PM2:00、フォーメーションラップスタート。
タイヤを温めるために蛇行したり、ブレーキを強く踏んだりしながら1周します。
観客も一番緊張し、またワクワクする時間です。
全車がスタートグリッドに着くと、シグナルが順番に5つ点灯します。
シグナルが全部点灯した後一斉に消えたらスタートです。
ポールポジションのフェルスタッペンは2番手スタートのピアストリをけん制します。
その隙に3番手スタートのノリスが前へ。
1コーナーはわずかにノリスが前へ出ているようにも見えましたが、イン側のフェルスタッペンが先頭をキープして2コーナーへ。
後方で接触があり、セーフティカーが出動しました。
リスタートでは危なげなくフェルスタッペン先頭。
2回のピットストップを行い、終わってみれば2位に20秒近い大差をつけて圧勝。
2位ノリス、3位は自身のF1キャリア初表彰台となるピアストリでした。
私の推しドラ角田裕毅はというと、9番手からスタートするもののスタート直後にポジションを落としました。
1回目のピットストップでチームメイトのローソンを逆転しますが、2回目のピットストップで再び逆転されました。
終盤はローソンの後ろ1秒以内を走行し、何度もオーバーテイクできるかと思わせましたが、抜ききれず結局12位フィニッシュとなりました。
去年は13位、今年は12位と母国での入賞はまたもお預けです。
今回は予選が良かっただけにちょっと残念でした。
でも声援の多さは角田が一番でしたよ。
フェルスタッペンも人気ですが、序盤からもう優勝が見えていましたから。
場内の注目はなんといっても角田入賞なるか、でした。
声援は間違いなく本人にも届いたでしょう。
この期待を胸に残りのシーズン、そして来シーズンもがんばってほしいです。
決勝が終わり、私たちはすぐに席を立ちました。
帰りは名古屋方面なのでシャトルバス→近鉄という激混みルートです。
少しでも早く出た方がいいという判断です。
事前に相談していました。
表彰式どうする?と。
去年はグランドスタンドの席だったので表彰式を見てから帰りましたが、今年は見るとしてもモニター越しになります。
それでももし角田が表彰台に上がったら表彰式を見ていこうと決めていました。
でも残念ながらダメだったので一刻も早く会場を後にします。
とはいえ考えることはみんな同じで、すでにBスタンドの下はすごい人でした。
人の流れに身をまかせるように進み、メインゲートを通過。
「196DAYS TO GO!」
来年は4月開催なのでもうあと196日後にはまた日本グランプリなんです。
バス待ちの列はカメのような進みでした。
まだ日も暮れていないので暑くて暑くて。
水を持っていなかったら倒れていたかもしれません。
ところで、帰る途中にとても残念な光景を目撃しました。
各所にこういうドライバーののぼり旗が立てられていたんですが、それを盗む人がいたんです。
最初に盗んでいたのは外国人でした。
ポールから堂々とのぼりを抜いて持ち去っていました。
しばらく進むとまた盗んでいる外国人が。
そしてそれを見ていた日本人までもがマネして盗み始めたんです。
バス乗り場に着く頃には無残にもポールだけが残されていました。
コレ、NHKのニュースにもなりました。
「F1日本グランプリが開催されました」ではなく、「F1日本グランプリでのぼりが無断で持ち去られました」とニュースになるとはなんとも悲しいやら情けないやら。
もちろん持ち帰っちゃダメなんですよ。
鈴鹿サーキットではのぼりを持ち帰ることを認めていません。
外国人はそういうことを知らなくて自分の国では当たり前にやっているからいいと思ってやったのかも。
そして日本人はやっている人がいるから自分もやっていいんだと思ったのかも。
どちらもダメです。
鈴鹿サーキットは対策を検討中とのことですが、来年以降のぼりが立てられなくなったら残念でなりません。
話を戻して。
PM5:15、ようやくシャトルバスに乗れました。
観客席を立ったのがPM3:45頃だったので、バスに乗るまでに1時間半かかったということになります。
表彰式を見てから帰ったら多分もっと混んでいたと思います。
白子駅からは急行に乗りました。
特急は事前予約で完売でした。
急行は混んでいましたが四日市で降りる人がいてその後は座れたので良かったです。
名古屋からの新幹線は近鉄に乗っている間にネットで予約しました。
地元の駅に着いたのがPM8時前ぐらいでした。
駅ビル内の居酒屋で軽く食べていくことに。
3人で乾杯。
C氏は席が違うので、あの混雑ぶりではとても落ち合うのは難しいだろうということで帰りも別行動です。
PM10時まで飲んでそこからタクシーで帰り、私がマンションに着いたのがPM10:10。
この日の歩数、14,905歩。
距離にして、7.5km。
お疲れさまでした。