１３８のつづき。
皐月賞（JpnI）はアンライバルド［2009/4/19］
中山競馬場で行われた第69回皐月賞（JpnI・芝2000m・良・18頭・1着賞金9700万円）は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気アンライバルド（牡3 栗東・友道康夫厩舎）が1:58.7のタイムで優勝。2着にトライアンフマーチ、3着にセイウンワンダーが入り、4着シェーンヴァルトを含めた上位4頭には5月31日に行われる日本ダービーへの優先出走権が与えられる。
前走のような折り合いを欠く場面は見られず、中団よりやや後ろでスムーズに流れに乗ったアンライバルド。
3コーナーを過ぎて外から進出し、抜群の行きっぷりで先行勢を射程圏にとらえると、直線坂下で早々と先頭へ。
後続を一気に突き放し、力強い脚取りで坂を駆け上がった時点で勝負あり。その名のとおり比類なき強さを見せつけ、父ネオユニヴァースとの親仔制覇を果たした。昨年の天皇賞・春と制した岩田騎手と友道調教師のコンビは、ともに皐月賞初制覇。
スタートでやや立ち遅れたこともあり、最後方からの競馬となったトライアンフマーチ。
4コーナーから仕掛けると、メンバー最速の上がり34秒4の脚で2着に突っ込んだ。マイナス10kgと馬体が絞れたセイウンワンダーは本来の末脚が蘇り、距離に目処が立つ3着。
3コーナーまで最後方のシェーンヴァルトが4着と上位は後方待機勢が占め、掛かり気味に3、4番手からの追走となったリーチザクラウンは13着と惨敗。
前半1000m59秒1という澱みのない流れがこたえたのか、一度も先頭に立つ場面もなく4コーナーで早々と失速した。さらに圧倒的1番人気のロジユニヴァースはまさかの14着。最内枠からうまく外に出し、中団よりも前目のポジションを進んだが、3コーナーから上がっていく時の手応えに余裕はなく、直線では鞍上が追うのをやめるほど不可解な惨敗を喫した。
アンライバルド
父ネオユニヴァース
母バレークイーン（母の父Sadler's Wells）
馬主：（有）サンデーレーシング
生産者：ノーザンファーム
通算成績：5戦4勝
重賞勝鞍：2009年スプリングステークス（JpnII）
11R 皐月賞（JpnI） 18頭
芝2000m 牡・牝3歳オープン 定量 晴/良
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 重量 騎手 着差 人気
1 8 16 アンライバルド 牡3 57.0 岩田康誠 1:58.7 3
2 2 4 トライアンフマーチ 牡3 57.0 武幸四郎 1 1/2 8
3 7 15 セイウンワンダー 牡3 57.0 内田博幸 1/2 4
4 8 17 シェーンヴァルト 牡3 57.0 北村友一 2 1/2 15
5 3 6 ベストメンバー 牡3 57.0 四位洋文 1 1/2 5
単勝 16 610円 ワイド 4-16 3,360円
複勝 16 280円 15-16 1,570円
4 1,470円 4-15 10,240円
15 870円 馬単 16-4 18,390円
枠連 2-8 5,170円 3連復 4-15-16 67,600円
馬連 4-16 11,940円 3連単 16-4-15 390,930円
このままだと・・アンライバルドもダービーだろう。
お店だ。
が待っている。
