総評:★★★☆☆ 総評としては普通。
面白い度:★★★☆☆ 面白さ的なところでは普通。
読みやすい度:★★★★★ めっちゃ読みやすかった。
ためになる度:★★★☆☆ それなりにためになったと思う。
また読みたい度:★☆☆☆☆ 2回目は見ないかあと思う。
ブックオフで面白そうだと思って買ってみた本。
呼吸や人体とかそういったものの不思議に興味があるので、またヨガもやっているので気になったのだった。
呼吸の先生、加藤俊朗さんに詩人の谷川俊太郎さんがインタビューした内容をまとめた本。
そんなに文字も多くなくとても読みやすかった。というか1時間くらいでさらっと読めた。
呼吸は「吸う」より「吐く」の方が大事らしい。「吐く」をすると「吸う」が勝手にやってくるので、吐くが大事とのこと。
吐いて吸うが呼吸法で、吸って吐くが深呼吸とのことだった。
やはり呼吸は生きる上で重要だし、ジョジョの「波紋」や、武術のサンチンや発勁なんかの漫画などにも出てくる技は呼吸から作られることがあったりする。
なので、呼吸は人の未知なる力を生み出す元になっていると思うのだ。
呼吸を扱うことで精神も穏やかにできるし、リラックスも出来るし、本当にこの呼吸を意識することで自分も変わるし人生も変わると思っている。
そんなんで、そんな未知なる力の呼吸について、なんか面白いことが学べればなと思った。
一応読んだ感想としてはそうなんだあと思うことはいくつかあったが、そこまで強烈に覚えていないというのが印象であった。
ちなみにこの本には呼吸法のCDが付いていて、その呼吸法の実践も出来るので、時間があるときにヨガの代わりとしてやってみようかなと思った。
とりあえず、面白かった部分を抜粋していく。
・ここ一番というときは集中力を高めリラックスする必要があります。
呼吸をしてください。
仕事中や、勉強中、机に座った状態で、下っ腹を意識して、腹で吐くんです。吐くだけです。効きますよ。重要な会議のときなんかは状況の改善がはかれます。
・ちょっとわかりにくいかもしれないですけど、気には気柱があります。
目には見えにくいんですがはっきりとあります。
伊勢神宮に気柱の見える場所があるんです。そこからは天空に向かってエネルギーが通っています。
この天空とつながっている道を気柱とぼくは呼んでいます。~(中略)~
ただひとつ言えることはですね、この気柱が見えたり感じたりすることができると、自分のからだの中にこの気柱と似たようなエネルギーの通る道をつくることができるんです。
このからだの中のエネルギーの通る道をぼくは心柱と呼んでます。
心柱がからだに通りますと健康体になります。
元気で明るく生きていけます。
そうそう、心柱が立つと姿勢がよくなりますよ、気持ちがしゃんとしますね。見た目が美しいです。
・気柱の見方をお教えします。
頭の中を空っぽにしてですね、自然に見るだけです。
気の発する場所と空の間、空間を見るということです。
気柱に焦点を合わせるのではなく、気柱と自分の目の中間、あるいは気柱のちょっと手前に焦点をあてて見るのがコツです。
これを「オープン・フォーカス」と呼んでいます。
この感覚を身につける方法があります。割り箸を一本用意します。割り箸の橋を口にくわえ、右の人差し指と親指で箸をはさみます。
目の焦点を合わせる場所は、はさんだ人差し指のところです。
ここに焦点を合わせた状態で、割り箸の先端を見るんです。
先端が二本に見える。一本の割り箸が二本に見える。
このことをオープン・フォーカスの状態と呼びます。この感覚です。~(中略)~
この感じで空を見てると気柱が見えてきます。
・人間のからだは無意識に、自然の中から「気」という生命エネルギーを吸収してるんです。
このことを無意識にではなく、意識的、意図的に意志をもってするといいんです。~(中略)~
難しいですか?
