1年点検の時に窓ガラスフィルムに気泡と黒い変色があると
指摘したものの3ヵ月以上経っても何の連絡もないという話をしました。
→「新築マンション 1年点検編」
黒い変色はどんどんひどくなり、
写真にも写るほど目立つようになりました。
こんな感じです。
部屋の中から外に向かって撮影しています。
フィルムは内側に貼ってあるので。
夜なので部屋の中が写ってより一層変色が目立ちます。
変色は上から下までびっしり。
4枚の窓は全て同じような状態です。
白っぽい変色もあります。
もちろん拭いても取れません。
あまりに連絡がないのでこちらからマンションのアフターサービスに電話しました。
1年点検から3ヵ月半以上経った11月24日です。
担当者から折り返しますと言われ、待つこと6時間。
ようやくかかってきて「実はちょうど一昨日業者から連絡があったんですよ」と。
「業者から貼り替えの日程の希望日が来てますので選んでください」と。
そうですか、ちょうど一昨日連絡があったんですか。
ずいぶんタイミングがよろしいこと。
でもあなたは2日間私に連絡しなかったんですね。
とは言いませんでしたけどね。
業者から連絡があったなんてウソだと思います。
あわてて業者に連絡したのでしょう。
だから折り返すのに6時間もかかったのでしょう。
日程が決まりひと安心、とはいかず。
日が経つにつれてさらにモヤモヤしてきました。
違う商品に貼り替えると言っていたけど、
そもそも元の商品はどれで、貼り替える商品はどれ?
UVカット、高断熱、飛散防止効果がある商品とだけ聞いていて
そういえばカタログももらわなかったので製品名も品番も知りません。
違う商品なのだから値段も同じなわけないですよね。
今のものより安かったり、効果のない商品に貼り替えられてもわかりません。
再度電話して言いました。
当日、旧と新の品番と値段が載っているカタログを持ってきてと。
購入した時にオプション注文書に製品名や品番がなかったのもおかしいですよね。
気づかなかった私も悪いけど。
12月10日(日)AM9時。
アフターサービスの担当者と窓フィルムの業者が来ました。
業者は作業員2名とスーツを着た人2名の計4名。
名刺もくれなかったので営業なのか開発担当なのか不明です。
スーツの人の説明によると、「フィルムの内部構造変質起因による変色」だそうです。
フィルムは0.1ミリと薄いので施工中にフィルムの折れが起こった可能性があり、
それによって変色したと思われるとのこと。
対策品は、「はく離フィルムの厚みを1.3倍にし、施工作業時のフィルム全体剛性強度を向上」、
「はく離フィルムが製品の外側になるよう変更し、施工作業時にフィルムが折れて変質しにくくなる仕様に変更」
したそうです。
難しいことを言っているようですが、ようするに施工時にフィルムが折れてその部分が変色の原因となったらしいです。
従来の製品を折れにくい仕様にして、さらに施工時には細心の注意を払うというのが対策ということのようです。
作業を食い入るように見つめました。
古いフィルムをはがした跡は粘着質のものが貼りついていてどうするんだろうと思いましたが、
何か液体を噴射してスクレーパーのようなものでキレイに取り除きました。
はがしたフィルム。
新しいフィルムにも液体を噴射して窓に貼り付けやはりスクレーパーのようなもので
液体と空気を抜いていきました。
作業員は手際よく作業を進めていて、あれで細心の注意を払っていたのか少々疑問です。
当初、作業時間は2時間ぐらいと聞いていましたが、1時間程度で終わりました。
仕上がりを確認してくださいとも言われなかったので、勝手にジロジロと確認しました。
まぁ徐々に変色していったので貼ったばかりはキレイに決まってますけど。
途中で「何か特殊な洗剤で窓拭きしましたか?」と聞かれたのもちょっとカチンときたんですよね。
こちらの不注意を疑われたみたいで。
もちろん「してません」と答えました。
とりあえず来年の2年点検まで様子見ですね。
お詫びに崎陽軒のシュウマイをもらったけど(←スーツの人が横浜から来たらしく)
今度同じ症状が出たらシュウマイぐらいじゃ許せませんよ。