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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

2冊目:「新約聖書」

2010-03-15 06:31:50 | 
総評:★★★★☆ なかなか良かった
面白い度:★★★☆☆ まあまあ面白い
読みやすい度:★★★☆☆ まだやっぱり分かりにくい所があるが、旧約から比べるとケタ違い。
ためになる度:★★★☆☆ なかなかタメになった
また読みたい度:★★★☆☆ また読んでもいいかも


第2冊目は新約聖書。
やっと読破し終えました。

旧約聖書は今までの神との契約という位置づけで、新約聖書は新しい神との契約を表わした書物である。
新約では、イエス・キリストが人々のメシア(救世主)となり、今までの人々が行ってきた罪(不信仰)と、これからの罪を一手に引き受けて亡くなった後、復活を経て新しい契約が始まるという内容が書かれている。(かなり主観)

なので今まで(旧約)の信仰のやり方とかなり異なり、隣人愛とか、罪を悔い改めなさいといった内容が書かれている。
旧約とは異なり、かなり柔らかい文体で、人が語った言葉を元に書いており、かなり読みやすくなっていた。

聖書つながりだけあって、新約聖書では旧約聖書の内容が所々で引用されており、
よくよく見ると、旧約聖書の時点でイエス・キリストの誕生や、その後の契約が既に予言されているのが分かった。
またキリストはダビデの系図に連なっていて、そこからアダムまでさかのぼれることが分かった。
そんな新たな発見もあって面白い。でもなかなか長い・・・


新約聖書は、大きく3つの内容に分かれており、それぞれ簡単に以下の内容になっている。
・キリストの一生について(福音書)
・使徒の宣教の経緯
・使徒が各地、各人に宛てた手紙


以下に各章の簡単な内容を書く。

1、マタイによる福音書 ・・・ キリストの一生について。奇跡起こしまくり。
2、マルコによる福音書 ・・・ キリストの一生について。上とかなり内容がかぶっている。
3、ルカによる福音書 ・・・ キリストの一生について。上とさらに内容がかぶっているが、独自の記述もあり。
4、ヨハネによる福音書 ・・・ キリストの一生について。独自の記述が結構ある。「初めに言(ことば)があった。」の一節から始まる。
5、使徒言行録 ・・・ 使徒の宣教の経緯。色々迫害されてたんだなぁということが分かる。
6、ローマの信徒への手紙 ・・・ パウロさんがローマの人たちへ宛てた手紙。読みやすいのだが、理解するのはちょっと難しいと思う。
7、コリントの信徒への手紙一  ・・・ 途中に有名な一節「愛」がある。結構感動する。
8、コリントの信徒への手紙二  ・・・  パウロさんがコリントの人たちへ宛てた手紙。
9、ガラテヤの信徒への手紙 ・・・ パウロさんがガラテヤの人たちへ宛てた手紙。以下同文。ここから内容が短くなるのでとてもありがたい。
10、エフェソの信徒への手紙
11、フィリピの信徒への手紙
12、コロサイの信徒への手紙
13、テサロニケの信徒への手紙一
14、テサロニケの信徒への手紙二
15、テモテへの手紙一
16、テモテへの手紙二
17、テトスへの手紙
18、フィレモンへの手紙
19、ヘブライ人への手紙
20、ヤコブの手紙 ・・・ ここからパウロさん以外の人が書いた手紙。
21、ペトロの手紙一
22、ペトロの手紙二
23、ヨハネの手紙一
24、ヨハネの手紙二
25、ヨハネの手紙三
26、ユダの手紙
27、ヨハネの黙示録 ・・・ 世界の終末?についての記述。ハルマゲドン?結構エグいことが書かれている。


その他、感想
・エヴァに出てくるロンギヌスの槍とか、マギの記述とかは特になかった。
・パウロさんすごい。
・黒人の人がよく使うブラザーとかはここから来てるんだろうと思う。
・旧約で対象としていたユダヤ人だけでなく、その他の人(異邦人)にも、信仰を推奨しているのがすごいと思う。


そんなんで、2冊目の感想は以上☆