満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

いまいちな日

2012-04-12 05:14:24 | 雑記

皆様おやすみなさい。(えっ、斬新)就寝前の黒猫でございますよ。うん、まあ、夜明けだけどな。そのへんはまあ察してくれたまえよ君。ホラわたし日光に当たると死ぬタイプのアレだから。あ、エイプリルフールはとっくに過ぎてましたねそうですね。サーセンwww

こいつ冒頭からウッゼェ、と思った皆様、すいません。
わたくし昨日、地下鉄の某駅でタイバニのガシャポンがあったのでやってみたら外側のプラスチックのボールが半分だけしか出てこなかった(中身が出てこなかった)ので大層むしゃくしゃしておりますの。何コレガシャガシャ詐欺?
どこかのお店に設置されているガシャポンなら、そのお店に文句を言えばいいんだと思いますが、駅構内での出来事で、誰に文句を言えばいいのかわからない。しばらくはお前自販機泥棒かよというレベルでガシャポンの機械の取り出し口に手を突っ込んで調べてみたんですが、いい大人が怪しすぎるだろと思いしぶしぶ諦めました・・・貴方を信じてみようと思ったのに!(誰を)

もう二度と駅のガシャポンなんかやらないもん。あのガシャポンはタナトスの声を聞けばいいと思う。



ところで昨日、友達に映画の試写会に誘われていたので行ってきました。会場が神保町だったので、ちょっと早めに出て、九段下でちょいと桜を撮ってみました。



これだと今が満開な風にも見えますが、肉眼で見たらもう結構散ってました。今週末はもうお花見は厳しいですかね。それにしてもこの季節はやはり日本人でよかった、と思いますね。桜はいいものだ。

で、もう一個目的を果たしてきました。

九段下の駅のすぐそばに昭和館という博物館?があるんですが、そこの特別企画展で今昭和の紙芝居というのをやっています。これをね、展示期間中に行けるようなら観に行きたかったのです。



なんせ黄金バットさん展示されてるからね。それだけ。
わたしが週に一度のお楽しみにしていたニコ動でのアニメの黄金バットはもうすぐ終わってしまいますが、元ネタは紙芝居が発祥です。なので、観ておきたかったの。(どこまで好きなの)

この昭和館、何度も前を通り過ぎたり、駅方面に戻る時に通り抜けさせてもらったりしてましたが、入ったのは初めて。博物館なのね・・・。
でも今回常設展示は見ず、紙芝居の特別展示だけ見てきました。(※無料)

で、バットさんですが。

そのファッションどういうことなの・・・。

特に上のリンクで言うと一番上の列の左から二番目。ポルトガルから火縄銃売りにきました的な恰好にはどう反応すればよいのやら。アトランティス出身ってのはアニメ限定設定なのかな。

紙芝居がオリジナルなんでしょうが、造作も割と怖い。歯が欠けていらっしゃるじゃありませんか。アニメのバットさんは眼窩が全部黒抜きで多分空洞ですが、紙芝居のバットさんには目があるのがいけないんじゃないかな。どっちかというと水木しげる先生の描く妖怪系です。正義の味・・・方?みたいな。

しかし紙芝居黎明期には子供たちは夢中になってバットさんの活躍を見たようですよ。そしてアニメオリジナルかと思われたナゾー様やマゾ様は紙芝居版にもちゃんと出ておられたようです。ただ、ヤマトネ一味は全く出ておらず、バットさんと絡む一般人は少年探偵のマサオ君とかそんな感じでした。ヤマトネ親子やマリーちゃんですら掠りもしないんだから、ましてやダレオなど。(出るはずもない)

しかし見れば見るほど不思議なヒーローですよね。造作が怖いということ以前に、いまいちコミュニケーションが取り切れない感を色濃く残したまま、アニメは終わってしまいそうです。

バットさん目当てだったので、他の紙芝居の演目は流し見程度に見るだけだったんですが、戦中戦後の作品の暗いこと。やだよーあんなの。バッドエンドってレベルじゃねえぞ。
作品名は失念しましたが、激戦地にいる子持ちの兵隊さんが、「息子は自分亡き後果たして立派な兵隊になってくれるだろうか」と案じて、父がいなくても立派な兵隊になれよ、というような趣旨の手紙を送ったあと戦死してしまう話なんか、もうホントやるせないとしかいいようがない。息子が成人する頃まで戦争が続く国なんておかしいだろ幸せじゃないだろ。でもきっとそういう発想ができない思想教育をされていたんだろうなあ。あーもー。


そんなのを観た後だったせいか、試写会の映画は半分以上寝てしまったのでレビューできません。サーセン・・・。でも誘ってくれた友達はB級だったって言ってました。
CGの進化はとどまるところを知らないですが、やっぱりストーリーってとても大事ですよね。あんま観てないけど(笑)。
コメント
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