お風呂上がりのかかとや脚のお手入れ用に
冬に作ったみつろうとシアバター、ホホバオイルのクリームより
もう少し軽いテクスチャーの乳液のようなものが欲しいな、と思い
書籍に載っていたガレノスのコールドクリームのレシピを参考に
私なりにレシピをアレンジしてラベンダーチンキを使った
コールドクリームを作ってみました。
コールドクリームはみつろうを乳化剤、凝固剤として利用し植物油と水を乳化させたもので、肌につけた時に水分が蒸発し冷たく感じるのでコールドクリームと呼ばれたそう。
現在のクリームの原形で古代ローマで活躍した医師ガレノス(129~199年頃)が製剤法を創始したそうです。
<レシピ>
お好みの化粧品グレード植物油
(ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイル等) 80ml
みつろう 10グラム
ラベンダーチンキ (アルコール度数約40%のウォッカベース) 10ml
ラベンダーチンキの作り方はこちら☆
精製水 10ml
ラベンダー精油 15滴
<作り方>
1. 耐熱容器に植物油、みつろうを入れ、みつろうが完全に溶けるまで
湯煎で温めます。
2. 1にラベンダーのチンキと精製水を混ぜたものを少しずつ加えます。
3. 2を湯煎から外し、細いスパチュラか泡立て器、
竹串数本を束ねたものなどで全体をよく混ぜながら
植物油がなめらかなクリームになるまで冷まします。
※クリーム状になるまでに20分位、クリームが冷めるまでに40分程かかりました。
4. 冷めたクリームにラベンダー精油を加え混ぜ、清潔な保存容器に入れます。
※ラベンダーチンキの香りだけでも十分にいい香りでしたが
ラベンダー精油の抗菌作用、保湿作用、かゆみを抑える作用などに期待して、
1%弱の濃度になるように精油を加えました(^^)。
肌に塗り広げると、わずかですがスッと冷たい感じがします。
水分を含むレシピなので、1週間程度で使い切ることをおすすめします。
アルコール等クリームの成分に刺激を感じる方がいらっしゃるかもしれませんので、
使用前にはパッチテストを、お肌に合わない場合は使用を中止してください。
「ガレノスのコールドクリーム 参考文献 ライブラ香りの学校編 アロマテラピーコンプリートブック上巻」
最近、娘の小学校の図書室から本を毎週借りています。
作家の上橋 菜穂子さんがこの小学校の卒業生ということで読み始めた
守り人シリーズにはまっています。上橋さんの本屋大賞受賞作「鹿の王」も早く読みたい!
本を借りた後は、入り口脇にあるラベンダーにいつも寄り道です。