前のエントリーで「役者・沢田研二の相手役の女優さんが輝いて見えない」
と記しましたが、じゃ、女優さんを輝かせる俳優は?と聞かれました。
ええ~っと、まず思いつくのは萩原健一・ショーケン。次いで豊川悦司かな。
彼らと共演している女優さんたちはドラマなら、回を重ねるごとに
どんどんキレイな女性に変化していくように思えるのです。
たとえラブストーリーでなくても、
物語の中の男と女の間には恋愛をにおわせる感情が刻まれるわけで、
ショーケンやトヨエツって、そういうシチュエーションの表現がすごく上手で、
相手の女優さんの美しさ、女の可愛さを際立たせる影になる術を心得ているかのように思えます。
“術”というのは、単なるテクニックだけでなく、
身も心もその役に成りきるという役者の才能なのかもしれません。
つまり物語の中、本気で相手の女優さんに恋愛感情を抱けるのではないかしら?
擬似恋愛ともいえる、感情の高まりがあるから
女優を「愛されてる」輝く女に変えさせるのではないかと思うのです。
かつてジュリーはラジオのインタビューで、相手役の女優さんに恋をすることはありますか?と質問され、
「そんなややこしいことになったら大変ですよ」というのが答えだったと記憶しています。
つまり、擬似恋愛はしない、できない、
するなら本気の恋愛になってしまう、ということなのだと思います。
なるほど、映画で共演した田中裕子とは本気の大恋愛を経て結ばれたのでした。
ジュリーってそういう意味では愛すべき不器用なのでしょね。
そんな不器用ジュリーですが
舞台の上、スクリーンの中、一人ポツンと居て絵になる存在としてはピカ一だと思います。
「太陽を盗んだ男」のひとり黙々と原爆を造るシーン
「悪魔のようなあいつ」の病魔と闘う孤独なシーン
これらはジュリーを越える役者さんはいないのではないでしょうか。
一昨日観た「音楽劇 探偵(哀しきチェイサー)」でも、
一人でお酒をあおるシーンはちょっとゾクッときましたもの。
テレビで毎日のように歌を歌っていた時代に
カメラの前でたった一人で(歌の)ドラマを演じていた経験が
役者沢田研二の礎になっているのかもしれません。
沢田研二は“ピンの人”わたしがそう思う由縁です。
今夜の画像は、水溜りの中の桜とコンクリートの片隅に見つけた花
と記しましたが、じゃ、女優さんを輝かせる俳優は?と聞かれました。
ええ~っと、まず思いつくのは萩原健一・ショーケン。次いで豊川悦司かな。
彼らと共演している女優さんたちはドラマなら、回を重ねるごとに
どんどんキレイな女性に変化していくように思えるのです。
たとえラブストーリーでなくても、
物語の中の男と女の間には恋愛をにおわせる感情が刻まれるわけで、
ショーケンやトヨエツって、そういうシチュエーションの表現がすごく上手で、
相手の女優さんの美しさ、女の可愛さを際立たせる影になる術を心得ているかのように思えます。
“術”というのは、単なるテクニックだけでなく、
身も心もその役に成りきるという役者の才能なのかもしれません。
つまり物語の中、本気で相手の女優さんに恋愛感情を抱けるのではないかしら?
擬似恋愛ともいえる、感情の高まりがあるから
女優を「愛されてる」輝く女に変えさせるのではないかと思うのです。
かつてジュリーはラジオのインタビューで、相手役の女優さんに恋をすることはありますか?と質問され、
「そんなややこしいことになったら大変ですよ」というのが答えだったと記憶しています。
つまり、擬似恋愛はしない、できない、
するなら本気の恋愛になってしまう、ということなのだと思います。
なるほど、映画で共演した田中裕子とは本気の大恋愛を経て結ばれたのでした。
ジュリーってそういう意味では愛すべき不器用なのでしょね。
そんな不器用ジュリーですが
舞台の上、スクリーンの中、一人ポツンと居て絵になる存在としてはピカ一だと思います。
「太陽を盗んだ男」のひとり黙々と原爆を造るシーン
「悪魔のようなあいつ」の病魔と闘う孤独なシーン
これらはジュリーを越える役者さんはいないのではないでしょうか。
一昨日観た「音楽劇 探偵(哀しきチェイサー)」でも、
一人でお酒をあおるシーンはちょっとゾクッときましたもの。
テレビで毎日のように歌を歌っていた時代に
カメラの前でたった一人で(歌の)ドラマを演じていた経験が
役者沢田研二の礎になっているのかもしれません。
沢田研二は“ピンの人”わたしがそう思う由縁です。
今夜の画像は、水溜りの中の桜とコンクリートの片隅に見つけた花
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