皆様ごきげんよう。昨日、チベット展に行って参りました黒猫でございます。
いつもの通り前売りを買ってあって、開館前に行ったので人もそう多くなく、比較的ゆったり見られました。
人が割と少ないので、喋る声が結構大きく響きます。同じようなペースで回っている人の中に声の大きい老夫婦がいて、その会話が耳に入ると鑑賞に集中できないのでその老夫婦と離れようと何個かは流し見してその夫婦との距離を開けたんですが、どうしても追いつかれてしまい参りました。
いや、話が展示に関係ある内容ならまあいいんですが、たとえば「チベットの医療」という展示のところなどでは「医療ですって。インフルエンザとかあったのかしらねー。今はやって大変よね、あれも注射が効く人と効かない人がいるって言うし、知り合いのナントカさんなんか大変なことに」とか、どんどん別の話に。
喋るなとは言わないけど、それ今この場で喋らなきゃいけないこと?と思ってしまいました。
もっと人が多くてうるさいどころか展示がよく見えない状態だってありうるのに、我ながら心が狭いです。
一緒に来て中で別れて出口で合流した友達にこの話をしたら、「その人たちを先に行かせてあとからゆっくり見ればよかったじゃん」と言われました。ソレダ!馬鹿だなあわたし。
ちなみに展示は思ったより数が少なかったですが、結構よかったです。十一面千手観音が圧巻でした。
法具とか儀礼用品は初めて知るものが多かったなあ。高僧の骨を使用して法具を作ったりするの、知りませんでした。
何か買おうと思ってたんですが、今回のミュージアムショップは商売っ気がありすぎというか、お店の人がやたら話しかけてきて微妙でした。
でもそのうち行ってみたいなチベット。
このあとお昼を食べてから、「カールじいさんの空飛ぶ家」(前売券購入済)を観るために池袋に移動して、上映されている劇場に向かったんですが、
な に こ の 長 蛇 の 列 。
わたしたちは前売り券を持っていたので、ここは関係なく直接劇場に入ればいいのかと思っていたら、座席指定券と引き換えるためにやっぱり並んで下さいと。
前売り意味なくね?
しょうがないので列に並んでは見たものの、窓口は1Fなのに5Fまで階段を上がって列に並ぶ羽目に。
少しずつ列は動きますが、わたしたちが入りたかった13時からの上映(字幕)には全然間に合わず、それどころか14時の時点でようやく1Fまで降りてきた感じ。やっとだ、もうすぐだ、と思ったら、その列はそのまま窓口に並ぶのではなく、地下に続く階段に潜っていました。
心が折れたよ。
友「これさ、次の回にも間に合わなくない?」
私「多分。その次の回も微妙かも」
友「・・・もうさ、平日の夜に出直さない?」
私「・・・そうしよっか」
というわけで、わたしたちは1時間を無駄にした挙句、またの機会にということで帰って参りました。列から離れる際、後ろに並んでいた女性が「ああ、せっかく今まで並んでたのに」と呟いてましたが、だってもう疲れたよ。心が折れたよ。諦めたのでここでゲームオーバーだよ。いいよもう。
窓口をよく見たら「ワンピース」「ワンピース以外」と紙が貼ってあり、ワンピースの映画を観るための列が劇場の外に20mくらい連なっていました。
ワンピおそるべし、と思いながら帰宅しましたが、昨日が初日だったんですね。だからってあの列。おそろしや。
ああ、こんなことなら全国共通の前売りを買うんじゃなくて、ネットで席まで指定して買えるやつ買えばよかった。ああん、カールじいさあん。
近いうちに「カールじいさん」再挑戦します。平日の夜なら多分ワンピに邪魔されずに見られるはず。・・・頼むよマジで。