胃生検の小部屋にようこそ。ある班会議で「消化管腫瘍の病理診断の標準化」という難しいテーマをいただいており、仕事の一環としてこのブログを開設いたしましたが、教育的症例や興味深い症例の病理写真をいろいろアップロードしていきたいと思います。同業者の皆様、忌憚のないご意見をよろしくお願いします。
本日は手始めに胃型腺腫(幽門腺型腺腫)をアップします。表層部で少し背の高い細胞が胃腺窩上皮型の細胞で、その直下に幽門腺型の腺管が密在するのが特徴です。これらの腺管の間には狭い間質が介在し、融合や不整な分岐はみられません。核は小型円形ですが、通常小さな核小体が観察されます。
胃型腺腫(幽門腺型腺腫)はその存在すら信じないヒトも多いのですが、百聞は一見にしかずです。ガラススライドを沢山見たい方はご連絡ください。
まずは弱拡大からどうぞ。
本日は手始めに胃型腺腫(幽門腺型腺腫)をアップします。表層部で少し背の高い細胞が胃腺窩上皮型の細胞で、その直下に幽門腺型の腺管が密在するのが特徴です。これらの腺管の間には狭い間質が介在し、融合や不整な分岐はみられません。核は小型円形ですが、通常小さな核小体が観察されます。
胃型腺腫(幽門腺型腺腫)はその存在すら信じないヒトも多いのですが、百聞は一見にしかずです。ガラススライドを沢山見たい方はご連絡ください。
まずは弱拡大からどうぞ。