ふわふわ日記♪♪~母子家庭の道~

平成25年4月3日。シングルマザーとなりました。
子ども達、社会人に。日々の暮らしを大切に。

続き。

2005-12-21 | Weblog
診断後、ココからが大変だった。
まずは、ご主人。
現実を受け入れられずかなり荒れた。
医者に連れて行こう。医者をかえて診断書を取ろう。と・・・
ママは自分も信じたくない現実と、御主人の状態を受け入れなければならなかった。壮絶だったろうに・・・。
うちの旦那も、○君のことは少し気になってた様で・・・
「何で反応がないんや~」「返事してくれへんよな・・俺のこと知らんしか」と言っていた。
旦那に自閉症である事を伝えた。
「ま、それを聞けば今までの行動は納得出来るな。でも今のままでええんちゃうんか?別に特別に付き合いかえんでも、学校も多分一緒やし」と。
そうなんだよね。付き合い方を変える必要はないんだよね。
ただ少し理解しておけば。
私達夫婦は反応があろうが無かろうが、朝に会えば「○君、おはよう。」と挨拶はし続けた。勿論、反応はない。
御主人は現実を受け入れるまでかなりの時間を要したけど、それでもわが子。可愛くて仕方ない。○君もパパが大好き。
ママが言ってた。大好きすぎて表現の仕方がわからんくてさ、頭ぶつけんるん。これは怖いわ・・・。打ち所が心配・・・
そうだよね。無差別に頭ぶつけたら確かに怖い。
でも、ココまでのママの心の葛藤は並大抵の事じゃなかった。
何度も言っていた。
「自分でわが子を虐待してしまうんちゃうかな?って思ったりもしたし、時々実家に預けるかパパに見てもらって一人で買い物に行く様にしてるねん」
私の様に普通に生まれた子供でさえイライラすることがある。それ以上のことだったろう・・・。
近所に預けてちょっと・・・これも出きない。
多動である為、思った方向へ飛び出してしまう事が多い。
つい先日もパパの手を振りほどき道路へ飛び出してしまった。
一瞬のさでタクシーとぶつかる事は無かったが、タクシーの運転手は怒鳴っていた。飛び出す理由もわからんもんね・・・。

ママはよく言う。
「多動は一つ違えば躾の出来ていない我が侭な子。親が悪くなるし、子供も悪い子になってしまうんよ」って。
確かにそうね。
私だって、話せないんじゃないか?耳が悪いのか?って勝手に思ってたし。

「自閉症」・・・一言では言えない病です。
表向きに普通であっても病を抱えています。
篠原涼子さんが「光とともに・・・」と言うドラマで熱演された時、世の中に少しでも病の事が伝わったかと思いました。
どうぞ、一概に我が侭な子で終わらせないでください。

○君、かわいい良い子ですよ。
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真面目な記事です。

2005-12-21 | Weblog
仲良くさせて貰ってるお隣さんママの想いをちょっとご紹介。
障害についてです。面白半分では読まないでね。
※隣りのママの承諾を取って記事にしています。

お隣のお子さんは「自閉症」です。
3歳でやっとわかりました。うちの長男と同じ年齢です。
結婚はわが夫婦より早く、子供さんを心から望んでいたご夫婦。
私は出来婚でした。
ココへ越してきて間もなく知り合うのですが、お腹が大きい私をみては気遣ってくれる半面、羨ましいとも・・・。
で、私が長男を出産して程なく妊娠が分かり、私にも報告を。
あの笑顔は忘れられません。
寒い冬の日、男の子誕生。
その後も子供を通じても勿論色んな話をしました。
「小学校もいっしょやな~、中学も一緒やん。高校だって公立やったら一緒やな~」なんて会話も。
月日が経ち、うちの長男は環境的に言葉を発するようになるのは早かった。
隣りのお子さんはうちの子とは約9ヶ月違うので発育の差は仕方ないそうお互いが思ってた。
あと何ヶ月経ったら喋れるのかな?と楽しみな位だった・・・
約2年後私は長女を出産する。
○君は話さない。
こちらの呼びかけにも反応が無い。
子供同士で交わって遊ばない。
興奮状態になると壁や床に頭を叩き付ける。
色んなことが目に付き始めた。
障害だとは誰もわからなかったから・・・
もしかして、お耳が聞こえにくいんだろうか?
言葉を話せないんだろうか?
色んな思いが私の中にあった。
でも聞けない。聞いてはいけない様な気がしていたから・・・
幼児期に行われる保健所の検診。初めて言語の発育の遅れを指摘されたと落ち込んで帰って来た。
「男の子は口が遅いって言うからね。仕方ないよね」ってママが言う。
「そうやん、うちの従兄弟の子、早く喋れって言われてドモル癖が付いたし」
って会話も・・・。
1歳半検診の次は3歳児検診、○君は2歳で検診を受けなさいといわれたらしい。
その後、我が家に来ることもめっきり減ってしまった。
お向いにも同じ学年となる男の子が居た。そのママも○君を心配していた。
昼間は2人切りの生活。刺激が無いから話せないのか?憶測では何とでも言えた。
育児相談にも行っていたらしい。
ある保育所では「明日からでもいらっしゃい、お母さんも疲れていてはいけない。子供は子供同士で受ける影響や刺激もあるから」と。
でも、○君ママは発育の遅れを気にして子供が可哀想だと思い、保育所にも行かなかった。
3歳児検診。
結果は「自閉症」
コメント (2)
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