僕の人生の今は何章目ぐらいなんだろう?

昨日に戻りたいと思うよりも、
今日を楽しみ、
明日が待ち遠しいと思える、
そんな人生を送りたい。

セカンド・ラブ

2006-10-17 17:40:00 | ヒトの気持ち
中森明菜のヒット曲だけど
彼女の歌より作曲した来生たかおで思い出す。
「きすぎ」と読める人は少なく、漢字知らずの子に至っては
「ライセイ」なんて読むから誰かなと首をひねる始末だ。

♪抱きあげて つれてって時間ごと
 どこかへ運んでほしい
 せつなさは モノローグ
 胸の中とまどうばかりのわたし♪

この歌は「恋も二度目なら」で各節が始める。
都橋のマスターなら
『それがどうした!俺なんてしょっちゅうだ。こんどは何度目だったかな!』と
居直るだろう。
振られ慣れて41年、失恋の痛みなんてとうに感じなくなっている。
ああ、またかと次の機会を探している。
まぁ僕らは反省が足りないよね、まったく。

でも、この歌はやっぱりウブなところを臭わせる。
「少しは上手に/愛のメッセージ伝えたい」とか、
「少しは器用に/甘いささやきに応えたい」と殊勝な心がけで続ける。
でも、振られるくらいだから臆病で間抜けな振る舞いで
チャンスを失うのは僕等も同じだった。

「帰りたくない/そばにいたいの/そのひとことが言えない」とか、
「舗道に伸びたあなたの影を/動かぬように止めたい」というのもまどろっこしい。
そういうボキャボラリーが口から出てくればもっと早く身をかためただろうに・・・。

「さよならに/追いかけられるのイヤよ」という
言葉にだまされて年貢を収めたマヌケもいた。

恋は二度目でとどめておくに限るようである。
ね!マスター。
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