総評:★★☆☆☆ きつい・・・
面白い度:★★☆☆☆ 面白さがあまり分からない
読みやすい度:★★☆☆☆ かなり読みにくい
ためになる度:★★★☆☆ ためになりそうな内容はちらほら
また読みたい度:★☆☆☆☆ また読みたくはないです・・・
トーマス・マンによる教養文学の傑作と呼ばれる小説らしい。
主人公のハンス・カストルプは気分転換のため、いとこが療養しているサナトリウム(療養施設)に短期療養として暮らすことになる。
3週間だけの滞在ということだったのだが、紆余曲折を経て結局自分も何らかの病気に侵されてしまう。
そして予定を大幅に超過したサナトリウムでの生活が書かれていく。
その中では、自分の世界を広げてくれるほどの教養の持ち主セテムプリーニや、隔離された生活の中で恋に落ちてしまうショーシャ夫人など、多くの人との出会いと出来事が描かれる。。。
と、こんな内容なのだが、とりあえずとても長い!
上巻だけでも700ページ程もあり、下巻はもっと分厚いという、なかなかガチな内容。
書いている内容も、、、かなり難解である。
カラマーゾフの兄弟もいろいろ読むのに苦労したが、それ以上に抽象的で意味が分からない文脈などもあり、読み終えるのにかなり苦労した上巻でした。
といってもそんなに物語上の波もなく、とちらかというと淡々と出来事が描かれていっており、セテムプリーニが出てくる話についてはホントに何を言っているのかが分からない。。。
色々散々だった小説でした。
これでもやっと上巻を読み終わったって所なので、下巻はもっと面白い内容を期待します。
ちなみに上巻を読み終わった限りでは、「時間の感じ方」や「隔離された環境の中の生活」というものがテーマとしてあるのかなぁと思いました。
また、村上春樹も書いていたが、死は生の対局ではない、死は生の一部であるということが書いてあった。そこら辺が興味深かったりもしました。
面白い度:★★☆☆☆ 面白さがあまり分からない
読みやすい度:★★☆☆☆ かなり読みにくい
ためになる度:★★★☆☆ ためになりそうな内容はちらほら
また読みたい度:★☆☆☆☆ また読みたくはないです・・・
トーマス・マンによる教養文学の傑作と呼ばれる小説らしい。
主人公のハンス・カストルプは気分転換のため、いとこが療養しているサナトリウム(療養施設)に短期療養として暮らすことになる。
3週間だけの滞在ということだったのだが、紆余曲折を経て結局自分も何らかの病気に侵されてしまう。
そして予定を大幅に超過したサナトリウムでの生活が書かれていく。
その中では、自分の世界を広げてくれるほどの教養の持ち主セテムプリーニや、隔離された生活の中で恋に落ちてしまうショーシャ夫人など、多くの人との出会いと出来事が描かれる。。。
と、こんな内容なのだが、とりあえずとても長い!
上巻だけでも700ページ程もあり、下巻はもっと分厚いという、なかなかガチな内容。
書いている内容も、、、かなり難解である。
カラマーゾフの兄弟もいろいろ読むのに苦労したが、それ以上に抽象的で意味が分からない文脈などもあり、読み終えるのにかなり苦労した上巻でした。
といってもそんなに物語上の波もなく、とちらかというと淡々と出来事が描かれていっており、セテムプリーニが出てくる話についてはホントに何を言っているのかが分からない。。。
色々散々だった小説でした。
これでもやっと上巻を読み終わったって所なので、下巻はもっと面白い内容を期待します。
ちなみに上巻を読み終わった限りでは、「時間の感じ方」や「隔離された環境の中の生活」というものがテーマとしてあるのかなぁと思いました。
また、村上春樹も書いていたが、死は生の対局ではない、死は生の一部であるということが書いてあった。そこら辺が興味深かったりもしました。