じゃ、さくらの木の下に立ってください。
根がいっぱい張っているところ。軽く目を閉じて、足の裏を意識してください。
そして土の中にさくらの根がしっかりと根を張っていると思ってください。根は、しっかりと土の中から養分を吸って、大きく成長したさくらの木を支えていると思ってください。
美しい花を咲かせているさくらの木は、立派な根をもっているんだ。「立派だな!」と思うんです。
ただそう思うだけです。イメージするんです。
そうしてると足の裏から何かを感じ取ることができます。慣れてくるとはっきりとわかります。
これが木です。
エネルギーです。生命エネルギーです。
・ひとついいことを書きます。
宇宙はスピードが大好きです。
第六感が働いたら、すぐ行動に起こすこと。
言い方を変えると、直感、ひらめきが浮かんだらすぐに行動を起こすといいですよ。
・気づきと呼吸とどういう関係があるのか-。
呼吸をすることで気づきやすくなるんです。
ささやかなことに気づいていって、だんだん大きなことに気づいていきます。
いきなりじゃないんです。
だんだんとです。
具体的に「地に足をつける呼吸」で練習してみましょう。
楽な姿勢で立ってください。
足幅は、自分が立って安定する幅です。
では行きますよ。呼吸前です。
足の裏に意識をむけてください。
そして足の裏に意識を集中してください。
足の裏を感じてください。
足の裏を意識してないときは、足の裏で何も感じませんが、足の裏を意識すると何かを感じるでしょう。
(普通は人間ならだれでも感じます)
わかりにくい人は次のことをやってください。
足の裏の皮一枚を意識します。
足の裏から、皮膚一枚内側を意識してください。
今度は感じたでしょう。
では呼吸をします。あなたの感じてる「感じ」を大事にして、その「感じ」を保ったまあ、足の裏で吐きます。(ただそう思うだけです)
足の裏で吸います。(ただそう思うだけです)
足の裏で吐く。(ただそう思うだけです)
足の裏で吸う。(ただそう思うだけです)
足の裏で吐く。(ただそう思うだけです
これを繰り返してください。一分でも二分でもいいです。
次行きますよ。
今度は、地球の中心を意識します。足の裏と地球の中心とでキャッチボールをする感じです。では行きます。
吐くとき、足の裏から地球の中心に向けて吐きます。(ただそう思うだけです)
吸うとき、地球の中心から足の裏に吸います。(ただそう思うだけです)
吐くとき、足の裏から地球の中心に向けて吐きます。(ただそう思うだけです)
吸うとき、地球の中心から足の裏に吸います。(ただそう思うだけです)
これを繰り返します。一分でいいです。
はい、OKです。
では、あなたで検証です。呼吸の前を後のわずかな違い、小さな変化を意識して言葉にしてみてください。
変化がわかりましたか?
足の裏の感覚の違い、地球を意識したときと、しなかったときのからなの中の感覚の違い。
この違いがわかることを、「気づき」と言っているんです。
ほんのちょっとしたこと、些細な変化でもその「違う」ということを感じることが大切です。
小さな「違い」を感じているということは、すごく繊細なことに「気づいている」ということです。
ですからその「感じ」と大切にしてください。その「感じ」をはっきり意識できるようになったら、気づいて前進、成長しているということです。
気持ちを込めて、吐くほうに専念していると心は落ち着いて、穏やかになっていきます。
この心の変化も気づきです。
呼吸によって心が透明になっているときの気づきと、濁ったままのときの気づきとでは、気づきの深さが違うんです。
こんな感じでしょうか?
こうやって書いてみると改めて感想が分かりますね。
結構長くなってしまいましたが、今回はこれで以上☆
面白い度:★★★☆☆ 面白さ的なところでは普通。
読みやすい度:★★★★★ めっちゃ読みやすかった。
ためになる度:★★★☆☆ それなりにためになったと思う。
また読みたい度:★☆☆☆☆ 2回目は見ないかあと思う。
ブックオフで面白そうだと思って買ってみた本。
呼吸や人体とかそういったものの不思議に興味があるので、またヨガもやっているので気になったのだった。
呼吸の先生、加藤俊朗さんに詩人の谷川俊太郎さんがインタビューした内容をまとめた本。
そんなに文字も多くなくとても読みやすかった。というか1時間くらいでさらっと読めた。
呼吸は「吸う」より「吐く」の方が大事らしい。「吐く」をすると「吸う」が勝手にやってくるので、吐くが大事とのこと。
吐いて吸うが呼吸法で、吸って吐くが深呼吸とのことだった。
やはり呼吸は生きる上で重要だし、ジョジョの「波紋」や、武術のサンチンや発勁なんかの漫画などにも出てくる技は呼吸から作られることがあったりする。
なので、呼吸は人の未知なる力を生み出す元になっていると思うのだ。
呼吸を扱うことで精神も穏やかにできるし、リラックスも出来るし、本当にこの呼吸を意識することで自分も変わるし人生も変わると思っている。
そんなんで、そんな未知なる力の呼吸について、なんか面白いことが学べればなと思った。
一応読んだ感想としてはそうなんだあと思うことはいくつかあったが、そこまで強烈に覚えていないというのが印象であった。
ちなみにこの本には呼吸法のCDが付いていて、その呼吸法の実践も出来るので、時間があるときにヨガの代わりとしてやってみようかなと思った。
とりあえず、面白かった部分を抜粋していく。
・ここ一番というときは集中力を高めリラックスする必要があります。
呼吸をしてください。
仕事中や、勉強中、机に座った状態で、下っ腹を意識して、腹で吐くんです。吐くだけです。効きますよ。重要な会議のときなんかは状況の改善がはかれます。
・ちょっとわかりにくいかもしれないですけど、気には気柱があります。
目には見えにくいんですがはっきりとあります。
伊勢神宮に気柱の見える場所があるんです。そこからは天空に向かってエネルギーが通っています。
この天空とつながっている道を気柱とぼくは呼んでいます。~(中略)~
ただひとつ言えることはですね、この気柱が見えたり感じたりすることができると、自分のからだの中にこの気柱と似たようなエネルギーの通る道をつくることができるんです。
このからだの中のエネルギーの通る道をぼくは心柱と呼んでます。
心柱がからだに通りますと健康体になります。
元気で明るく生きていけます。
そうそう、心柱が立つと姿勢がよくなりますよ、気持ちがしゃんとしますね。見た目が美しいです。
・気柱の見方をお教えします。
頭の中を空っぽにしてですね、自然に見るだけです。
気の発する場所と空の間、空間を見るということです。
気柱に焦点を合わせるのではなく、気柱と自分の目の中間、あるいは気柱のちょっと手前に焦点をあてて見るのがコツです。
これを「オープン・フォーカス」と呼んでいます。
この感覚を身につける方法があります。割り箸を一本用意します。割り箸の橋を口にくわえ、右の人差し指と親指で箸をはさみます。
目の焦点を合わせる場所は、はさんだ人差し指のところです。
ここに焦点を合わせた状態で、割り箸の先端を見るんです。
先端が二本に見える。一本の割り箸が二本に見える。
このことをオープン・フォーカスの状態と呼びます。この感覚です。~(中略)~
この感じで空を見てると気柱が見えてきます。
・人間のからだは無意識に、自然の中から「気」という生命エネルギーを吸収してるんです。
このことを無意識にではなく、意識的、意図的に意志をもってするといいんです。~(中略)~
難しいですか?
じゃ、さくらの木の下に立ってください。
根がいっぱい張っているところ。軽く目を閉じて、足の裏を意識してください。
そして土の中にさくらの根がしっかりと根を張っていると思ってください。根は、しっかりと土の中から養分を吸って、大きく成長したさくらの木を支えていると思ってください。
美しい花を咲かせているさくらの木は、立派な根をもっているんだ。「立派だな!」と思うんです。
ただそう思うだけです。イメージするんです。
そうしてると足の裏から何かを感じ取ることができます。慣れてくるとはっきりとわかります。
これが木です。
エネルギーです。生命エネルギーです。
・ひとついいことを書きます。
宇宙はスピードが大好きです。
第六感が働いたら、すぐ行動に起こすこと。
言い方を変えると、直感、ひらめきが浮かんだらすぐに行動を起こすといいですよ。
・気づきと呼吸とどういう関係があるのか-。
呼吸をすることで気づきやすくなるんです。
ささやかなことに気づいていって、だんだん大きなことに気づいていきます。
いきなりじゃないんです。
だんだんとです。
具体的に「地に足をつける呼吸」で練習してみましょう。
楽な姿勢で立ってください。
足幅は、自分が立って安定する幅です。
では行きますよ。呼吸前です。
足の裏に意識をむけてください。
そして足の裏に意識を集中してください。
足の裏を感じてください。
足の裏を意識してないときは、足の裏で何も感じませんが、足の裏を意識すると何かを感じるでしょう。
(普通は人間ならだれでも感じます)
わかりにくい人は次のことをやってください。
足の裏の皮一枚を意識します。
足の裏から、皮膚一枚内側を意識してください。
今度は感じたでしょう。
では呼吸をします。あなたの感じてる「感じ」を大事にして、その「感じ」を保ったまあ、足の裏で吐きます。(ただそう思うだけです)
足の裏で吸います。(ただそう思うだけです)
足の裏で吐く。(ただそう思うだけです)
足の裏で吸う。(ただそう思うだけです)
足の裏で吐く。(ただそう思うだけです
これを繰り返してください。一分でも二分でもいいです。
次行きますよ。
今度は、地球の中心を意識します。足の裏と地球の中心とでキャッチボールをする感じです。では行きます。
吐くとき、足の裏から地球の中心に向けて吐きます。(ただそう思うだけです)
吸うとき、地球の中心から足の裏に吸います。(ただそう思うだけです)
吐くとき、足の裏から地球の中心に向けて吐きます。(ただそう思うだけです)
吸うとき、地球の中心から足の裏に吸います。(ただそう思うだけです)
これを繰り返します。一分でいいです。
はい、OKです。
では、あなたで検証です。呼吸の前を後のわずかな違い、小さな変化を意識して言葉にしてみてください。
変化がわかりましたか?
足の裏の感覚の違い、地球を意識したときと、しなかったときのからなの中の感覚の違い。
この違いがわかることを、「気づき」と言っているんです。
ほんのちょっとしたこと、些細な変化でもその「違う」ということを感じることが大切です。
小さな「違い」を感じているということは、すごく繊細なことに「気づいている」ということです。
ですからその「感じ」と大切にしてください。その「感じ」をはっきり意識できるようになったら、気づいて前進、成長しているということです。
気持ちを込めて、吐くほうに専念していると心は落ち着いて、穏やかになっていきます。
この心の変化も気づきです。
呼吸によって心が透明になっているときの気づきと、濁ったままのときの気づきとでは、気づきの深さが違うんです。
こんな感じでしょうか?
こうやって書いてみると改めて感想が分かりますね。
結構長くなってしまいましたが、今回はこれで以上☆