シュエダゴォン・パヤー。
ミャンマー最大にして最も聖なるパヤーです。
夕暮れから夜にかけてが一番キレイだと聞いたので、
PM5時ごろから行ってみました。
ヤンゴンのダウンタウンからタクシーで10分ぐらい。
タクシー 2000MMK(約200円)。
入場料 8000MMK(約800円)。
広~い境内の真ん中にどど~んと黄金に輝く仏塔。
高さ99.4m。
使われた金箔の数は8688枚。
今まで訪れたどのパヤーよりもまぶしく輝いていました。
紀元前585年に、商人の兄弟がインドで仏陀と出会い、
8本の髪の毛をもらって、それをここに奉納したのが
シュエダゴォン・パヤーの起源と言われています。
マハーボディー寺院。
マハーガンタの釣り鐘。
あと、いろいろ
見どころがたくさんありすぎて、写真もたくさん撮ったのですが
後で見返しても何が何だか…
横一列に並んで境内を清掃する女性たち。
仏塔の周りにぽつぽつとある小さな祭壇。
ミャンマー伝統歴「八曜日」の守護像です。
ミャンマーでは生まれた曜日がとても重要です。
水曜日は午前と午後で分かれているので八曜日です。
タイなども八曜日でしたね。
曜日ごとに、方角・支配星・象徴となる動物があります。
上の写真は私の生まれた木曜日の守護像。
木曜日は、西・木星・ネズミだそうです。
この木曜日の守護像を探してウロウロしているときに、
現地のガイドさんに「何を探しているの?」と声をかけられまして。
日本語と英語がペラペラの公認ガイドさん。
ちなみに偽物ガイドも結構多いらしいので、
お願いするときは公認ガイドの免許証を確認しましょう。
彼は普段は旅行会社でガイドをしているのですが、
予約がない日はシュエダゴォン・パヤーへ来て、
自分でお客さんを探して境内を案内しているそうです。
守護像の場所は教えてもらいましたが、
ガイドをお願いするつもりはなかったので、
最初にハッキリと断りました。
しつこくされることもなく、遠目で私の様子を見ていたのですが、
私がお参りの仕方がよくわからず、テキトーにやろうとしたら
「ダメダメ」と詳しく教えてくれて。
祭壇に花を供えてお水をかけるのですが、
水をかける回数にも意味があるらしくて、
背後の像に何回、手前の像に何回、下にいる動物に何回というように…
だから何回なんだっていうと、、、
忘れてしまいました
そして教えてもらっておきながら、それでも後はひとりで回るからと
ガイドさんと一旦は分かれたのですが、1時間後ぐらいに再会。
日も暮れかかってきて、今からもうお客さんも見つからないからと、
結局タダで私に付き合ってくれることになりました。
といっても、私も自分で見学してもう十分な感じだったので
座って話をしたり、ベストポイントで写真を撮ってもらったり。
そんな中、これはガイドブックには載ってないよと連れて来られた仏像。
この目が本物だって言うんですよ。
ちょっとコワイです。。。
眼球の表面はとくに何も覆われていなくて、外気にさらされているのに、
なのに何百年も腐らないとか…
う~ん、確かに作り物にしてはリアルすぎますよね。
本当に本物かな…?
夜はよりいっそう輝いていてキレイでした~。
まぶしいまぶしい
ガイドさんがとっておきの場所も教えてくれました。
黄金の仏塔のてっぺんには、た~くさんの宝石がちりばめられています。
これはガイドブックにも載っていて、たいていの場所からは
ダイヤモンドが白く輝いているのが見えます。
でも、ある場所に立って数センチずつ前へずれていくと、
赤→白→青→緑と色が変わるのがわかります。
ホント微妙なんですけどね。
赤はルビー、白はダイヤモンド、青はトパーズ、緑はサファイヤ。
白以外の色は本当にココっていう位置でしか見えません。
見る人の身長によっても変わりますし。
もちろんその場所には何の印もありません。
さすがに写真は無理でしたが、キレイでしたよ~
この後、ガイドさんとの2ショットを撮ってもらおうと声をかけた
フランス人女子3人組とも意気投合して、5人でチャイナタウンへ繰り出しました。
観光客も多くてどのお店もにぎわっていました。
ガイドさんオススメの串焼きのお店へ。
「コレとコレとコレ」と指さしで注文すると、焼いてテーブルへ運んでくれます。
生ビールが一杯600MMK(約60円)。安っ!
5人で飲んで食べて、一人6700MMK(約670円)。安っ!
二次会は歩いてすぐのオシャレなバーへ。
基本的には英語で会話をしていたのですが、
フランス人同士はもちろんフランス語で、
ガイドさんと私は日本語で話すこともあり、
3ヵ国語が飛び交っていました。
そして三次会はクラブへ。
さすがに私は踊りませんでしたよ。
おもしろかったのが、トイレへ行ったら中に広いスペースがあって、
地元の女の子たちが着替えてるんです。
お店に来てからミニスカートにハイヒール姿に変身するんですね~。
そんな服装、外では見かけませんでしたから。
締めは屋台のゴハン。
シュエダゴォン・パヤーで、たまたまガイドさんが私に声をかけて、
たまたま私たちがフランス人3人組に写真をお願いして、
それでみんなで飲みに行って。
出会いですね~。
出会いは旅の一番いい思い出ですよね~
というわけでミャンマー最後の夜は、とことん飲んでいました。。。