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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

168冊目:「やっぱりこれで運がよくなった!」

2018-09-17 17:53:57 | 
総評:★★★★☆ いい感じに面白かった。
面白い度:★★★★☆ いい感じだった。
読みやすい度:★★★★★ 読みやすい。
ためになる度:★★★★☆ けっこうためになった。
また読みたい度:★★☆☆☆ もっかいはそこまでいいかも。



とあるブロガーの人がオススメしていたので読んでみた。浅見帆帆子さんという方が書いた本。


運が良くなるにはどうすればよいか?という内容が描いてあるように思えるが、
メインとしては、運というよりかは、見えない直感やシンクロなどの力についてどう捉えてどう引き寄せていくってどう使っていくかといった、スピリチュアル的なことについて書いてあった。
もちろん自分は結構好物な内容だったので、あっという間に読みきってしまった。

感想としては、シンクロとか、直感とかをもっと信じて、それを人生で有効に使っていこうというところが分かった。
シンクロというのは起きると自分に対しての何らかのメッセージと捉えた方がよいとのことで、
これをうまく使っていくと、人生がうまく流れるとのことだった。

なのでその前にシンクロとはどういうもので「これはシンクロ」だと認識できることが一つのステップであるということだった。
自分では今までシンクロというか、偶然というものはやはりいろいろ経験してはいるのだが、
これを意識的に捉えることはしてこなかった。

しかしシンクロを意識的に捉えて、これはこういう兆候だという「気づき」につなげると
いいように幸運が舞い込んだり、思っていたことが実現したり、そういったいいことが起こってくるらしいので、
そういった意識を今後していこうと考え方が変わった。

突然の思いつきなどの直感もそうである。突然ふと何かを思い出すということや、何かがきっかけであるものに興味を持ったり、第一印象でピンとくるものは、やはり何かの縁があってそうなっているとのことだった。なのでこちらもシンクロと同じように意識していくといいということだった。
そういうことで考え方が変わるいいきっかけになったなと思う。


最後に興味深かった内容について抜粋する。

・この雑誌は誰でも知っている情報誌というわけではないので、ちょっと驚きました。国内外の風景の写真がきれいなので私はすごく好きですが、知らない人はたくさんいると思います。それなのにこうして続けて話が出たのです。
 でも、このようなことが重なったとしても「だからなんなの?」と思いませんか?
結局は、たまたま同じ話が重なっただけのことですよね。私が意識していたわけでもない、この雑誌が前から気になっていたわけでもない、この雑誌と聞いて思いつくなにかがあるわけでもない・・・だからそのときも、「また重なったなあ」と思いながらも、そのまま放っておきました。
 すると、そのあとどれくらい待ってみても『Sー』に関係のある仕事や、「やっぱり関係のあることが起こったなあ」と感じるような出来事は、なにも起こらなかったのです。
 ということは、「一体このシンクロはなんのお知らせなんだろう?」ということです。
 このようなシンクロはたくさんあります。基本的に似たような話が集まってくるのですが、仕事に活かすべきことなのか?プライベートに関係があるのかもよくわからない、ただただ似たような話が重なって起こるのです。そして、興味がないのでそのままにしておくと、やはり、先にはなにも起こりません。
 このことから、いくら同じような話がシンクロして集まってきたとしても、そこに自分の意識が入らなければ現実にはなにも起こらないということがわかりました。

・これを考えるために、どのようなときにシンクロが起こりやすかったかを振り返ってみました。すると、シンクロが起こるときはいつも「自分の精神レベルが高い状態にあるときだ」ということが分かったのです。(精神レベルに関しての詳しい説明については、私の前著を参考にしてください)。
 ●毎日楽しい気持ちで過ごしているとき。
 ●家族や友人やまわりの人たちに対して穏やかな気持ちでいるとき。
 ●余計な不安や心配をせずに、そのとき目の前にあることを一生懸命しているとき。
 ●部屋(家)や身のまわりが整理整頓されて、さっぱりときれいなとき。
 ●自分が心から楽しいと思えることに没頭しているとき。
 ●自分の今の状況に感謝していて、すべてのことに「ありがたいなあ」という気持ちで肯定しているとき。
 このような状態のとき(=精神レベルが高いとき)には、面白いシンクロ現象が頻繁に起こります。タイミングの良いことが起こるようになるのは精神レベルが上がったときの特徴なので、逆に考えると、シンクロを起こしたいと思ったら精神レベルを上げればいいということです。

・すべてその人の指針レベルに応じた人が現れるようになっています。仮になにか魂胆があって相手に近づくと、はじめはうまくいっているように思えても、先に進むとどこかでトラブルが起きて嫌な思いをしたり、知り合いはしてもそこ止まりであったり、お互いを信頼できるような関係にはなりません。自分が相手を利用しようと思っていれば、そういう精神レベルのときに出会った人なので、向こうもこちらを利用しようとして近づいているわけです。
 逆に、「こんなによくしてもらってあの人は本当に素晴らしい人だ」と感じる人がまわりにいる場合は、あなたもその素晴らしい人に見合う精神レベルにいるということです。
 人との出会いで、自分の精神レベルを簡単にチェックできる方法があります。
 日常生活で関わる人の応対を見ればいいのです。まわりに起こることに偶然はありませんから、日常生活でふと接する人は、自分の精神レベルを測るのにはぴったりです。

・人と人との出会いには偶然はありません。お互いに意識を持っているもの同士として出会うわけですから、ただのものとの出会い以上に、なにか意味があって出会っているわけです。
 残念ながら出会った意味が初対面でわかることはなかなかありません。普通は時間をかけて相手のことを知り、だんだんと関係が深くなっていくものですよね。
 ところが、出会った瞬間に、明らかに自分にプラスになる(利害的な意味ではなく、よい影響を与えてくれるような人)と感じたり、逆に足を引っ張られそうなどのマイナスの感情を感じる場合もあります。
 よい波動やオーラのある人には引きつけられ、自分に合わない波動の人には自然に反発を覚えるわけです。それが、あなたが漠然と感じる「なんだかこの人は◯◯な気がする」という感覚なのです。すごく重要な情報として、自分の直感がちゃんと教えてくれているのです。

今までの私の本の中で、運をよくする方法のひとつとして、
 ●なんだか好きだなと思う人
 ●また会ってみたいと思う人
 ●やる気を起こさせてくれたり、刺激を受ける人
 ●一緒にいると気分がいい人、明るい気分にさせてくれる人
 ●居心地のいい人
 ●なんでもうまくいっているように見える人、運がいいと思う人
 ●自分より精神レベルが高いと思われる人
このような人とはできるだけ一緒にいるようにする、と書きました。自分より少し精神レベルの高い人と一緒にいると、自分も引っ張りあげられるからです。

・直感には自分の感情や希望が入っていないので、どうしてそれを思いつくのかも、それをするとどうなっていくのかも、その時点ではわかりません。
 さらに、それを感じたときに「これが直感ですよ」という合図があるわけではないので、自分が頭で考え出したことなのか直感なのか、わからなくなるときがあります。
 このときに大事なのは、「ふと思いついたことを自分が直感だと認識するかどうか」なのです。
 だから、ふとなにかを思いついたときに、変な理由付けをしないことです。
「私は今までこうだったから、こう考えたんだろう」とか「さっきまであれをしていたからその延長で思いついたんだろう」というような、都合のいい理由を頭でひねり出さないことです。
 実行する前から、それがうまくいかなかったことを考えて、「きっと無駄だろう」という今までの常識で先を判断するのは、本当にもったいないことです。
 つまり、素直な人のほうが直感を早く利用できるのです。
 自分自身がふと思いつくことが、自分にとって悪いはずがないと思いませんか?
 自分の感覚に、もっと自信を持つべきです。

 過去の経験からくる判断や感じ方を捨てて、自分の本当の思いに正直になると、ますます直感がやって来るようになります。
 これは、すごく便利であると同時に、自分自身が楽になります。
 本音で好きなほうを選べばいいのですから、「どっちにすることが早道か」とか、「どうすれば流れに乗ることができるのか」というようなことは、考えなくてすむようになるのです。

・ここまでの話をまとめると、結局、「自分の本音と直感が自分にとってはベストな情報である」ということになります。自分の本音を確認するために、占いのような情報を存在する、ということです。
 占いでよくないことを言われて、それでやめようと思う程度のことはその程度であり、よくない結果を聞いてもするときはするのです。そして自分の本音の通りに進んでいったことであれば、たとえそれが占いの結果と違う方向であっても、最終的に、自分にとってプラスに変えることができるのです。
 だから、占いの結果や占い師の言葉で方向を180度変える必要はないと思うし、占い師の側も、変えさせるような言い方は避けてほしいと思います。
 占い師の役目は、その人が自分で選ぶことができるように、今分かっている情報を伝えて、助言するものだと思うのです。
 私のまわりにも尊敬する占い師が何人かいますが、その中のひとりであるAさんは、いつも「あくまでその人の希望と意志を優先する」というスタンスをとっています。
 だから、なにかについて聞かれたときに、あまりよくない流れがわかったとしても、ひととおりの状況を見たあとに、「それで、あなた自身はどうしたいんですか?」と、相手の本音を聞くのです。
 本人が納得した上で、自分で選び、その結果起きたことであれば、必ずその人にとってプラスの結果になる、という姿勢が根本にあるからだと思います。

