ひとりごと

還暦を過ぎた普通の主婦の日常を綴ります
下手だけれど大好きな編み物が中心です。

霊山寺(リョウセンジ)

2012年06月04日 | 拝観


 この霊山寺は敏達天皇の頃、右大臣小野富人(遣隋使・小野妹子の息子と伝わる)を主とする小野家の領有でした。
ですが小野富人は壬申の乱に関与したため、官を辞し、この地に蟄居したとか。

 そして万葉の頃、
752年の奈良の大仏開眼の大仏さまの眼を入れるのは唐の高僧鑑真の手になるはずでしたが 
和上の入国が遅れたためインドバラモン僧、菩提僊那が筆を執りました。
その菩提僊那の墓がこの寺にあります。

      

本堂には菩提僊那の像もありますがそれは残念ですが撮影できません。

そして敷地内には聖武天皇や光明皇后も入浴したといわれる薬師湯があります。
私はまだ入っていませんので また来なくてはならないようです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大和十三仏参り

2012年06月01日 | 拝観

 私は四国八十八カ所霊場めぐりをするのが夢で
主人とも60歳をすぎたら行こうと約束していた。
ところが主人が60歳を前にして仕事を変えなくてはならない事態がおきて
その霊場めぐりもいろんなことで今だ実現できずにいる。

その埋め合わせということでは決してないけれど
近場の大和十三仏というのに2回お参りすることができた。
1回目は歴史教室のお友達と周り
2回目は交通機関の便利なところは一人で行き、ちょっとしんどい所は主人に車で連れて行ってもらった。
その2回めのお参りが先の5月27日に満願を迎えた。



 
それぞれのお寺で ご朱印をいただき屏風に仕立てています。

これでいつ死んでも大丈夫(笑)なんだという思いもあるけれど
延び延びになっている四国の霊場めぐりも そのうちきっと、実現したいものです。
でも私の脚では無理かも・・・。。。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庚申堂の身替り猿(申)

2012年06月01日 | 日記

 奈良町を歩くと 庚申信仰の赤い身替り猿が
商店の軒先にも民家の軒先にも吊られている。
家の玄関に吊るすことで、災いの入ってくるのを防ぐおまじないです。




 


義母はお裁縫の上手な人で若い頃は人様のものを仕立てていたようですが
晩年は このちりめん細工の『身代わり申』を作ることに熱中しました。
本体と紐の取り合わせがとても楽しいらしく
私も義母を喜ばせようと手芸店を覗いたことも懐かしい思い出です。
市の高齢者の手作り作品展にも出品したこともありました。
5つくらいを繋げて人に上げて喜んでもらい、それがまた義母のやる気を引き出しているようでした。

 
きょう6月1日は義母の祥月命日です。



















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする