どうでもいいけれど同じ言葉を繰り返しているうちに
笑いが込み上げてくる唄がある。
「こんちくしょう、からかいやがって」とムッとしながら
思わずおかしさにつられて口ずさんだ。
かぐや姫の初期の唄にはそういう曲が多い。
『好きだった人』(伊勢正三作詞、南こうせつ作曲)は
その最たるものだろう。
ギターコードがC、Em、F、G7で済む。
「好きだった人」の後にブルージーンをはいていた、
白いブーツをはいてた、ステテコもはいてた、Tシャツが似合ってたと皮肉まじりに並べるのもおかしい。
「何だこれ、そりゃアイツのことだな」と飲み歩いた仲間のことを思い出す。
先生とかお兄さんと特定せず、あれこれ並べるから誰にでも当てはめられるのが便利だ。笑った後にこんなフレーズが繰り返されても怒る気が失せる。
かぐや姫はそういうズルサもあって憎めない。
失恋ということばは
知ってたけれど
失恋ということばは
知ってたけれど♪
まともに恋などしたことはない頃、
失恋ということばにあこがれたころもあった。
ことばを知っていてもあこがれだけで飛んでいった。
笑いが込み上げてくる唄がある。
「こんちくしょう、からかいやがって」とムッとしながら
思わずおかしさにつられて口ずさんだ。
かぐや姫の初期の唄にはそういう曲が多い。
『好きだった人』(伊勢正三作詞、南こうせつ作曲)は
その最たるものだろう。
ギターコードがC、Em、F、G7で済む。
「好きだった人」の後にブルージーンをはいていた、
白いブーツをはいてた、ステテコもはいてた、Tシャツが似合ってたと皮肉まじりに並べるのもおかしい。
「何だこれ、そりゃアイツのことだな」と飲み歩いた仲間のことを思い出す。
先生とかお兄さんと特定せず、あれこれ並べるから誰にでも当てはめられるのが便利だ。笑った後にこんなフレーズが繰り返されても怒る気が失せる。
かぐや姫はそういうズルサもあって憎めない。
失恋ということばは
知ってたけれど
失恋ということばは
知ってたけれど♪
まともに恋などしたことはない頃、
失恋ということばにあこがれたころもあった。
ことばを知っていてもあこがれだけで飛んでいった。