・誰にでも、「こうなることが幸せである」というような価値観があります。
 これは、その人のそれまでの経験や、まわりの人の意見、育ってきた環境によって、長年の間に作り上げられてきたものです。
 私も含め、誰でも自分の価値観に基づいて、「◯◯となることが成功」「こうなってほしい」「こうなることは不幸なこと」と判断して進んでいるのです。
 この価値観を大人になってから変えるのは不幸なことです。なかなか変わらないから価値観なのであり、ちょっと人に忠告されたり、なにかに感動するくらいでは、ほとんど影響されません。
 そして、誰でも自分の価値観が唯一絶対に正しいと思っているのです。ですから、他の価値観の上にある「幸せ」には、なかなか気付くことができません。
 ところが、人生がひっくり返るような大きな「事」が起こると、この信じ込んできたものを変えざるをえないことになります。
 カルマとして避けられないような大きな「事件」は、このなかなか変わらない価値観を変え、変化を起こすチャンスにもなるのです。外側の事件によって強制的に変えてもらうことにより、自分の本当にやりたいことや、大切なことがわかってくることがあるのです。

・カルマとして起こる「事」こそ、自分にとって経験しなければならないものだとすれば、小さなことも大きなことも、本当にすべてのことは自分にとって必然であることがわかります。偶然はなにひとつありません。
 これを本当に実感すると、なにかが起こったときに「良い悪い」では判断しないようになります。起きた事実だけを素直に認めてそこからスタートすると、はじめに「悪い」と思ったのは、まわりや自分が勝手に決めていた価値観であったことに気付きます。そして、一見悪いと思っていたことが、すごく良いことにひっくり返ってしまうので、「悪いことが起こる」という感覚自体がなくなっていくのです。
 なんでも自分で決められるという自由な気持ちになるので、どんどん楽になっていき、「こうなることが絶対に◯◯」という枠がなくなり、次に起こることを楽しみに待つ感覚にもなります。カルマの法則を知ったことで、むしろ、なににもとらわれない自由なものになるような気がします。この状態になると、ますます、自分の心がワクワクすること、うれしくなること、好き、という思うことだけをしていてうまくいくらしい、と実感するようになります。
「良い悪い」という枠が外れて柔軟になるので、起きたその「事」自体を楽しめるようになるのです。

 ところが、一番はじめからすべての人に「あなたの好きなことだけをしていればうまくいくのです」と言うわけにはいきません。これは上級者レベルの話であり(私もまだまだ修行中です)、この意味がわかるには、まずは「良い行いをしていると良いことが起こる」という、身のまわりの波動や意識について理解するところから始まると思います。赤ちゃんに、いきなりおいしいグルメを食べさせても味はわからないし、価値もわからないのと同じです。順番があるということです。
 まずは、
 ●身のまわりには、その人の精神レベルに応じたことがやってきている。
 ●身のまわりで行いをよくして、いつも心を明るく感謝する状態にしておくとプラスのパワーがたまり、自分の他の部分でのトラブルを解決してくれる。
 ●自分の心と同じ状態のことが外側にシンクロして起こる。
 ●心にマイナスがなくなって空っぽの状態になると直感やインスピレーションがさえ始める。
 とうようなことを実感するところから始まるのです。

・「自分に起こることはすべて自分にとってベストである。」逆に言うと、「どんなことでも自分にとってベストなことにひっくり返すことができる」ということを考えると、結局は、「『偉大な何か』にすべておまかせ」というスタンスでいいのだと思います。人間としての私たちは、起きたことをそのまま受け入れて、ひとつひとつを楽しんで終了すればいいのです。
 同時に、それを乗り越える情報が、シンクロや直感を通して降ってきているので、心配することはありません。


いろいろ長くなってしまったが、こんな感じでしょうか?
今回もなんか心が楽になる系の本にであえて良かったと思います。そんなんで以上☆