
桜花賞(JpnI)はブエナビスタ[2009/4/12]
阪神競馬場で行われた第69回桜花賞(JpnI・芝外1600m・良・18頭・1着賞金8900万円)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気ブエナビスタ(牝3 栗東・松田博資厩舎)が1:34.0のタイムで優勝。2着にレッドディザイア、3着にジェルミナルが入り、4着ワンカラットを含めた上位4頭には5月24日に行われるオークスへの優先出走権が与えられる。
スタートはまずまずだったが、レースのスタイルは変えることなく後方からの追走となったブエナビスタ。
縦長の馬群の後方2番手に悠然と構え、3コーナーに入っても手綱は微動だにせず、4コーナーから最後の直線へ。
ここで前のレッドディザイアとジェルミナルに進路を狭められて外に出すロスがあり、一瞬ヒヤッとさせられたが、ここからエンジンがかかると前を一気にとらえにかかる。
上がり3ハロンは最速の33秒3(次位はレッドディザイアの33秒7)。正味400mだけの競馬であっさり差し切り力の違いを見せつけた。安藤騎手は3度目、松田調教師は2度目の桜花賞制覇。
レッドディザイアは中団の後ろで流れに乗り、直線は外から素晴らしい決め手を披露。残り100mで抜け出し、最後は勝ち馬にねじ伏せられたが、2戦のキャリアを考えれば勝ちに等しい内容だった。
ジェルミナルはレッドディザイアと並んで追い込んできたが、残り200mで離され3着。ダノンベルベールは好位の内々でそつなく立ち回ったが、直線伸びきれず8着。サクラミモザは3番手でも折り合いがついたが10着に終わった。
ブエナビスタ
父スペシャルウィーク
母ビワハイジ(母の父Caerleon)
馬主:(有)サンデーレーシング
生産牧場:ノーザンファーム
通算成績:5戦4勝
重賞勝鞍:2008年阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)、2009年チューリップ賞(JpnIII)
2009年2回阪神6日 4月12日(日)
10R 桜花賞(JpnI) 18頭
芝外1600m 牝3歳オープン 定量 晴/良
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 着差 人気
1 5 9 ブエナビスタ 牝3 55.0 安藤勝己 1:34.0 1
2 8 18 レッドディザイア 牝3 55.0 四位洋文 1/2 2
3 7 15 ジェルミナル 牝3 55.0 福永祐一 1 1/2 5
4 3 6 ワンカラット 牝3 55.0 藤岡佑介 3/4 6
5 7 14 ルージュバンブー 牝3 55.0 小牧太 ハナ 8
単勝 9 120円 ワイド 9-18 320円
複勝 9 110円 9-15 420円
18 270円 15-18 1,650円
15 330円 馬単 9-18 780円
枠連 5-8 550円 3連復 9-15-18 2,480円
馬連 9-18 640円 3連単 9-18-15 5,680円









