皆様ごきげんよう。予約しておきながら当日には取りに行かず、しかもそのあとやっぱりビリーロックステーションとかを飲んでいたので放置していた今年のボジョレーヴィラージュを今飲んでます、黒猫でございます。
今年購入分ボジョレーヴィラージュヌーヴォー。ペットボトルだと瓶より軽くていいし1Lでお得なので何気に嬉しい。
いざ飲もうとしてみたら、蓋に賞味期限シールが貼ってあり、「賞味期限：081127」となっておりました。
過 ぎ て る YO ！でも飲む。
今飲んでみましたが、問題ありません。胃腸の強さには自信があります。負ける気がしないぜ。
出来を訊かれてもわからないんですが、まあ若いワインだなーという感じはします。ゴクゴク飲めちゃう。（残念な味わい方だな）こないだ外で飲んだグラスのボジョレーよりは美味しいです。
ワインといえば、この間Ｂックオフに行ったとき、105円本コーナーで「スーパーで買えるワインの本」というのを買いました。たまに情報誌などでワイン特集を見ますが、手の届かないお値段のワインを見せられても記憶に残らないし参考になりません。わたしにはこのレベルで十分なんです。～\500、～\1,000、～\1,500、～\2,000、\2,000～という値段別に画像つきで色や味の情報が載っています。いいなコレ。今後参考にしたいとは思いますが、買うお店がほぼ決まっているので、そこになければ買わないかもなあ。
それはさておき。
たまには漫画の感想を。
『ランダムフライ』（西川淳著、メディアファクトリー）
石田ユミは14歳の中学生。ごく普通の、と言いたいところだが、彼女には特殊能力があった。自分の意思に関係なく、突然ランダムにどこかにテレポートしてしまうのだ。ある時は密漁船に、ある時は紛争地帯の銃撃戦のさなかに、ある時はどこなのかもわからない森の中に。
この能力のせいで、ユミは常に重装備。どこに行くにも背負っていくバックパックの中には、どんな状況でも生還できるように、サバイバルグッズが詰め込まれている。この能力のことを母だけは知っているが、実はひとつだけ、母も知らない、能力を意図的にコントロールできる方法（テレポート先は指定できない）があった。それは「男の人に胸をもんでもらう」というとんでもない方法で・・・？
というようなお話。
この作品、実はこれで2度目のリニューアルです。
全2作はぶんか社から出版されていたホラー少女漫画（『FLY』『FLY とんでもテレポートガールユミ』）だったんですが、何故か連載途中でのリニューアル→連載終了？→新シリーズ開始という運びになっていて、そのたびにちょっとずつ設定が変わっています。ホラーM時代のリニューアルは年齢等は変えてなかったと思うんですが、今回結構変わっています。高校生→中学生に。まさかのロリ化・・・いえ、なんでもありません（笑）。
わたしは初代のFLYが好きだったので、そのまま連載を続けてほしかったんですが・・・結構未回収の伏線がいっぱいあって、これから新展開、みたいなところで終わったような気が。ずっと出てこなかったユミのお父さんとか出てきた（単行本未収録）のに。あれはどうなったんだ。
今回は掲載雑誌も変わったので、設定どころか絵柄も結構変えてきています。個人的には前のほうが断然好き。なんかロリ化して表情が乏しくなった気が。
ホラー漫画には珍しい、とても個性的な絵柄と構図でかなり好きな方です。なんというか、血みどろ～とか心霊～とか、そういうありきたりのホラーとは違う路線な感じがしました。いやもちろんそういう描写はあるんですが、あくまで明るい印象で、ホラーだけどコメディ的で斬新な感じがしていたのです。あの頃結構読みきりもたくさん描いていたと思うんですが、単行本になってないんですよね。
でも『ランダムフライ』の前に週刊少年チャンピオンでも連載を持たれた（『王様のオーパーツ』）し、もうホラー少女漫画は描かないのかなあ。FLYはその路線でよかったと思うんですが。フラッパーって少年誌・・・なのかなあ？よく知りませんが、微エロ設定が入ったあたりそうなのかなと。
作者さんの公式ブログによると、アンケートがいい、もしくは単行本の売り上げがよければコミックフラッパーで続きも連載されるようです。雑誌は買っていないので、単行本購入で貢献したつもりですが、どうかなあ。
個人的には一押しの漫画家さんです。機会があれば是非。
ちなみに作者さん、奥様も漫画家だそうですが、どなたなんだろう。
